北朝鮮KCTV「農村革命家 金旭賛」より🇰🇵
朝鮮戦争が休戦してすぐぐらいの1953年8月5日、農業を共同化する方針を提示し、23世帯の農家で初の農業協同組合(ソ連でいうコルホーズ?)が誕生したのだという。
その農業協同組合がどういう成果を成し遂げたかというと、25町歩の果樹園や、40里の水路や、18町歩の畑の灌漑であるという。
ところで、文脈的には「정모」は「町歩」のような気がするが、それなら「정보」のような気もするが(Wikipedia韓国語版より)、これは文化語でそうなってるとかそういう話か?
目が覚めたのは5時台。
昨日と違ってよく眠れた。
そして嗅覚がある。
四国各県で、感染者は0人から2人だと言う時に、その数少ない感染者になってしまったらたまったもんではない。
今日の丸亀駅始発は、8時ちょうどなので、さっさと朝食を食べることにしたい。
ところが、朝食のバイキングに行ってみると、ご飯おかわりすることができなかった。
さて、では出発しましょう。
そしてその横には、明らかに美術館であると思われるが、正面全体がオブジェになっているような建物がある。
そして、電信柱の「ああ丸亀城」と言う自作の歌謡曲の広告もなかなか押しが強い。
おっさんが元気な四国ならではの風物であろう。
今日は、四国フリー切符を買って四国を半周することにしたい。
四国はこうしたフリー切符が充実しているのでありがたい。
丸亀駅と言うのは、前述の通り高架駅なのであるが、追い越し設備も何も無く、まるで停留場のように思えるが、一応出発信号機はあるようだ。
そして各方面への特急が頻繁に出入りする。
JR四国で最も特急の頻度が高い宇多津〜多度津の間にあるから当然であろう。
さて、10時06分の松山到着まで、長い時間になるが、かなり暇な時間となる。
だんだん家並みが増え、左手には伊予鉄道の西衣山駅が見える。
JR四国も西衣山に新駅を作ってはどうだろうか。
そうすればアクセスも良くなりそうなものだが… というのはあまりにも素人意見だろうか。
そして松山到着となる。
到着ホームは1番線。
「宇和海」の10時18分の発車まで松山での接続時間は12分。
ホームは同じホームで乗り換える、まるで京急の金沢文庫のような乗り換え方となる。
また、松山までの「しおかぜ」と違って、「宇和海」では、Wi-Fiは入らない。
そして何より、特に八幡浜までは内子廻りの山がちなルートを走るので、WiMAXが全然入らないのだ。
この状態で、ハン検に向けた朝鮮語の勉強をしようと思ってもなかなか難しい。
こうなったら、iPadのバッテリーも減るのでおとなしくしているしかない。
WiMAXも電源を切って、ドコモのテザリングで凌ぐことにする。
高いけどこれが一番安定しているのだ。
そして10時20分、卯之町到着。
ここは西予市の中心駅となる。
ここで、宇和島行きの宇和島バスに乗り換えることにする。
「宇和海」宇和島行きではあるが、あえてここで乗り換えようと思ったのは、西予市を収鋲したかったからである。
愛媛県西予市はこれにて収鋲としたい。(収鋲率:愛媛県60.0%、全国50.5%)
ただし、宇和島バスは卯之町駅前に止まるわけではない。
この卯之町駅から700m歩いた宇和島バス卯之町営業所に停まることになる。
発車は10時31分。
急いで行かないと決死どころか乗ることすらできない。
それで、歴史的と言われる卯之町の街並みを走っていく。
700mぐらいなら走ることもできるだろう。
そして宇和島バスのファンネルマークを入れて営業所を撮る。
既に向こうにはバスが入ってきた。
高速道路経由の特急なので、松山方面とは逆の方向から入ってくるのだ。
宇和島は、駅とはまた別のところに、バスセンターがある。
宇和島バスセンターは、大阪行き、松山行きのほかに、宿毛行きといった長距離路線も抱えているので、なかなかいい感じのバスセンターとなっている。
Twitterで、昨今のラーメン評論家のゴタゴタなんかを見ていたら、アナウンスで「宿毛行きが到着しました」と。
大急ぎでバスに乗り込む。
車両は、長距離路線であるにもかかわらず低床車であった。
その低床のバスは風光明媚な宇和海を右手に走る。
バス酔いが酷い。
そりゃ1時間半もバスに乗っているのだから。
果たして一本松のバス停に到着。
「平成の大合併」までは、愛媛県南宇和郡一本松町と言う独立した自治体であった。
その町名が付いているので、一本松の交通センターと言っていいところであろう。
ともあれ、これをもって愛媛県南宇和郡愛南町は収鋲としたい。
(収鋲率:愛媛県65.0%、全国50.6%)
一応ベンチはあるのだが、それ以上のものは無い。
そのベンチと棟続きのところに、シャッターが閉まっているが、定期券や回数券ぐらいは売っていたのだろうか。
さて、ここから町営バスに乗るのだが、その町営バスは昔の役場から出ると言う。
歩いてさほどもないところにある。
愛南町一本松支所。
現在の一本松町役場は、そのように呼称されているが、玄関の上には「一本松支所」とだけ書いてある。
地元の人さえわかればいいと言う潔いまでの姿勢がここから見てとれる。
果たしてやってきたのは、最近の自治体バスのご多分にもれず、ワゴン車であった。
運転するのもまた高齢者である。
料金は100円。
バスは旧道に沿って走る。
高知県との県境の篠川に差し掛かると、そこからその川沿いに遡るように走る。
そしてしばらく行ったところに、目的地である高知県宿毛市愛媛県南宇和郡愛南町篠山小中学校組合立篠山小中学校がある。
そう。ここが日本一長い名前の学校である。
世間的には今日は平日なので、先生も子供たちもいる。
決死している… というか写真を撮っていると、「こんにちは」と話しかけることになる。
最近の田舎は、防犯対策のためか積極的に知らない人にも挨拶をしてるようだ。
先生とおぼしき女性が、「どちらからいらっしゃったんですか」と聞いてくる。
「千葉からです。日本一長い名前なので」というと「ご存知だったんですね」と言う反応だった。
この学校名が、わざわざ遠くから撮りに来る価値のあるものであると言う事は知っているようだった。
しばらくすると、町営のワゴン車のバスが戻ってきた。
これで県界まで行く。
県界というのは文字通り愛媛県と高知県の境である。
篠川のせせらぎの音だけが聞こえる、秘境の面持ちすらある場所である。
バスまでまだ何分かあるので、橋を渡って高知県側に行ってみることにする。
この橋は、昭和10年代に架橋した古いものであるようだ。
現在の宇和島バスは、スマホでQRコードを読み取るだけで、バスがどの位置にいるかがわかると言うのだ。
試しに読み取ってみると、まだ一本松のあたりにいるようであった。
約2分ぐらいの遅れ。
県界に近づく頃には、その遅れは4分程度に拡大していた。
バスに乗ると、整理券番号は50番だと言う。
宇和島始発だと、そのくらいになるんだろうか。
県界からバスに乗って、10分程度で宿毛駅に到着した。
到着した頃には、なんだか雨が降りそうな雲行きである。
駅の周囲にはそれほど市街地は無い。
宿毛の市街地は、むしろ隣の東宿毛駅のほうが近いようである。
ちなみに宇和島自動車の宿毛営業所は、その市街地の真ん中にある。
宿毛におけるバスのシェアとしては、駅から北側の愛媛県方面に行くバスは宇和島自動車、大月や足摺岬へ行く方面は高知西南交通、市内各地は「はなちゃんバス」というワゴン車というようになっているようである。
待合室のテレビでは、20年以上前のNHKの連続テレビドラマ小説「純ちゃんの応援歌」をやっている。
山口智子も若い。
さて、いい時間が近づいてきたので、土佐くろしお鉄道に乗ることにしたい。
土佐くろしお鉄道なので、四国フリー切符の対象外で、窪川までの切符を1600いくら出して買うことになる。
それに加えて、中村からは特急なので420円特急料金がかかることになる。
東宿毛からは、高校生やサラリーマンが大挙して乗ってきた。
東福間駅は、本当に宿毛市の中心駅としての機能があるらしい。
そして、中村に到着。
同じホームには、高知駅の「あしずり」が出発を待っている。
そしてまた、1番先の宿毛行きも、2両編成に高校生をたくさん運んでいる。
そんな時間である。
どちらかと言えば、「あしずり」の1番前の車両の1番前の席を取ることができた。
ここは前面展望ができる上に、なんとコンセントまである。
これで極めて快適に、高知までの今日最後の旅を楽しむことにしたい。
ただ、ほどなくして日が暮れたので、前面展望のメリットを得ることができなかった。
加えて、トンネルの多い線形なので、電波も入らなかった。
まずは、夕食と言うことにしたい。
なんでも、高知駅の裏に、須崎名物鍋焼きラーメンというのがあるらしい。
では行ってみることにしようか。
その鍋焼きラーメンは、営業していた。
メニューはいたってシンプルで、鍋焼きラーメンの大中小と、ご飯の大中小があるだけ。
その中で、鍋焼きラーメンの小と、ご飯の中を頼むことにした。
ちなみに、鍋焼きラーメンの上と言うのは、ラーメン飯玉なのだと言う。
ご飯には、ふりかけをかけて食べるようになっていた。
なるほど、聞きしに勝る良さである。
その後、高知駅前のホテルに投宿。