特殊決死

北海道でまたぞろ地震が発生。

それはともかく、地震が発生する度に、やれ「赤坂自民亭」、やれ「鳩山のデマ」と、保革というか左右の口げんかになってしまっている。
何から何までが政治の話・・・ というか左右の口喧嘩。こういうことが続くのであれば、たしかにネット上で政治の話などするものではない、ということになってしまいそうである。

ところで、北海道に行くことになってしまった。
今回の北海道行きは、ちょっと決死しにくい事情があるので、それほど多くの枚数の写真はない。

例によって常磐線で羽田を目指すことに。

東京までではあるが、ついグリーン車に乗ってしまった。
土曜日の朝なので、普通車でも十分座ること自体は出来たのだが・・・

南千住では、向こうに日比谷線が入ろうとしている。
そのまた向こうには、鉄道弘済会の義肢装具サポートセンターがある。
決死モデル:チームRハナ

そして上野を通り過ぎて東京へーーーー

そして東京からは中央線に乗り換える。
中央線もまた、東京発だと全く空いていて、コーナーに座ることができた。
そして悠々中野へ。

・・・と、この写真がTRS48用語でいう「ヤボテン」なのは、降りた瞬間にスマホを忘れたことに気づいたからである。
しかしもう遅かった。電車はもう既に出てしまっていた。
決死モデル:チームTフジアキ

今から取り返しに行こうと思ったら、飛行機に遅れてしまう。

さしあたり中野で要件を終え、羽田に向かうことにする。

さて、スマホはどうなったであろうか。
調べてみると、さっき乗った中央線の電車は武蔵小金井行きのようである。
googleの「端末を探す」昨日で調べてみると、西荻窪からどんどん西進しているようで、なるほど電車に乗ったままになっているようであった。

そして品川で京急に乗り換え羽田空港を目指している頃には、三鷹と吉祥寺の間を走っているようだった。
このまま終点まで行くということだろうか。
願わくば、誰かに持ち去られないことを祈るばかりであった。

そして羽田空港へ。

改めて、「端末を探す」で調べてみると、武蔵小金井で止まったままになっている。
案の定、武蔵小金井預かりになっているようで安心した。

さて、10:00発の全日空59便は一路札幌を目指す。
北海道といえば今月初めにオホーツクに行ったばかりである。
最近よくよく北海道づいているような気がする。

果たして2時間弱のフライトののち、新千歳空港に到着する。
新千歳空港からの快速エアポートは満員。

這々の体で札幌駅に到着した。

そして赤レンガ道庁や時計台という、北海道観光者としては基礎的なルートを辿る。
決死モデル:チームY楼山

ただ、実はこれまで時計台の中に入ったことはなく、クラークが初代教頭を務めたことで有名なかつての札幌農学校の演武場を移築してきたものであるということだけは分かっていた。

時計台内部は、北海道開拓の歴史の資料館ともいうべき内容で、クラークらお雇い外国人を入れていた頃の開拓当初の北海道についての展示であった。
そして2階に行くと、当時の講堂がそのまま残っているようで、木の長椅子が並べられている。
そして時計のギミックが解説されていた。

そして大通公園に行くと、有名な「泉の像」は冬囲いがかけられている。
あれ? この像は冬になるとこうなってたっけ? 何か改築作業でもあるのだろうか。

そしてテレビ塔方向に行ってみると、何やら大勢の人々が左右に揺れて踊っている。
明らかに何かのミュージックビデオの撮影と思しき雰囲気である。
決死モデル:チームWBノノナナ

さて、時計台に入ったことがないのと同様、テレビ塔にも登ったことはないのである。
札幌に住んでいたことがあるとはいえ、いや、住んでいたからこそ、よほどの用事がなければ有名観光地など行かないものである。

そしてテレビ塔に入り、エレベーターに行こうとすると、係員という係員が皆、やたら自分に対して英語で話しかける。
果てはエレベーターのおねいさんは英語版のアナウンスをかけようとする。
そりゃ自分は日本語を理解できないことにかけては人後に落ちない自信はあるが、ここまであからさまに非日本人扱いされたのは初めてである。

「なも、日本語版にできないかぃ?」
北海道在住経験を生かし、ことさらに北海道弁で話しかけてみる。
「あ、大変失礼いたしました!お客様は赤いパンフレット(中国語簡体字版)をお持ちでいらっしゃいましたので・・・」

そう。勉強にためにと思って中国語簡体字版のパンフレットを持っていたのだった。

それはそうと、札幌のテレビ塔は東京タワーに先立つこと1年前の昭和32年に建設された札幌のシンボルである。

東京タワーの方は東京の中心部にあるだけに、日々改装が加えられ昭和の面影などまるでないが、その点テレビ塔は違って、昭和の面影を随所に見ることができる。
何より鉄骨がむき出しになっているのだ。

そして、東側の一部分は足元までガラスになっていて恐怖感を煽ってくれる。
そんなこんなで、昭和の雰囲気まで含めてテレビ塔を堪能することができた。

あとは蟹食べたりなんだり。

 

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