例の感動人工製造番組・24時間テレビの100kmマラソンのランナーが決まったようで、それはブルゾンちえみだそうな。
「24時間テレビ」チャリティーランナーはブルゾンちえみに #24時間テレビ #ランナー https://t.co/Ghj8CsKiBA pic.twitter.com/1U7CW6lLYT
— シネマトゥデイ (@cinematoday) 2017年8月26日
今が旬だしね・・・ 35億。
船橋市内を通る新京成の駅にもこんなポスターがあって、あからさまにブルゾンネタという・・・
(決死モデル:チームY城ケ崎)
24時間テレビにちなんで、決死モデルもYメンから選んでみました。
さて、白根火山の噴火レベルが下がったことで、草津温泉~湯田中へのバスが再開したので、乗りに行くこととしたい。
まずは上野へ出て、高崎線に乗る。
うまい具合に快速アーバンがあったのでそれに乗って高崎へ。
そして高崎から吾妻線の長野原草津口行きに乗るという算段である。
長野原草津口行きは211系。
吾妻線沿線の政治中心といえば何と言っても中之条である。
その中之条で上野行きの特急「草津」の待ち合わせをするが、3番ホームにはリゾートやまどりが止まっていた。
(決死モデル:チームY間宮)
24時間テレビにちなみ、衣装も黄色ダルマである。
それにしても、山間の鄙びた駅でここまで豪華な写真が撮れるとは思っても見なかった。
ここまで来ると車内もガラガラで、ロングシートで「ツーリスト寝台」もできようかというほどの状況である。
果たして長野原草津口に到着。
ダムの影響で新駅になっているが、現在はホームが1本で本線(万鹿口方面にも直通できる)が1線、行き止まりのホームが1線という、本線は事実上の棒線駅という、横須賀駅のような状態となっている。
さて、バスターミナルでは北軽井沢行きの草軽交通と、草津温泉行のJRバスが客待ちしている。
(決死モデル:トルソーさんのバラのタトゥの女)
草津温泉行のJRバスは観光タイプ。それもそうか。観光路線なんだから。
JRバス草津温泉駅はつい最近まで「みどりの窓口」まであったという国鉄バスマニア垂涎のバス駅である。
(決死モデル:チームPウメコ)
ところで、JRバスってマイクロバスなんて持ってたんだね・・・
これは初めて見た。
ただ、国鉄バスの頃は狭隘路線であった松山高知急行線で、マイクロバスを使っていたようである。
草津温泉駅は立派な建物で、1階では草軽電鉄のジェフリー(米ジェフリー社製のデキ12)のハリボテ?が保存してある。
どうせなら草軽電鉄の草津温泉駅跡にも行ってみようか・・・ ということで、坂を登って駅の跡へ。
「浅間台公園」という小さな児童公園の中に石碑はある。
往年は、ここから軽井沢までジェフリーの牽引するナローの客車列車が出ていたのであろう。
また、昼食時でもあったので、現在の草津温泉駅前に戻り、鴨南蛮蕎麦を食べる。
ところで、草軽電鉄が走っていた頃、「草津温泉駅」といえば草軽電鉄の駅だったわけで、国鉄バスの駅はどう呼んでいたかというと「上州草津駅」と呼んでいたようである。
昭和27年に発生した、草津温泉の劇場における夫婦殺害事件の資料を読むと、現在のバス駅が「上州草津駅」と呼んでいたことの他にも、何と3時40分発の上州草津発渋川行きの半夜行のバスがあり、渋川で6時台の上野行きの列車に接続していたようである。
そしてまた、そのバスを「ロマンスカー」と呼んでいたようである。
事件そのものに関して言うと、捜査は朝鮮人や、癩療養所である栗生楽泉園に近いという場所柄、癩患者にまで捜査対象が広げられていたようである。
結局は、そのいずれでもなく、草津温泉で働いていた経験のある東京の食い詰め者が犯人であった。
さて、草津温泉から先は、白根山の噴火レベルの低下による再開区間となる。
正式には、殺生河原まではバスが走っており、その先が運航中止になっていたのである。
この区間は現在、JRバスの他に草軽交通と西武高原バスが共同運行しているが、自分が乗ったのは草軽の車両であった。
その殺生河原から先は、バスの中にもやたら硫黄の匂いがする。
現在の観光案内書も、この区域における長時間の散歩を控えるよう呼び掛けている。
国鉄バス志賀草津高原線では、バス駅は草津温泉の他に白根火山というのもあったようである。
その白根火山駅とは、すなわち現在の白根火山レストハウスである。
(決死モデル:チームY楼山)
かなり標高が高いので空気が薄く、低地で製造したポテトチップスの袋はこのようにパンパンに膨れ上がっている。
白根火口に歩いていけないこともないようであるが、さすがに現在は立ち入り禁止になっていた。
駅舎?と反対側の待合所は、何とコンクリートシェルターのようになっている。
随分と堅牢そうな待合所であるが、これは火山弾を念頭に置いた造りなのだろうか。
国鉄バスの頃は、何と湯田中まで直通していたようであるが、現在は白根火山から先は長野電鉄のバスである。
便にもよるが、湯田中へ直通するものと蓮池で乗り換えるものがある。
今回乗ったのは、蓮池乗り換えのものであった。
蓮池もまた立派なバスターミナルで、乗り場が3つもあるという、鄙には稀な広壮なものであった。
蓮池で湯田中行きに乗り換え、長野電鉄の湯田中駅に到着である。
(決死モデル:チームWBノノナナ)
向こうに見えるのは湯田中駅の旧駅舎である。
旧駅舎とは言っても、今の湯田中駅舎自体が昭和30年の建築で、つまりは築60年以上ということである。
つまり旧駅舎は用途廃止して60年以上経過するのに現在でも残っているということであり、ずいぶん気の長い話である。
さて、ここから信州中野へは、「マッコウクジラ」旧営団3000系である。
河東線でも使っていた非冷房の2両編成で、暑くてしょうがない・・・
信州中野からもやっぱりマッコウクジラで、さっきのと違うのは2両編成ではなく3両編成で冷房車であるということである。
東急8500系とすれ違うと、まるで気分は中目黒である。
(北須坂にて。決死モデル:チームTフジアキ)
特急との追い越しやすれ違いがあるわけでもなく、この列車が常に先行で長野を目指す。
善光寺下から地下区間に入るが、地元民は「地下鉄」と呼んでいるのだそうな。
ただ、本当に「地下鉄」だと、貫通扉もなくA-A基準を満たしていないOSカーや2000系やHiSEは入れなかっただろう。
あくまで国土交通法上の基準から行けば、ここは「トンネル」なのだ。
例によって今日もプールに行きますかね・・・