札幌0122

釧路の朝は寒い。
5時に至っては何と13.7℃である。

そんな東京の猛暑とは無縁な釧路駅前を行く。

釧路のメインストリート・北大通りは釧路駅の南東に伸びているが、そこから直角に南西に伸びているのが、この黒金町の和商市場の通りである。

和商市場は、釧路市民の台所として知られ、観光客も多く入る。
決モチームR園田

ここは8時から開店するので、ホテルで朝食バイキングを食べた後、用務先に行くまでの間に行くことができる。

内部はおおよそこんな感じで、昔ながらの日本の「市場」である。

日本有数の水産都市だけに海産物が豊富であるが、観光客向けの北海道土産も豊富にある。
名実ともに「釧路市民の台所」と言って良いであろう。

そして、昔の国鉄釧路工場へ向かう線路跡を通りながら用務先へ向かう。

現在、国鉄釧路工場の跡は「幸町公園」として整備され、そのほか合同庁舎や釧路市の施設が建っている。

その幸町公園には、C58の106号機が保存されている。

106号機は、昭和14年に大阪の汽車会社で製造され札幌鉄道局に配属されたという。
昭和16年に室蘭機関区に配属となり、昭和20年からは釧路機関区に転属になったのだという。
昭和29年には網走~弟子屈間のお召列車の牽引機にもなったのだそうな。
そして昭和47年に帯広~釧路間のSLさよなら運転を飾った優良機であったそうな。

で、用務先は釧路市内に何個かあり、2つ目の用務先では札幌の市内局番が2桁になっている温度計を見つけた。
決死モデル:チームY間宮

つまり、札幌の市外局番が0122であった昭和45年8月23日以前の温度計という事になる。
確かに、人里離れた山奥の機械室なので、こういった骨董品的な機器が残っていることはたまにある。

これを見つけただけでもなかなかの収穫であった。
(あ、もちろん仕事は仕事でちゃんとやりましたよ)

関連するエントリ(とシステム側で自動的に判断したもの)


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です