ホワイトデーの猿

そういえばホワイトデーとか言うのがありましたね。
何をどうする日だか忘れたけど。

・・・ということで、今日もどこか行ってみようか・・・

そうだ、いつぞや餌袋を持ち帰ってしまった自然動物園に行くことにしようか。
去年の年末に持って帰ってしまい、そのままになっていた。

ということで松戸で常磐線を待つ。
基本的に、房総の方に行くのであれば新京成で津田沼に行く方が近いのだが、今日は思うところあって常磐線でいったん東京に出ることにする。
決死モデル:チームY間宮

折よく品川行きを捕まえることができたので、これでいったん新橋まで行くことにする。
そして有楽町に戻る。

房総に行くのになぜ有楽町か。
それは、有楽町から京葉線の東京駅に乗り換えるのに、有楽町駅で特殊な切符を出してもらえるのである。
決死モデル:チームTフジアキ

京葉線の東京駅は東京国際フォーラムの真下にある。
それで、位置的には東京駅と有楽町駅の間にあり、品川方面からだと有楽町から乗り換えた方が近いのである。

ということで有楽町から東京国際フォーラムに沿って北側に歩く。
東京駅の赤レンガが見えてきたところで、京葉線の東京駅を探すことに。
しかし、その京葉線の東京駅の入り口が分からない。
余り分かりやすくして、そこを「東京駅」と認識してもらっても困る、ということだろうか。
数分探したあげく、東京国際フォーラムの北端に見つけることができた。

ということで京葉線の東京駅。
ここで蘇我までの「わかしお」の切符を買う。
「わかしお」なので内房線には入らない。そのまま乗っていたら勝浦や安房鴨川まで連れて行かれてしまう。
決死モデル:トルソーさんアハメス

ということで地下の東京駅を出発。
八丁堀を過ぎたあたりで地上に出て、あとは湾岸の高架路線をひた走るのみである。
京葉線内での停車駅は海浜幕張のみで、舞浜にも停車しない。

そして蘇我に到着。
あらかじめ調べていた時刻表では、良い接続で木更津行きが出るという。

それで、向かいのホームに止まっている209系がその木更津行きかと思って乗ろうと思ったら、実はそれは11:36の茂原行きで、木更津行きはこの「わかしお」が停まった同じホームに来る11:37発のものであると知った。
決死モデル:トルソーさんラ・バルバ・デ

危ない所で茂原まで連れて行かれるところだった。
間違って乗った日には、旅程の全てが狂ってしまうことになる。
・・・いや、次の駅で気が付いて蘇我に折り返せば、後続の君津行きの快速で追いつくことはできる・・・?

兎も角も木更津行きが来たので、これで内房線を行くことに。

木更津に到着し、橋上駅のニューデイズで昼食のおにぎりを買うことに。
しかし、ホームに出てみると、フェリーにあるような焼きおにぎりや焼きそばの自販機があるではないか。
どうせならこっちを買うんだった。

そして上総湊に到着。
ホームの向こうには菜の花が咲いていて房総の情緒を感じさせる。
決死モデル:チームP桃園

あとはいつも通り、駅前のバスターミナルから戸面原ダム行きに乗って行くだけ。
3月16日の今日からダイヤ改正で、各地で色々とダイヤが変わって葬式鉄だの何だのとやっているようであるが、ここでは列車とバスの接続に変わりはない。

バスは自分も含め乗客2名を乗せて出発。

もう1人の客は「環駅」と言う所で下車した。
この環駅、確かに小学校があり集落をなしているが、ファミリーマートまであるというのには驚きである。

そして自分は関豊駅で下車。
さあいざ行かん・・・

今日は土曜日で、他の客も来ているが、バスで来るような酔狂な客は自分1人のみである。
他の親子連れなどは、車で来ていた。

ところで、持ち帰ったままになった餌袋を返却すると、「これはご丁寧に・・・」と恐縮されてしまった。

さて、例によって芋と落花生を1セットずつ買い求め、行ってみますか。
前回はワインの匂いだけでドン引きされ、逃げられてしまった。
今回はいわば「ボンボン」なので、匂いでは分からないはず。
決死モデル:チームPユウリ

案の定、猿たちも警戒する気配はない。
1つあげてみると、大して警戒するでもなくペロリと食べてしまった。
あとはお定まりの「ちょうだい」「ちょうだい」攻勢である。

中には、チョコレートを割って中身をペロペロしている猿もいる。
しかし酔っ払う気配はない。
この程度のアルコールは大した量ではないのだろうか・・・?

暫くすると、小さい猿までがこちらに「ちょうだい」しにくる。
こんな子猿にこのボンボンは刺激的過ぎるだろう・・・ さすがに良心の呵責を感じる。

それで、普通に買った落花生の方を手渡そうとすると、無警戒に柵の先からこちらに手を伸ばしてくる。
しかし、それを押しのけるようにメス猿が手を伸ばして取ってしまう。
猿の世界の生存競争に、子供も何もないらしい。

子猿が余りに無防備なので、ちょっと手をつかんでみる。
そうすると、子猿は悲鳴を上げ、お母さんが駆けつけて子猿を奪っていく。
お母さん猿はこちらを威嚇する。

逃げた子猿も、遠くからこちらを威嚇する。
「このやろー!絶対許さないからなー!」と言わんばかりに。

しかし、子猿はすぐに忘れてしまうようで、おなかが空くとまたフェンスをよじ登ってこちらに来ようとする。
しかし母猿が「そっちに行っちゃだめって言ってるでしょ!」と言わんばかりに子猿に怒る。

そして子猿はお母さんの所へ・・・
やっぱりこの辺りは人間の親子と何ら変わりはない。

またぞろこの自然動物園を堪能してしまった。

あとは例によって帰るだけ。
フォロースルーの決死は、連れてきた人数が少ないのでやらないことにする。

津田沼駅で散髪して、数日後の旅行の切符を買うなど。

 

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