大阪欠損バーに行けずインドでボッタクられる

顧録です。(2023年5月27日しるす)

本来、5月2日には大阪で欠損バーがあるはずだった。
しかし、5月2日まで勤務で、5月3日にはインド旅行が控えており、行くことはできなかった。

ということで、旅立ちは新八柱。
205系。

西船橋に到着。
確か、叔父の結婚式で西船に来たことがあった気がする。
さて、東葉高額高速に乗ってみますか・・・

東葉高額鉄道はあえなく踏破。
东叶胜田台。
そして京成の胜田台へ・・・

成田空港に到着。
スカイライナー。
ワラッフィーリン~!

成田空港でICパスポートを取得。
タイ航空は結構遠い。
43番ゲート。
アイスが出てくる。

スワンナプーム空港に到着。
グリーンカレーでも食べようと思ったら、慌ただしく乗り換えである。
それも沖止め。
それでも何とかデリー行きに乗り込む。

そんなこんなでニューデリー空港に到着。
レートは悪いが₹に両替しないと始まらない。
₹500の高額紙幣を崩すために飲みたくもないコーヒー。
地下鉄の車内。
よもやこれが嵐の前兆とは・・・

ニューデリーの駅に出た自分は、リキシャーに誘われるままにパハールガンジの宿を目指すことに。
が、違ちゃん曰く「パハールガンジは祭りで危険な状態で、何処の宿もまんしつだぞ」
「ハァ?俺はもうbookedなんだ。いいからパハールガンジ行け」

リキシャーは怪しい路地に入っていく。怪しい交差点で止まっていると、右側から誰かがリュックを強引にひったくろうとする。
「お、おい!急げ!」
…と、連れてこられたのがこの事務所である。
事務所では「もう大丈夫ですよ」と言わんばかり。

事務所では、日本語の分かるオッサンが、「私は政府の観光局の者です。日本でもナマステ・インディアと言うイベントがあるでしょう」
念のためIDカードを見せてもらう。
「ほら、お札にも同じインド政府のマークが書いてあるでしょう」

で、その割りにはメールがgmailなのはどうしてかしら?
と思って外へ出ようにも、何しろ深夜のニューデリーである。
デリー日本人会のHPにも「強盗に遭ったら抵抗せず金のありかを教えること」と書いてある。

チャイを勧められる。
ここにおいて、自分が取れる選択肢が、
・ボッタクリツアー
・邦人殺害事件
の他に、
・昏睡強盗
に広がった。
兎も角も、いかにここを安全に立ち去るかである。

曰く、「デリーはイスラム教の祭りで危険な状態です。宿も満室です。つきましては私どものタクシーツアーでバラナシとアーグラーを…」
「取れるホテルがあるならそこだけ取ってよ」
「だめです」

「バラナシの宿代、バラナシからデリーの飛行機代コミコミで82000ルピー、これでどうです?」
「ええ…?」
「選択しないのも自由です。ただし、以後あなたの安全を助けることはできません」
深夜のデリーでどこへ逃げる!?

「わ、分かった!82000ルピーな?」
とにかく邦人殺害だの帰国できなくなるだのという事態は回避したい。
82000ルピーはその身代金だと思えばいい。
何となれば車が止まった時に脱出すればいい…と思ったら荷物は全部トランクに没収。

何が悲しくて、こんな蚊のブンブン入って来るような、エアコンもないような狭い車で夜明かししないといけないのか?考えることは、いかにこの車を脱出して途中駅から予定の列車にのりこむかである。

運ちゃんが聞く「で、アーグラーが先だっけ?それともバラナシが先?」
そんな質問が出るということは、ホテルは全然予約してないという事?

「俺は疲れた。少し寝るぞ」
「なぁ…モバイルバッテリーを使いたいんでトランク開けてくれないかな」
「分かったよ」
荷物を取り戻し、いつでも逃走できる。しかしここは人里離れた場所。どうにかして大きな駅のある所に行きたいが…

 

 

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