晴れたら舳倉、雨なら和倉

昨日の大阪都構想の住民選挙はエキサイティングだった。
ほとんどの区で拮抗しており、ふたを開けてみると差が1万票程度しかなかったという・・・
結局、都構想は非常な僅差で否決され、大阪市はそのまま残ることになった。
賛成票を投じた人は、大阪都にどんな夢を見ていたであろうか。

さて今日は「運が良ければ行ける」舳倉島に行くぞ・・・!
そう思って気象庁のページを見てみると・・・

なんか悪い予感しかしない。
舳倉島への船の出航を決めるのは7時50分だというが・・・・

いざ蓋を開けてみると・・・

案の定と言えば案の定、欠航になっていた。

もともと、この旅行を計画していた1週間前から予想はしていたことだった。
週間予報を見てみると、どうも全国的に前線が通過するようだ。
この調子だと舳倉島には行けないかもしれない。
ちょっと次善の策を用意しておこう。

そして、その次善の策を試す時が来たのだ。

ホテルの近くでは輪島朝市をやっている。
輪島朝市は全国的に有名である。

それと、昨日ホテルのチェックインで地域クーポン券を2000円分もらったのだった。
ちょっと使ってみるか・・・

そして雨の中の輪島朝市を歩いてみる。
輪島塗の店も多い。
輪島と言えば漆器である。
決死モデル:チームTフジアキウルトラマン出身)

その輪島朝市の真ん中に、永井豪記念館がある。
永井豪は輪島だったのか。

キューティーハニーやマジンガーZ等の展示もさることながら、トイレや立ち入り禁止区域の表示がなかなかシャレが効いててよかった。

さて、次は輪島駅前から和倉温泉へ行くことにしましょう。
今日はもうハ群のフジアキ楼山・ウメコしか残っていない。
ここぞという主要な場面だけで決死していくしかない。

輪島駅前までは、ちょうどいい自治体が運営する観光用乗り合いバスが来たので行くことができた。
北鉄奥能登バスが受託しているワゴン車だった。

そして輪島駅前へ。
ここから穴水行きのバスに乗る。
客は自分1人。
これじゃ鉄道も廃止になるわけだ・・・

そして穴水に到着。
昭和59年に現駅舎が竣工した穴水の駅の切符売り場には昭国鉄時代を知っていそうなみどりの窓口の看板があり、向こうに見えるのと鉄道のディーゼルカーにはアニメ「花咲くいろは」(平成25年)のラッピングがしてあり、ここには地域クーポン券がある。
都合、昭和と平成と令和が1枚の中に納まることになった。
決死モデルチームPウメコ特捜戦隊デカレンジャー出身)

のと鉄道にも同業者らしき人はそれなりにいたが、1人掛けのボックスを占有できる程度にはガラガラだった。

能登の内浦の海岸美を左手に列車は進む。

そういえば4日に飲み会の予定を入れていたので、都合を聞いてその店の予約をする。
10月3日にiPhoneにしたばかりで食べログのアプリをインストールしておらず、まずインストールするところから始めて、参加する人の予定をLINEで聞いて予約して・・・ とやってたら、和倉温泉駅を過ぎてしまった。

次善の策としては、七尾駅から和倉温泉へ行くバスを探すか、このディーゼルカーで和倉温泉駅に戻るか。
ネットで調べたら、11:30に七尾駅から和倉温泉行きがある模様。
これに乗れば乗り越しのロスを挽回することができる。

七尾の駅員が和倉温泉~七尾間の運賃を本当に知らなかったので時間のロスが少しあったが、どうにか11:30のバスに乗ることができた。

そして和倉温泉の駅を過ぎ、海寄りに向かって走ると和倉温泉バスターミナルとなる。

和倉温泉バスターミナルは昭和28年の建築であり、つまりは築67年ということになる。
決死モデル:チームY楼山炎神戦隊ゴーオンジャー出身)

昭和28年と言えば北陸鉄道は金沢市内線から加南線から能登線から片山津線から金石線からすべての路線が現役で走っていたはずだ。

その築67年の待合室では切符売り場も営業している。
暖房の効いた待合室で待っていると「12時になりましたので出てください」という。
切符売り場共々、待合室自体が午前中で終わりということらしい。
何という不親切なことか・・・

石川県を旅行してかねがね思っていたが、石川県民は総じてよその人には冷たい。むしろ攻撃的ですらある。
昨日、北陸鉄道の割出や鶴来の駅でもそれを感じた。

さて、後は帰るだけ。
特急「能登かがり火」で金沢へ行き、金沢駅では郷土料理のゴーゴーカレーを食べる。ついでに正真正銘の郷土料理であるスジ煮込みも食べる。

そして北陸新幹線で東京を目指す。

 

 

 

 

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