牛に引かれて

長野に来た以上、善光寺へ行かずばなるまい。

ウェディングドレスのトルソーを見たら撮らないと死んじゃう病。

そんな長野駅前のホテルの朝。
決死モデル:チームP芳香ちゃん

朝食バイキングのないコースが約6,000円で、あるコースは11,000円。
してみれば、今日の朝食は5,000円なり?

長野駅前から善光寺へは、バスが頻発しているが、ここは「地下鉄」を体験してみたいところ。

ということで、長電で善光寺下を目指すことにする。

元東急の8500系で善光寺下に到着。
決死モデル:チームR園田

昭和50年代に開業した長野の「地下鉄」は、かなりくたびれた感じを出している。

「善光寺下」とはよく言ったもので、ここから坂を登って徒歩10分ほどで善光寺となる。

途中は、昭和で時が止まったような商店街となる。
朝早いので分からないが、現役の店はどのくらいあるものか・・・

果たして、善光寺に到着。
長野に来た以上はここを見なければいけないだろう。

全国各県には「善光寺会」という信徒組織があるようで、各県に「善光寺」があるようである。
そういえば、飯田線にも「元善光寺」駅があった(飯田市)。

その門前もまた非常ににぎわっており、まるで浅草寺の前の仲見世のように、一大商圏をなしている。
これが日本人の「聖と俗」「ハレとケ」というやつだろうか。

この様な編み笠も売っているが、まるでベトコンのようである。

たとえば「フルメタル・ジャケット」で、ベトコンが「善光寺」という編笠ノンラーをかぶって笹薮から襲ってきたらどうなるだろうか。
想像しただけでも恐ろしい。

ところで、ベトナムは実は敬虔な仏教国であり、ベトナム航空にも国花の蓮があしらわれている。

さて、善光寺を拝んだくらいにして、次は長野バスターミナルへ赴きたい。

長野にも独立したバスターミナルが存在するということは、昨日南長野運動公園プールに行く途中で知ったのであるが、今年で50周年になるのだという。
決死モデル:チームWB嵐山

盛岡バスセンターや後藤寺バスセンターなき今、長野バスターミナルは「昭和のバスターミナル」の衣鉢を継ぐ存在となるだろうか。

中は飲食店街・・・ということになっているようだが、案の定といえば案の定、シャッターだらけである。
地方都市の現実の厳しさを思い知らされているようである。

バスターミナル内部側の乗り場は、改札を経ないと乗れないのである。
この昭和感はちょっとありえない。

それも「乘車券をお買い求め願います」と、「乘」を旧字体で書いているのである。
これはちょっと凄いね。

昨日無理してでもバスでプールに行ってよかった。
思わぬ拾い物だった。

さて、次は22番のバスで安茂里のプールを目指しますか・・・

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