第2回輪行 〜ずっと駆け抜けてく 強く 強く〜

コロナ禍でどこにも行けずついにはプールまで閉鎖されたという状況で、折り畳み式自転車を購入。

ちょっと調布の深大寺のだるま市にでも行ってみるか・・・

とは言っても今日は平日。
ラッシュ時にこんな自転車を抱えて都心を突っ切る蛮勇は無い。いくらコロナで時差通勤が要請されているとはいえ。

ということで、武蔵野線を大廻りして調布を目指す。

府中本町に到着したは良いが、南武線は間違って川崎行きに乗ってしまった。
南多摩で折り返して分倍河原を目指す。
まあ南多摩までの間にすれ違った立川行きはなかったので、さほどの遅れでは無いだろう。

そして分倍河原からは京王に乗って調布へ。先週の土曜日のアド街は分倍河原だった。実は府中市内で一番乗降客の多い駅らしい。

兎も角も調布に到着。
調布というのは意外に観光資源に恵まれている。
決死モデル:チームTヤギー

今回行く深大寺の他にも、複数社の映画の撮影所もある。
また、水木しげるの住まいもあり、それで朝ドラ「ゲゲゲの女房」の主題歌・いきものがかりの「ありがとう」が接近メロディになっている。

しかしそれよりも調布といえば一日市長もしたケラケラじゃないのか。あの眼鏡+裸Yシャツダンスじゃないのか。
それで今日の決死モデルもヤギーにご登場願ったのだ。
(裸Yシャツは間に合わなかったが)

それはいいとして、早速自転車を組んで第2回輪行の始まりである。

調布の市街を抜け、深大寺のある山へ・・・
と思ったらかなり坂がきつい。それも交通量も結構ある。

結局押していくしかなかった。

だるま市はコロナのせいでお成り行列は無いという。
それでも結構な人出である。

バスは調布駅〜つつじヶ丘駅が京王バス、三鷹駅は小田急バスとなっているが、乗り場が別々になっているのだ。これはエモい。

露店に行ってみると「深大寺そば」なんてのもある。多摩のベッドタウンにしては、なかなか歴史のある町のようである。
ここでダルマ姿で決死
決死モデル:チームWBノノナナ

あとは坂を下って次の案件へ。

調布といえば「たけちゃん煮干しラーメン」。
ケラケラのMEMEちゃんも「移転前(神代植物公園近く)はよく行っていた」というほどの調布の味覚である。

ところが自転車を止めるところがない。
結局、近くの公民館の軒先に止めることにした。

煮干しラーメンとは言っても、欠損バーをやっていたゴールデン街のからーず。近くの「凪」や、青森の長尾ラーメンと違ってスープが濁るまで煮詰めるようなことはなく、澄んだ昔ながらのスープである。
決死モデル:トルソーさん霧島

さて、次は調布飛行場にでも行きたい。
途中の交差点では熊谷ナンバーのトレーラーダンプが横断歩道を塞いでいる。頭にきたので写真撮ってやった。

しばらく走ると、門柱らしき何かが歩道に立っている。これこそが陸軍調布飛行場の門柱である。
かなり広大な敷地であったようで、その門柱からしばらく走ってから現在の飛行場の滑走路を見ることができる。

滑走路には、マスコミなどのセスナ機が並んでいる。元々調布基地とはこうした飛行機の拠点である。
決死モデル:チームTフジアキ

さて、自転車を畳んでターミナルに入ろうと思ったらスマホが鳴った。
何だろうと思って、それでも航空会社の受付でチェックインしようとしたら、「今お電話しようと思ってたところだったんです」という。
かなりギリギリの到着だったようだ。

それでもチェックインしたが、体重まで書かされたのは羞恥プレイであった。

そして手荷物検査を受けるが、設備の全てが小ぶりである。
手荷物検査を受けると、警官が「待合室はこちらになります」と丁寧に案内する。何とも暢気な感じである。
決死モデル:チームY城ヶ崎

程なくして登場が始まる。
小型機なのでボーディングブリッジはおろかタラップすらなく、ドルニエ228は扉がそのまま搭乗階段となっている。

乗客は4人。最も体重が重いであろう自分と、最も軽いであろう女性客は右側、それ以外は左側。

離陸して右を見ると味の素スタジアム。
多摩の街並みが眼下に見える。

ところで乱気流を小さな機体で一身に受ける感じで怖い。

30分と乗らずに大島空港に到着。
押して決死しようと思ったら「すぐにターミナルに入ってください!」という。
これじゃおちおち決死もできない。
決死モデル:チームRスマレ

14時に大島空港に到着し、16:10には船で出発しないといけないので、見るところは限られている。
まあ現在は椿まつりの最中でもあり、椿花ガーデンぐらいは見ておくことにしよう。伊豆大島といえば椿である。

その椿花ガーデンは、三原山の麓の、しばらく山道を登ったところにある。
大して舗装もされていない坂道を登るのははっきり言って苦痛以外の何者でもない。
結局押して上がらざるを得なかった。

而して椿花ガーデンに到着。
入場料は830円であるという。
そして、それ以上に大切なこととして、今日の船の出港は岡田港であるという。

伊豆大島では、船が元町港か岡田港のどちらから出帆するかは一大関心事である。
路線バスでも観光客の多い路線は、どちらかの出帆港からの発車というあいまいなだいやになっている。
そしてその出帆は、風向きによって当日の朝決まるのだ。

さて、その椿花ガーデンは、色々な種類の椿が咲き誇っている。
決死モデル:チームY楼山

そして何やら演歌のようなサンバのような珍奇な曲が流れている。
椿がどうたらと・・・
そして展望台からは富士が見えるというが、今日は見ることが出来なかった。

さて、一通り見るだけ見たら、あとは岡田港へ行くことにしよう。

椿花ガーデンから岡田港は単純に坂を下るだけ。ほとんど漕ぐこともせず岡田港の近くまで下ることができた。
坂を下り切って岡田港の桟橋を見ると、雄大な海原を見渡すことが出来た。

そして岡田港へ。
ちょうど、15:30の東京・竹芝桟橋行きの船が出ようとしていた。
決死モデル:トルソーさんナイ

BGMは都はるみの「アンコ椿は恋の花」。
〽️三日遅れの便りを乗せて〜
伊豆大島といえばこの曲である。
ではさっき椿花ガーデンでかかっていたあの珍奇な曲は何だったのか。

岡田港周辺は、土産物屋やくさやの店が並んでいる。とはいえ岡田港に出帆が当たった日だけの開店だろうから、大変であろうとは思う。

岡田港の旅客ターミナルでは、東海汽船の4代目のイメージガールがフィーチャリングされている。
小池夏海ちゃんと言う子らしいが、細すぎず日本人体型な所がgood。
やっぱりナチュストとパンプスはいい。日本人女性の良さを最大限に引き立ててくれる。
決死モデル:チームRナオミ

それはともかく、大島発最終の稲取・熱海行きが出発しようとしているので乗ることに。
高速船の船内は指定席となっている。
客層は団体客の中高年が多い感じ。

16:53に稲取港に到着。
決死モデルチームPウメコ

17:09の東京行き「踊り子」に間に合うかどうか・・・ と思っていたが、港から駅までは結構な距離がある。
自転車を持ちながら歩くのは辛い。かといって自転車を輪行袋から出して組み立てて行くほどの距離なのかどうか・・・
意を決して、自転車を組み立てていくことにした。一か八かの賭けである。

途中、道に迷ったりもしたが、奇跡的に伊豆稲取駅に4分前に到着することができた。
そして、踊り子118号に間に合った・・・!

後は帰るだけである。
車内はほとんど人がいない。
決死モデル:チームYジャスミン

ところで、かなり臭くなってる?
品川から常磐線のグリーン車に乗ったが、結構臭くなっているように思えた。

そして松戸駅東口でしゃぶしゃぶ。
そして松戸駅から自宅まで自転車で。
調布市内より伊豆大島よりこちらの方が余程距離としては長くなった。

八柱霊園沿いに走ってた時は霊に呼ばれたかと思った。
結局、19.5kmを2:02で、表定時速は9.6km/h。
そんな第2回輪行。

 

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