ハンドルネーム変えるついでに

そもそも、なぜマカマカさんはマカマカさんなのか。
O Makamaka, Makamaka, wherefore art thou Makamaka?

「切断女の夜」のレポートを機にdevo垢を再開するに際し、何らかのハンドルを決めないといけないと思った。
とりあえずフィギュアのグロ魔改造がメインになるだろうから、では「魔改造」に関する名前ということで「魔改造マカマカ」にしたのだった。

しかし「マカマカさん」なんて呼ばれても座りが悪いというか・・
いつかは変えたいと思っていた。

では何と変える?
前世紀、それこそ伝説のSNS「MOON BASE」があったか無かったかの頃の一時期「切り切り国」というページを作っていたのだった。
しかしそこの無料ホームページサービスがいつの間にかサービスを終了したらしく、HPもそれっきりになってしまっていた。

やっぱり「切り切り国」の方が洒落が効いてていいような気がする。
よし、これに戻そう。

この「切り切り国」の元ネタになったのはもちろん井上ひさしの小説「吉里吉里人」である。
かなりの長編小説であるが、抱腹絶倒の知的なユーモア小説だった。

あらすじとしては、昭和54年のある日、健忘症でかなりのダメ人間である小説家が急行「十和田」に乗って岩手方面に行っていると、仙台を過ぎたあたりで列車ジャックに遭う。
それが「吉里吉里国」独立の前哨だった・・・

その後、その主人公(というか狂言回し)のダメ小説家がどれほど健忘症のダメ人間で色々な職場でトラブルを起こしお払い箱になったかが井上ひさしのユーモアある筆致で描かれている。

かたや、吉里吉里国独立を目論む老人たちが「国際法の大家」だったり「天才的な看護婦」だったり「天才的な医師」だったり・・・
決死モデル:チームR園田

吉里吉里国独立宣言からたった2日程度の話なのだが、話があっちに脱線したりこっちに脱線したりで、文庫本にして上中下の3巻後世になるほどの大著になっているが、全編にわたり捧腹絶倒なので一度は読んでほしいと思う。

ところでなぜ園田が総武線をバックに撮影しているか?
それもやはり本篇に関わってくるので、お楽しみありたいところ。

関連するエントリ(とシステム側で自動的に判断したもの)


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です