光クラブの夢の跡

今日は欠損バーでμちゃんの誕生日パーティでもあるし、銀座ザギンでお土産を買いがてら久しぶりにダークツーリズム事件現場を歩く)でもしてみましょうかね・・・
って言うかつい数週間前にやってたか。

まあいいや。今回追う事件は「光クラブ事件」。
戦後すぐ、東大生が高利貸を始めたはいいものの、資金がショートして「死体に法律は適用されない」と、自殺という方法で借金を清算したという事件である。

これは最近(とは言っても去年?)テレビ番組でもホリエモンと比較される形で振り返られたようである。

 

さて、この「光クラブ」がどこにあったのか・・・
そうか銀座の松屋の裏通りか・・・
とりあえず「昭和毎日」で見る限りではこの辺りかな、というのを当たりを付けてみた。

さて、まずは日本で一番地価の高い銀座鳩居堂前である。

左手が鳩居堂、左奥が銀座和光、右手が手前から三越、松屋というロケーションである。
決死モデル:チームPユウリ

とりあえず琴音ちゃん・ぽわんちゃんには誕生日ではないが、三越の地下でゴディバのチョコレート。
いくらμちゃんの誕生日だからと言って、他の子には何も買っていかないという差別待遇をするのは、欠損バーの流儀に悖る・・・と自分は考えている。
おそらくは芸者遊びと同じで、長いことやっていれば遊び方にも自然と流儀やらそういうのができてくる(良いにつけ悪いにつけ)と思っている。
ただ、そうやって「流儀」だと思っていることを向こうが好意的に捉えているかどうかはまた別の話だが・・・

さて、ゴディバの方は、食品売り場なので普通の主婦だって買い物に寄るので、こちらは問題なく買えた。
問題は、μちゃんのプレゼントの、YSL(イブ・サンローラン)の化粧品である。
汚らしい男が銀座のブランドコスメ売り場に何の用であろうか・・・?
せめてもの救いは、自分とどっちもどっちという程度にイケてない感じの中国人旅行客がドヤドヤと無遠慮に化粧品やブランドバッグを物色していたことである。

三越のYSL売り場にはバッグしかなかったので、隣の松屋にて買うことに。

松屋のYSLはすぐに見つかったものの・・・
売り場の前で何を買うかを見る。
そしてブルゾンちえみを細くしたような店員さんに「どうも」という感じで目で合図を送る。
店員さんは一瞬「え?あなたが?」みたいな感じでギョッとした感じになるも、一瞬で気を取り直して「何かお探しでしょうか」。
「いや、まああの、お土産的に何か探してるんですけど・・・ 何がいいでしょうかね」
「口紅にしますか? それとも化粧液みたいな基礎化粧品に・・・」
「そうね・・・ 口紅じゃ好みも出そうだから基礎化粧品にしますかね・・・」
「そうしますと、これから冬になりますので、ここにあります商品(化粧液)が一番人気ですね。赤ちゃんみたいなプルプルのお肌になるんです」
「そうですか・・・ この辺りですかね」
「クリスマスも近いですし、素敵なプレゼントになると思いますよ」
「ですね。いかにも『イブ・サン・ローラン』という感じで」
「お包みしますので少々お待ちください」

この包む時間のいかに長かったことか・・・

商品を受け取り、一目散に松屋を後にする。
さて、ではダークツーリズムに戻りましょう。

かつての「銀座二の三」であり、「松屋新館裏通り」と言える場所はおそらくこの辺ではないかと思うのだが・・・

現在は駐車場になっているようであった。

まあいいや。次行きましょう。

 

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