奄美空港でこんなことがあったようで・・・
格安航空会社バニラ・エアを利用した車いすの男性が、奄美空港でタラップを腕の力で上りました。なぜそんな事態になったのでしょうか。同社は謝罪し、設備を改善しました。 https://t.co/SyeH0EkPsb pic.twitter.com/1okt2embJe
— 朝日新聞デジタル編集部 (@asahicom) 2017年6月27日
ただ、ツイッターのTLを色々と読んでいると、「事前連絡さえすれば対応できたはずのところ、あえてそれをせずにクレームを入れているクレーマー」という意見もあるようである。
一通り読んでいて気になったのは、「事前に連絡すればよかったのに」という意見もさることながら、「無理なら諦めるのが譲り合い理性」という書き込みである。
これはちょっとどうかと思った。それは健常者の傲慢だよ、きっと。
障害を持ってしまうと「突然思い立って電車に乗る」「突然思い立って飛行機に乗る」権利もなくなってしまうということなのだろうか。
きれいごとを言うようだが、それこそが、取り除くべき「バリア」なのではないかと思った。
これまでも、「バリアフリー」を阻んできたものは、無理解な世間の大部分の「ちょっと我慢すればいいだけなのにね」という、「知ったような口」ではなかっただろうか。
それを、意識のある障害者がクレーマーと蔑まれながらも訴え続けることで現在の便利な世の中を少しずつでも築いてきたのではないだろうか。
これは何も障害者だけではなく、例えば女性にしたってそうだろう。
「糞フェミ」「左翼」と蔑まれながらも、女性の権利を切り開いてきた人たちがいるのだ。
そんな権利と自由を謳歌しながら、それを切り開いてきた人たちをカジュアルに蔑む。
せめて自分は、そのようなメンタリティを持ちたくはないものである。
ところで、自分自身は奄美大島に行ったことがあるような気はするのだが、奄美空港を使った記憶が無い。
だったらどうやって奄美に行ったんだっけ・・・
と考えた所で思い出した。
奄美には鹿児島から船で行ったのである。
(決死モデルはチームR園田)
時に、去年の沖縄決死旅行の時だった。