元旦そうそう八潮秘宝館

あの八潮秘宝館がまた開催される。
それも元旦から・・・

ここ最近の八潮秘宝館の楽しみは、その展示内容の他に、鍋や酒といった食事の方も楽しみだったりする。
しかし無芸大食な自分は入場料以上に食ってばかりなので申し訳ないような気もするので、今回も前回に引き続き、何か差し入れを持っていきたい。

買うのであれば、ありきたりなスーパーよりも、何か地方色のあるものにしたい。
新橋には愛媛県のアンテナショップ・せとうち旬菜館がある。
・・・とは言うものの、何しろ元旦である。
アンテナショップなんてお役所の出先みたいなところが営業しているはずもなく。

せめて成城石井みたいなところはやってないだろうか。
あそこが営業しているのであれば、とりあえずお土産になりそうで安っぽくないものが売っているはずだ・・・

ちなみに、成城石井と言うと会社で女性の部下と雑談になった時、成城石井の話が出たら「えっ!? マカ将さんが成城石井に!? 成城石井って高級スーパーですよ?」
俺が高級スーパーに行くと何か悪いことがあるのだろうか。だったら俺にふさわしい低俗な店を紹介してくれやっていうwwwww

それはともかく、「新木場から八潮に行く経路上で、元旦からやってる成城石井は無いか」という問いに対する答えはここにあった。
舞浜駅前のイクスピアリ
決死モデルチームPウメコ

まさか、場所もあろうに自分が元旦からここにいるとは思わなかった。

成城石井はイクスピアリの1階にある。
2階はいかにも「夢の国の延長」といった感じだが、1階は全く普通のショッピングセンターといった面持ちである。ごく普通のフードコートもある。
ここでチーズだの乾き物だのをしこたま買いこむ。
さて、では八潮に向けて出発しましょう・・・!
16:00の蘇我行きをやり過ごし、16:05の府中本町フーホン行きに乗る。

そして昨日のコミケで買った「津山事件の真実」という、同人誌離れした300ページ超の本を読んでみますか・・・(ただし、大半が司法省刑事局「津山事件報告書」。殺害現場や犯人の自殺現場など、現場写真も載っている)

巻頭の筆者の私事では、親戚に「頭が良すぎると何をしでかすか分からない」と言われたことが残っており、それが村の秀才でありながら不遇に過ごした本事件の犯人へのシンパシーにつながっている・・・ 旨の記述があった。
それはそのまま自分にも当てはまる。親や田舎に対する恨み言は沢山ある。今更言っても仕方なくはあるが・・・
全く健全に育った人間が、そうそうこんなおどろおどろしい事件に深く興味を持つことはないような気がする。それは事件現場をほっつき歩いている自分にも言えること。

さて、武蔵野線は南流山で降りてTXに乗り換える。
南流山からだと、八潮へは秋葉原行きの上り電車で行くことになる。

八潮秘宝館に到着した頃には、すっかり暗くなっていた。
向かいのスーパーの自販機が良い光源となり、どうにか写真を撮ることができた。
決死モデル:チームY城ヶ崎

例によって携帯電話を呼び鈴代わりにして館主である兵頭氏をお呼びして中に入る。

玄関(というかガレージの入り口)には靴が何足も脱いである。
これはかなりの人数が来ているような感じである。

今回の八潮秘宝館のテーマとしては、最初は「第二次人形大戦」であった所、諸般の事情により前回と変わらないテーマになったのだという。

ただ、新しいものも無いわけではなく、閉鎖となったラブドールメーカーの「型」を入手されたのだという。
なるほど・・・ これを型抜きして作るようになってたのね。
ちなみに、造形で感心したのは股間のワレメである(もし女性の方が読んでいたら申し訳ないです)。
この部分の造形は意外に難しいんじゃないかと思う。事実、フィギュアでもここまでこの部分について納得のいくような造形がされたものというのは見ていないような気がする。

また、アメリカでパーティーなどで軍人の子供に着せる子供用の米海軍軍服なんかも着せられていた。
また、SAKITANさんばりのお洒落な恰好なニットワンピとか。

2階では、展示物を見るのもそっちのけで全員が焼肉を食っていた。これぞ八潮秘宝館の醍醐味といえるだろう。
前回はおでんだった。

今回の肉は飛騨牛だという。
飛騨牛というのは、産地が高山の方であるというだけで、屠殺やら解体やらは別の場所でやっているらしい。ちなみに、この飛騨牛の枝肉からスーパーに並んだ状態への加工は、この八潮市内の畜産工場がやっているのだと言う。
これは和牛にも言えることのようで、「和牛」とはつまり日本の牛の精子であるが、「和牛」として成立するのはそれだけでいいのだという。
それで、ベトナム和牛だのオージー和牛などが生まれている。

その他、西日本水害の話だったりペットの話だったり、いろいろな話題が尽きなかった。

そして、60センチドールを持って来られたらすかるさんとうちの城ヶ崎を一緒に撮影。

ここ最近、等身大やドール系の方に良くしていただいているが、それは当方にしてもドール・等身大系の方にしても、ほとんどの場合絵心があるわけではく、メーカー出来合いの物をそのまま「うちの子」として使っているという共通した思いを感じるのだった。

今回の城ヶ崎は他の参加者のカメラの放列も浴びることになった。
これは結構久しぶりである。やっぱり義手は付けておいた方が相手に対する変な印象も薄らぐような気がする。

今回も色々見て、なおかつ良い物を食わせてもらった。
感謝のうちに20:40の京成バスで松戸を目指す―――

 

 

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