拙ブログの設置目的の一つとして、「前世紀のdevotee事情を語り継ぐ」というものがある。
そこでまた、我々が本当に「日陰者」だった頃の思い出話を。
何だってまたそんな思い出話をしようと思ったのか。
気をつけないと。
でもステキなものは目で追っちゃうものですよね。 pic.twitter.com/hj5JYVasDr— mio (@mio7215) January 29, 2019
それは、どこだかのツイッターで、そんなdevotee心理をよく描いていると思った漫画があったのだ。
それは小手川ゆあ「LICENCE」第3巻。
どういう漫画かというと、どうやらこの世界では警察の現場業務が民間に委託されるという世界らしい。
それで、そのための専門の会社が公務を代わりに執行するとそういう漫画らしい。
・・・で、オタクか何か、ともかく如何にも「弱者男性」といったいった男が病院を覗き込んでいる。
これは向こうにはバレており、顔がツイッターに晒されて炎上している。
それも「フェチ」と名指しされている。
インターネットができるかできないかの草創期、フェチをやっていて一番恐れていたことは、実はこのようなことであった。
もしかしたらリハビリセンターにはお目当ての女性がいるかもしれない。
もしいたら声を掛けてみたい。
でも失敗したら、笑い者になるだけで済むならまだいい。
たとえばこのことが同じリハビリセンターの女性たちに共有されて、お尋ね者になったとしたら・・・?
このことをものすごく恐れていた。
しかしこの漫画のフェチ男の弱者男性っぷりの描写はなかなかすごい。
煽り性能高い。
額の生え際も怪しいので確かにモテそうにない。
果たしてこの男、問い詰めてみるとやっぱり「フェチ」だった。
作者にとって、この手の「フェチ」は総じて弱者男性っぽく見えてるわけだ。
そりゃまあね・・・俺だってね・・・
まあいいや。色々言い出すとこの手の話はキリがない。
ところで、この漫画で出てくる病院は「東中野警察病院」となっている。
奇しくも、現在南千住にある鉄道弘済会義肢装具サポートセンターは、かつてはこの東中野にあった。
ちょっと出張帰りに寄ってみようか。
「私的devotee史」的には聖地ともいえるこの場所は、現在は鉄道弘済会の親会社であるJR東日本の社員寮となっている。
(決死モデル:チームPペギー)
久しぶりにあの頃の息吹を思い出した。
色々な意味で。