八潮秘宝館 〜獺祭目当てなんてダッサい真似〜

最近は開催のたびに言っていた八潮秘宝館をまた開催するという。
そして今回は何か良いことがあったようで、獺祭をふるまうという。

そりゃいいね。
一も二もなく行くことにしましょう・・・!

その「良いこと」とは、館主の兵頭氏が岩手県の松尾鉱山の廃墟で撮影しようとしていた等身大ドールがごっそり盗まれたものが、横流ししようとした店が気付いて発覚し、犯人まで判明したのだという。
かくなる上は、東銀座の岩手県アンテナショップで岩手県の物産をしこたまお土産にして祝福すると致しましょう。

ところで、その岩手県のアンテナショップが入っている東京南海ビルというと、例の軟禁パワハラ事件はあったビ・ハイアの本社がある所のはず。

読んでいるだけでおぞましくなるような記述の連続である。
どんな心理状態になれば、人間が人間に対してここまでの行為を働くことができるのか・・・?

ビ・ハイアのホームページを見る限りでは、本社住所は「中央区銀座5-15-1 南海東京ビルディング SP263」という所にあるという。

へええ~~~ SPなんて付いてるけどこれは南海ビルの何階なんだろう?

・・・と思ったら、こんなサービスを見つけてしまった。
どうやら、これは私設私書箱サービスのようである。
私書箱はこの南海ビルにあり、そこに私書箱を設けている会社が「銀座5丁目 南海ビルSP〇〇〇」と住所を名乗るようになっており、実際の事務所は別の場所にある、とそういう事らしい。
また一つ勉強になった。

さて、ではその東京南海ビルに行ってみましょう・・・!
〽グランド照らす太陽の~ 意気と力をこの胸に~ 野球に~ 生きて夢多き~ 南海ホークスさあ行こう~

という事で来ましたるは東銀座。
歌舞伎座の最寄駅でもあり、地下鉄駅と歌舞伎座の地下売店がつながっていた。

そしてここが例の私設私書箱会社。
決死モデル:チームRスマレ

で、その隣には菊池雄星のユニホームなどがショーウィンドウに飾ってある。
ルーキー時代には二軍監督だったデーブ大久保と確執となりシーズン中にまで裁判沙汰に発展してしまいプロ野球選手としての成功が危ぶまれたかに見えたが、今では西武の勝ち頭にまで成長している菊池雄星は岩手県の花巻東高校出身。
私設私書箱の隣が岩手県のアンテナショップ「いわて銀河プラザ」であった。

開店20周年になるという事でかなり混んでいた。

岩手県内の水沢や北上や松尾鉱山で精力的に活動している兵頭氏にちなみ、岩手県特産の肉類や乳製品等を買い込む。
それにしても列が長いこと・・・
これでは12時までにいけないことは必至である。

店の前では、岩手県から連れてきたのかミス的な人がそれぞれの衣裳で「お・も・て・な・し」と言ってポーズをとっていた。

さて、買うだけ買ったら日比谷線で北千住を目指し、北千住からはTXで八潮を目指すことにしましょう。

八潮駅から八潮秘宝館へ行くには、八潮市コミュニティバス(東武バスに委託)の西ルート(古新田経由)で行くのが一番近いが、1日に数本しか走っていない。

昨日行った港区のコミュニティバスの方が例外なのであって、コミュニティバスなんてだいたいこの程度の頻度である。要は地元のお爺さんやお婆さんが病院や買い物に行ければそれでいいのだ。

そして中川に架かる潮止橋を渡り、潮止橋南バス停で降りる。
決死モデル:チームP桃園

ここから10分ぐらい歩いた所に八潮秘宝館が・・・ と思ったら、すぐ後ろから小ぶりの東武バスが走っていく。
その行先標には「古新田」・・・!?

つまり、あれに乗っていけば八潮秘宝館にすぐに着くことができたのだ。
返す返すも惜しむべし。

という事は、こうして八潮秘宝館までの道を歩いていると、向こうから中川小学校などを循環してきた古新田回りのコミュニティバスがこちらへ向かってくるはずなのだ。

・・・と思ったら案の定来た。

帰りは獺祭で酔っ払っているはずなので、いくら運行頻度が高いとは言っても、京成バスの潮止橋南まで歩くのは面倒臭いし、何より危険である。
となれば最寄りの古新田中央のバス時刻を調べておいた方がいい。
どうやら、次の用件(新大久保)のことを考え併せると、15:13か16:23というので出た方が良さそうである。

ということで、八潮秘宝館に到着。
決死モデル:チームPユウリ

いつも、八潮秘宝館での決死仕事は、伝統的に上・中位メンが充当されてきている。

2017年5月4日に初めて八潮秘宝館に行った時ノノナナWB)が、この時に滞在時間が短すぎて翌週リベンジした時嵐山WB)が、その年の秋の開催の時楼山Y)が、そして今年1月3日の開催の時はスマレR)が充当されており、今年のTRS48総選挙で27位(40人中)だったユウリには荷の重い仕事のように思えるが(※ただし、将軍個人的には「27位なんてユウリよくがんばったなぁ~」という感じ)、今回の八潮秘宝館の目玉である盗難事件の犯人の名前は中川翔子しょこたんと一字違い、ひらがなにすれば濁点だけの違いなのだという。

その中川翔子しょこたんが芸能界入りを目指すきっかけになったのは、タイムレンジャーであったのだという。
そうなれば、そのタイムレンジャー出身のユウリが充当されようというもの。

2階に招じ入れられると、等身大ドールが所狭しと並べられている。

例の犯人から奪還したドールも展示されている。

しかし個人的には、真ん中にある手足のもげたドールが一番気になる。
兵頭氏には申し訳ないが、奪還したドールよりこっちの方が気になる。よくぞセンターに配してくださいましたと、感謝の念を禁じ得ない。

そして奪還したドールで組織される「第840看護部隊」の写真集を購入。
やっぱりこういうのこそが「大人の人形遊び」というものであろう。

今回は、等身大ドールの展示以上の目玉は、ガレージに用意された炬燵で宴会であろう。

来ていた数人で飲み会を始める。
ちなみに写真奥で赤いジャージを着ているのが館主の兵頭氏である。

炬燵に用意されている鍋はおでん。そしてマグロの刺身も用意されている。
兵頭氏の趣味は色々な所で言われている通りアレではあるが、食生活はいたって健康的であり、ありがたくいただくことにする。

他の来館者は、秘宝館めぐりが主な専攻のようである。
何でまた八潮秘宝館に来ることになったのか、その理由は様々ということ。

NHK-FMのアニソンアカデミーをBGMに、いろいろな話で盛り上がる。
どうやら、自分や兵頭氏を含め、年代的にかなり近いことが分かった。
総務省の地方テレビ局4局化前は、地方では2局ぐらいしか民放が無かったものだ。ちなみに自分の田舎ではTBS系と日テレ系しかなかった。それで県境の地方では隣県の番組が見れて羨ましかったものである。

獺祭を片手にそんな話で盛り上がっていたら、16:20になってしまった。
丁重にお礼を述べて八潮秘宝館を辞去する。

次の目的先は新大久保で海外鉄の集まりである。
首尾よく16:23のコミュニティバスに乗り八潮駅へ。

その先はTXで北千住へ行き、北千住からは常磐線と山手線を乗り継いで新大久保へ。
山手線も駒込あたりを過ぎると、雨足が強くなってきた。

・・・と、新大久保のホームは人でごった返していて全く動くことができない。
決死モデル:トルソーさんアハメス

これはどういうことだ?
Twitterで「新大久保」で検索すると、やはり人でごった返して動けないことが写真付きで話題になっていた。
出場する方も出られないが、入場する方にも入場規制が掛かっているという。
何がどうなってこんな事態になったのだろうか・・・? イベントとか・・・?
それはついぞ明らかにならなかった。

同行された方によれば、最近の週末の新大久保駅はいつもこの調子だという。
駅のアナウンスでは「運賃が掛かりますが大久保駅をご利用ください」と言っている。確かにその方がいいような気もする。
結局、改札を出るまでに30分掛かってしまった。

そしてこのカロメ生活を打ち破るように焼き肉を食べに食べる。

今日の1日に、変なオチが付いてしまった。

 

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