ダークツーリズム

観光学の用語で「ダークツーリズム」と言うのがあるんだそうな。

ああ、やっぱりこういう形の「旅行」というのは存在するのね・・・
確かに、原爆ドームとかビキニ環礁や南アフリカのロベン島刑務所が世界遺産になっており、わざわざ旅行の目的地にする人もいるわけで・・・
考えてみれば、拙ブログの「事件現場を歩く」もそういうダークツーリズムに入ると言えば入るのではないだろうか。

さて、今の日本で最もダークツーリズムの行先となるのは・・・

今回の決死モデルは、警察マターだけにデカレンジャー出身のチームYジャスミンに出てもらうことにする。

ということで小田急線で早速相武台前へ。

特急と鋼製8000系のすれ違い。
しばらくするとLSEと4000系のすれ違いなんてのもあり、特急のすれ違いが多く撮影できるようである。

さて、では行きましょうかね・・・
現場は相武台前の駅から座間方面に線路沿いに北側(座間基地のある方)を歩く。

緩やかな下り坂になっている中で、現場は谷底のような所にある。
「谷底である」ということは家賃には影響していないのだろうか。

行ってみると、まず線路側(アパートではなく)の道路に花が供えてあった。
そしてイエローテープが張ってあり、警察車両とマスコミの車両が脇に停まっている。
マスコミ関係者も数人いる。
事件発覚から1週間、まだこのアパートにニュースバリューはあるのだろうか・・・?

早速決死してみるが、光線状態が非常に悪く罰当たりになってしまう。
仕方がないので逆方向からも撮影することに。

こちらから撮ったらうまくいった。
警察の車両かマスコミの車両か分からないが、ナンバーまでバッチリ撮れてしまったが、面倒くさいので隠す処理は特に行わず。許してにゃん。

さて、来意は果たしたのであとは帰るのみである。
相武台前駅からは歩いてものの10分も掛からないような場所にある。

ところで、この界隈はあのヤンキー先生の縄張りになるらしい。

このヤンキー先生、少し前に何かで問題になったような気がする。

この人は「ヤンキー先生」というキャラで教育を語り、国会議員にまでなった人のはず。
徹底して権力者と反対側の視点に立って国民の意見を代弁してくれることを期待して有権者も票を入れたのだろうが、実際に国会議員になってみれば「権力」そのものの論理を振りかざして下の意見を握り潰そうとしていた・・・ とか、そんな事件だったはず。
考えてみれば、「ヤンキー」という人種にそんな熱いものなんてあるはずはなく、とりあえず大人に反抗したい、自分の属する小さなコミュニティでは威張っていたい、というのだけが行動原理である。
そういう意味では、「ヤンキー」としての行動原理に反してはいなかったのかな・・・

あ、そんな話はいいや。
兎も角も、以上のようなダークツーリズムでした、ということです。

 

関連するエントリ(とシステム側で自動的に判断したもの)


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です