渋谷暴動事件の慰霊碑

46年前の殺人指名手配犯が捕まったんだそうな。

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【ブックレビュー】生体れき断 下山事件の真相

昭和史に興味がある、というのであれば、下山事件は避けて通れないのではないだろうか。

昭和24年7月5日、その年に発足した日本国有鉄道の初代総裁・下山貞則氏が専用車での出勤途中に日本橋三越で行方不明となり、翌6日 に常磐線の北千住~綾瀬の東武鉄道と交差するあたりで死体で発見されたという事件である。

この事件は自殺なのか、殺されたのかについて、朝日と毎日の両新聞社ばかりではなく、法医学界では東大と慶應、警視庁内でも捜査1課と捜査2課でも対立し、結局は何も分からないままになってしまった・・・ということだけはとりあえず本を読む前からわかっている知識である。

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大石順教尼の足跡を偲ぶ(3)堀江六人斬り 惨劇の跡

大石順教尼の足跡を偲ぶ旅の最後は、「堀江六人斬り」の惨劇の跡である。

「大阪府警察史 第1巻」によれば、惨劇のあった山梅楼は、
西区北堀江上通三丁目一七七番地
にあったのだという。

北に「北堀江上通二丁目」、
東に「北堀江下通二丁目」が通っているというので、街区の北東角にある建物ということになる。

どうやら、古い地図と現在の地図を重ねてみると、確かにその場所が浮かび上がってきた。 “大石順教尼の足跡を偲ぶ(3)堀江六人斬り 惨劇の跡” の続きを読む

「黒い福音」を歩く

昭和34年、BOAC(現:ブリティッシュ・エアウェイズ)のスチュワーデスが殺害され、善福寺川で死体が発見されるという事件が発生した。
当時関係の深かった、ドンボスコ社のベルギー人神父が疑われるが、その当時の日本の国際的発言力ではカトリック教会内に捜査の手を伸ばすことができず、結局疑惑の神父は病気療養を理由に、羽田空港からベルギーに帰ってしまう。
この事件は、松本清張によって「黒い福音」として小説化され、北野武の主演で映画化もされている。

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南国土佐を後にして

今日は南国土佐を後にする日である。

元々、高知から中国大陸に派兵された兵隊さんの中から自然発生的に生まれた曲なのだという。
これが終戦後の昭和28年にラジオ高知(現:高知放送)開局時に丘京子がラジオで歌ったのが反響を呼び、昭和30年に鈴木三重子がシングルを出したが大して売れず、という由来が、昭和33年にペギー葉山版で大ヒットする前にあったのだという。

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