両国駅のビヤホール

総武線の黄色い電車で両国駅を通ったことのある人は、ホームから国技館側を見た時に、使ってるんだか使ってないんだか分からないようなホームがあるのを見たことがある人もいるのではないだろうか。

あのホームは、昔、総武快速線の錦糸町~東京の地下線が開業する以前、東京から千葉方面へ行く急行列車などは全て、両国駅を始発にしていたという名残である。

昭和の時代を知っている人であれば、上野駅は東北や信越に行く列車がたくさん出発していたということは覚えているだろう。
その様なターミナル機能が、千葉方面に関しては両国駅にあったということである。
鉄道マニア以外は知らなくても良いことではあろうが、その昔はこの駅からC57が牽引する客車や、キハ55やキハ58や153系の急行列車が、銚子や館山や安房鴨川に向かって出発していたのである。
今の時期であれば、10系気動車や20系気動車の海水浴列車も出ていたはずである。
決死モデルはチームPペギー。ちなみにゴレンジャーの放映期間である昭和50年頃には既に総武快速線は開業していた。しかし、両国発の急行「犬吠」「水郷」などは残っていた。結局昭和の終わり頃まで残ることになる)
ちなみに、その頃の名残は現在でも、大原~上総中野を走るいすみ鉄道で見る事ができる。というかあの鉄道は、「日本国有鉄道をテーマとしたテーマパーク」となっている。

さて、さすがは相撲の街・両国だけあって入り口にも相撲の石像が置いてある。
石造の尻の部分が黒く脂汚れしていることから分かるように、明らかにみんな尻を触っている。
こんなセクハラな事があっていいだろうか・・・
となりそうなところだが、相撲の文化では、勝ち力士が花道を引き揚げる時に、観客がその強さにあやかるために触るという所から来ているのだそうな。
ただ、力士の間では、この文化は評判が良くないのだという。
そりゃどう見たってセクハラだからね・・・

で、肝心の3番線のビアホールなのだが、「1時間待ち」であるという。
「ホームで写真撮るだけでもダメ?」と聞くと、「ビール飲むお客さんしか入れられないので・・・」という。

仕方が無いので、今日のところは電車ホームから列車ホームを眺めるに留めることに。
いつかまた、1時間並ぶ余裕ができた時にでもここに来ることにしたい。

I Shall Return!!!

そしてにしこくん仕事も一応やっとく。

 

 

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