今やGoogleにも載るようになった八潮秘宝館がまたぞろ開館するという。
辰巳のプールからの送迎バスが到着した新木場から八潮へ行く道は2通り。
- 武蔵野線直通で南流山まで行きTXで八潮へ。
- 京葉線で八丁堀まで行き、八丁堀から日比谷線で北千住まで行き、北千住からTXで八潮へ。
ちょうどお昼時ということもあり、また久しぶりに北千住の「珍来」で麻婆豆腐を食べたい。
それで後者を選ぶことにした。
「珍来」というのは東京の北東部に店舗を展開する平凡な中華料理店である。
(決死モデル:チームY間宮)
しかしここの麻婆豆腐は、最近の「四川風」だかいうしびれるようなアレが入ったものではない。
昔ながらの街中華の味をそのまま守っている。
日本人が日常で食べる麻婆豆腐はこれでいいのだ。
しびれるような辛さは池袋北口とか西川口あたりで中国人向けに出す店で出せばそれでいい。
あくまで日本人向けの味も守ってほしいのだ。
さて、食べるもの食べたら八潮へ行くことにしましょう。
北千住からのTXはちょうど区間急行が来た。
急行だと一気に南流山まで連れていかれるし、各駅停車だと青井だの六町にも泊まるのでかったるい。
区間急行であればちょうど八潮が次の駅になる。
そして八潮に到着し、八潮秘宝館を目指すことにする。
京成バスの潮止橋南のバス停を降りると、ちょうどコミュニティバスが出てきた。
珍来で時間を食っていなければ、もしかすればこのバスに乗れたかもしれない。
京成バスだと10分ぐらい歩くが、コミュニティバスだとバス停からすぐなのだ。
八潮秘宝館は呼び鈴が壊れているので、携帯で呼び出すのだが今回は既にガレージで宴会の真っ最中であり、呼び出す必要すらなかった。
(決死モデル:チームY宇崎)
ちなみに今回の宇崎の衣装は、オリンピック・・・いや、パラリンピックイヤーにちなんで1992年バルセロナパラリンピックのキャラクターである「Petra」。
入ってみると、既に何人かが宴会の最中だった。
年末年始を過ごしており、本来であれば元旦に帰るはずだったというラブドール撮影の大家SAKITAN氏や、一度欠損バーでお会いしたことのある女性ラブドールオーナー・ひつじちゃんさんや。四六時中ドールと一緒のらすかるさん等、物凄い磁場を発していた。
そこに手足のないフィギュアを世界中で撮影して回る自分が加わってまたぞろ磁場が強化されたということになる。
自分も本当はラブドールをお迎えしたいが保守管理の方法が分からずファッションセンスも無く、SAKITANさんの所の子のくらい幸せにできるかどうか分からないので購入を躊躇しているという話をすると、
「幸せだなんてとんでもない。むしろ不幸にしている。いろいろなポーズを取らせることはドールに負荷を与え寿命を縮めているのだ。特に骨格」とのこと。
しかし、自分の場合、前提として手足は全く必要ない。手足なんてあったらラブドールなんて買う意味がない。
SAKITANさんは「なら4woodsなんかどうですか。トルソーもありますよ」という。
4woodsねえ・・・
4woodsさんから新作が発表。
新ラブボディ「Sweetie(スウィーティー)」トルソータイプ
89cm(アンダーバスト68cm) ウエスト:62cm ヒップ:100cm!https://t.co/Hb1lvWrKIk #4woods #ラブドール pic.twitter.com/qP349D87T0— SAKITAN@C97ありがとうございました (@yukityan129) November 2, 2017
正直、4woodsは精巧で魅力を感じる。
しかしガチ欠損勢としてはあの断端がどうも気に入らない。あれじゃ単なる洋品店のトルソじゃないか。
「あれはね、それなりの意味があってやってるんです」
そうだったのか・・・
今回は「ブレードランナー祭」であるというが、一体全体どこがブレードランナーなんか皆目見当も付かない。
そのあたりを館長の兵頭氏に聞いてみると、
「映画のブレードランナーですよ」
「ブレードランナーというと、あのパラリンピックの競技用義足のイメージしかなかったもので」
「欠損フェチのマカさんならそうでしょうね」
理解のされ方がもう。。。
下に降りると、らすかる氏の様々な伝説の話になっていた。
らすかる氏の名刺にはミャンマーの電話番号まで書いてある。
ミャンマーに造詣が深いのだろうか。
ちなみに自分自身もミャンマーには行ったことがある。
- (2017.12.10)夕焼けミャンミャン
- (2017.12.11)ヤンゴン駅めぐり
- (2017.12.11)【事件現場を歩く】アウンサン廟爆破事件
- (2017.12.12)パゴダすらフォロースルー
前回の八潮秘宝館同様、らすかる氏のところの亜矢子ちゃんとコラボ撮影させていただく。
ところで後ろにある股義足は何・・・?
館長曰く「河原を歩いてたら捨ててあったんです」という。
捨てるものなのか・・・
捨てるくらいなら欲しい所ではある。
また、自宅に住んでいるのだが自分の部屋にラブドールがあることは両親に秘密にしている、という方もおられた。
そのノウハウを自分も会得したい所である。
これは今後にわたり、重要なテーマになると思われるので。
さてー、こちらも帰る時間を意識しないといけなくなった。
八潮市のコミュニティバスの時間を調べると、16:23というのがある。
これで帰ることにしたい。
丁重にお礼を言って辞去し、バスで八潮駅へ。
そして武蔵野線で大回りして東京の西側へ向かう。
そしてこれからお年玉袋を持って、いったん基地外フェチ野郎の顔は封印し「優しい伯父さん」に擬態して年始回りをすることに。
(決死モデル:チームP桃園)
うちのメン達はカバンの底にしまって・・・