クリスマスは例の教会で

今年はクリスマスの存在を忘れたまま12月26日を迎えるということはなかった。

あのネタ教会に一度は行ってみたかった。
ということで半蔵門線に乗って駒澤大学駅へ。

大手町で座ろうと思えば座れるはずだったのが、呑気に決死なんかしてたら座れなかった。
どうも幸先が悪い。
決死モデル:チームPみく

そして地上にあがり、ちょっとした腹ごしらえに弁当屋でおにぎり・・・ と思ったらそのおにぎりがゲロマズだった。
ご飯は冷めていて端っこがカピカピになっている。
しかし食べ物を粗末にしてないけないという一念で何とか完食した。

さて、例の教会はしばらく歩く。
少し早めに着くと、地元の子供会らしき集団がクリスマスミサをやっている。
クリスマスはキリスト教会にとっては最大の書き入れ時であろう。

なにしろTwitterではかなり有名な教会なので、よほどたくさんの人が来ているのかと思ったらそうでもなかった。
外で待っていると、電熱ヒーターを用意してくれたりホッカイロを用意してくれたりと、いろいろ気を使ってくれる。やはり神の愛なのか。

男女比としては男1.5:女8.5ぐらいで圧倒的に女性優位。
いかにもツイッターを見てきましたという礼拝者は自分の他には・・・ いるのかな。

会場ではパイプオルガン・・・の音のエレクトーンが演奏され雰囲気は高まる。
CMでやっているあの曲も実は讃美歌? というのも結構あるようである。

19時になり開始。

まずは、最前列のローマ法王の法衣に似たような服を着た聖歌隊のおばさんが前口上を述べる。
これはヨハネの福音書の一節なのであるという。

そして全員起立して「もろびとこえあげ」(新聖歌81番)を全員で歌う。
これはちょっと分からん・・・

そしてまた、聖歌隊の別の人が、聖書の一節を読み上げる。
そしてまた全員起立して讃美歌。
今度は「荒野の果てに」という、聞けば分かるような讃美歌。

・・・と、こんな調子で聖書朗読→讃美歌→聖書朗読→讃美歌というパターンで式は続く。
共通しているのは、各曲の最後で「アーメン」を入れること。

讃美歌は「もろびとこぞりて」「きよしこの夜」など、一般にも知られているものも多い。
また「さやかに星はきらめき」「おほしがひかる」といった比較的マイナーな讃美歌もあったが、これはキリスト教系の幼稚園や学校に通っていれば普通に分かるものなのだろうか。

これらの讃美歌の間に牧師の説教がある。
いわく「中国の奥地で昔、青年がキリスト教を信仰すべきか迷っていた。ウトウトしていると泥の中に落ちてしまった。そこへ孔子が出てきた。孔子は『●●●』(不明)といった。次に仏陀が出てきた。仏陀は『ここまで来れば助けてあげる。これなかっらたそれが運命』といったがそこまで行けない。最後にキリストが来た。キリストは自分から泥の中に入って助けた。それで青年はキリストを信仰することを決めた」という、何と言うか・・・ 他宗謗法な感じの説教だった。
何ならあの曽野綾子にも同じ説教してほしい。信じられないことに曽野綾子はアレでもクリスチャンらしいので。

さて、荘厳な雰囲気で式が終わると、写真撮影が解禁になり、礼拝者が思い思いにスマホで撮影を始める。

外で写真を撮っていると、お兄さんが「よろしければリツイートしますんで」という。
ああ、ツイッターみてきたのがバレてしまったか・・・

駅まで歩くのは面倒なので、バスで渋谷行きに乗り、三軒茶屋から東急世田谷線に乗り、豪徳寺から千代田線直通で松戸へ。

 

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