スカルノハッタから台北まで

日本では、低気圧が通過し、高気圧が近づいてきている。
回顧録:2022年12月15日)

ジャカルタのパサールバルと言うところにあるホテルからジャボタベックの駅を目指す。

その途中でATMで金を下ろそうと思ったら、そのままカードが吸い込まれて出てこなくなってしまった。
警備員にそのことを話すと「わかったから、後で銀行に来てくれ」と言われてしまった。
まだ朝早いので、銀行は営業してないのだ。

仕方がないので、ジャボタベックのいろいろなところを乗り回すことにしよう。

朝のジャカルタのラッシュはものすごい。
こちらがマンガライ方面を待っている間に、ジャカルタコタ行きは3本も来てしまった。
一体返空列車はどうなってるんだろう?

まるで、朝の京王線の明大前のような電車の渋滞までが起こっている。

そう思ったら、次の決死に備えていたレナが行方不明になってしまった。

仕方がないので、Jatinegaraで電車だの列車だの眺めながら待っていることにしよう。
ここには機関区もある。そして、コタ・ガンビル・パサールスネンの各ターミナルから出た長距離列車も集まる。

ジャボタベックにも女性専用車があり、日本と違うのは警備員が詰めていることである。

ところで、持田はポニーテールがもげてしまった。
レナはいなくなるし、なかなか過酷なジャカルタ旅行である。

さて、現在乗っているジャボタベックの路線は環状線であり、朝にクレジットカードを出とられた銀行に戻るためには、一旦Kanpung bandanという駅で降り、かなり歩いてジャヤカルタで中央線に乗らないと行けない。

このKanpung bandanという駅、旅客船ターミナルのあるタンジュンプリオクへの乗り換え駅でもある。
しかし、その路線は営業していないようで、ホームも閉鎖されている。

さて、いろいろあって、件の銀行に到着。

吸い込まれたカード自体は、どうにか返してもらう算段がついた。
しかし、30分以上待たされることに。

なんでこんなことになってしまったのかと聞くと「わからない」と言う。

逆に「他の銀行ではこんなことが起きなかったのか」と聞かれたので、台湾でもスカルノハッタ国際空港でも起きなかったと言う。
「では、数軒隣に他の銀行があるからそっちで聞け」と言う。
仕方がないので、そうしますか…

ともかくも、どうにかして30万ルピアおろすことができた。

Argoなどの優等列車の始発駅であるガンビル駅に対し、パサールスネン駅は急行列車の始発駅である。
・・・が、タクシーを下ろされてかなりわかりにくい所に駅があった。
全く案内は充実していない。

で、これもまたインドネシア国鉄の仕様なのか、門構えがあって、車や人はゲートを通って入るようになっている。

このコロニアルな趣の駅舎は、大正12年にオランダが建築したのだと言う。
ガンビルと違ってジャボタベックも停まるが、片道だけ。

最後に空港に近いほうの支線に乗ることにしたい。
と言うことで、タクシーを拾って、東メト6000系に乗ることに。

で、大きな通りに近いPesingで降りることにしたが、美川で決死の準備をしようとしたら、うまく立たせることができず、6000系は行ってしまった。
そもそも決死に向いてない衣装なんだろうか。

そもそも、このインドネシア旅行は、4月に入って決めたので、ゴールデンウィークには安いチケットはなく、台湾のエバー航空の120,000円のチケットが最安値と言う状態であった。

そもそも、このインドネシア旅行は、4月に入って決めたので、ゴールデンウィークには安いチケットがなく、台湾のエバー航空の120,000円のチケットが最安値と言う状態であった。

そんな中で、成田〜台北はエコノミークラスなのは当たり前として、台北〜ジャカルタは往復ともに「B」となっているではないか!
これはもしかしてビジネスクラス!?

そう思って、喜び勇んで発券カウンターへ。
そして手荷物検査が終わり、搭乗ゲートまで行って気づいたのが「43H」てどう見てもビジネスクラスの席とは思えない。

その旨を搭乗ゲートの職員に言うと、
「あら、これはエコノミーじゃないわね。でも今更どうしようもないわ。どうして発券の時に言ってくれたかったの?」
みたいなことを言う。

何のための12万だったのか・・・

ところで、このスカルノ・ハッタ国際空港は、搭乗ゲートの前で手荷物検査があり、ミネラルウォーターの入ったペットボトルは没収されてしまった。
かといって、待合室に気色施設や売店やトイレがあるわけでもない。

空港の待合設備では、かなり劣悪な部類に入るのではないだろうか。
周囲の自然は綺麗だったのだが…

ともかくも、台北桃園空港に到着。

そして台北の松山に到着。
松山だけにペギー松山。

 

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