4月6日、関東地方は午前中はおおむね曇りとなり、午後からは上空の寒気や気圧の谷の影響で雨の降るところがある見込みです。気温は平年並みかやや低めで、日差しが少ないぶん肌寒く感じられるでしょう。
竹芝桟橋を目指すおがさわら丸の特等室で起きたのは6時過ぎだった。
朝の光が直接差し込んでくる。
まるで小笠原みたいな太陽だ。
でももう、小笠原の太陽を浴びる事は無いのだ。
テレビのモニターでは、すぐ西に八丈島が近づいていることを示している。
ちょっとデッキに出てみようか。
特等の客は、デッキも特等専用になっている。
外国人客が2人、その特徴デッキに出ている。
9万いくらはたいて買った特等のチケットも、今時の外人にとっては安い金なのだろうか。
昨日、手話サークルの小学生の女の子からもらったプレゼントの中には、手作りのカードも入っていた。
立体カードになっていて、自分を描いたであろう女の子の足にはギョサンがあった。
向こうには八丈島が見える。青ヶ島はもう過ぎていたようだ。
そのうち、4階のレストランが開くと言うので、下に降りて朝食とする。
やはりパンよりもご飯の方がいいと思ったので、和定食Bにして、サイドメニューをいろいろ買おうと思ったが、なんだかめんどくさいので、いつもの結局洋定食Aにすることにする。
食べ終わったら、7階の特等部屋に戻って、またヴィーナス児の小説の執筆。
というか、昨夜は3時過ぎに寝たので、少しでも寝れば良いのに。
とはいえ、どうせ電波の通じていない時間は何もできないので、今のうちに書いてしまうという選択肢もありである。
ただ、今日は竹芝に到着したら、浜松町から車を運転するので、やはり寝ておきたいところだ。
船の中なんて暇なような気がするのに、ずいぶんとバタバタと時間が過ぎ去る。
船は、三宅島や伊豆大島の近くを通り過ぎると、たまにメールが1通入る程度。
他のSNSは何かが入ったことを通知はするが、その入った情報を見ることができないという電波の弱さ。
何をやるでもなく過ごしていると、窓の向こうに陸地が見える。
房総半島に到着したのだ。
そうなったら電波が入ってくる。やる事はたくさんある。
昨日やっていなかった日記を追いつかせたり、SNS周りをやる。
東京湾の真ん中に入ると、かえって電波が入らなくなってしまう。
両方の岸から遠くなるのだろう。
そう思ったら、モニターには左舷側に羽田空港が通り過ぎたことを示している。
そろそろ降りる準備をしなければいけない。
それでもアップしたいものもある。
ヴィーナス児の小説を始めてからというもの、体内時計が狂いまくりである。
何かの脳内物質が影響しているとしか思えない。
まずやる事は、コンテナで別送してきた巉嶼を受け取ること。
これは意外にスムーズに受け取ることができた。
そして、今日もまた、父上と母上が手伝いたいと言う。
手伝いたいと言うものを無碍にするわけにもいかないので、そういうつもりで諸々の予定を立てなければいけない。
決死する場所1つとっても、どこでやるのか考えていかなければならない。
ともかくも、父上と母上と一緒に浜松町のトヨタレンタカーへ。
母上は「お父さんが運転したほうが良いのではないか」と言うが、さすがに心配性が過ぎるのではないか。
あるいはそれで納得するのであれば、言うとおり運転を代わった方が良いのだろうか。
ともかくもハイエースを借りることができたが、こちらが運転している横や後ろであれこれ言ってくる。
もうこちらは24-2のようなどうでも良さそうな口調で「そうですね〜」と聞き流すしかない。
それでも、そんな父上と母上にこちらは付き合っているのだから、もはや一種の「接待」と捉えるべきではないか。
レンタルしたハイエースは、芝公園ランプから首都高速に入り、カーナビの通りに回って常磐道に入る。
そして常磐道は谷田部インターチェンジで降りる。
茨城の道というのはやたら凸凹している。
東京都ではないので、予算がないんだろうか。
とにもかくにも、これから住むつくばの社宅に到着することができた。
昭和54年の建築であるという社宅は古びている。町全体が地方都市という感じである。
つくばは未来都市ではなかったのか。ここは合併前の「谷田部町」をまだ引きずってる感じ。
ただし、管理人が今日は休みなので入居することはできない。
自転車だけ置いて次はホテルに行くことにする。
ホテルに到着したら17時ごろだった。
父上と母上は夕食までここで待っていてもらう。
乃公は行きたいところがあるので、レンタカーのハイエースを返しがてら行くことにする。
どこに行きたいかと言うと、筑波大学である。
ちょうど昨日、秋篠宮悠仁様がご入学されたと報道された。
言うてつくば市内なので歩いても行けるかと思ったら、結構な距離だった。
大学の駐車場は、人事異動期ということで無料開放していた。
ほとんどガラガラの駐車場にハイエースを止め、「石の広場」へ行くことにする。
筑波大学に来たらやってみたいと思っていたこと。「オタサーの姫の完全体」の人がミス筑波になってもう10年になる。
やっとここまで来ることができた。
光線状態も完璧だ。
さて、撮るだけ撮ったらレンタカーを返すことにする。
果たしてつくば駅前へ。
どうにか事故なく運転することができた。
レンタカーを返したら再びホテルへ。
父上と母上を夕食に連れていく。
本当は「とんQ」にしようと思ったが、待ち時間が80分だと言うので別の店へ。
向かいの「さと」であればすぐ入れたのでここで食べることにする。
あとはホテルに戻る。
ホテルに戻ってSNS周りをするなど。
そして風呂に入る。
風呂の中で、職場のメールであの「狂犬」23−2がどこに行ったのか調べてみたら、組織名が出てこない。キモ太郎と同じで辞めちゃったのか。
明日からはバタバタした日々が始まる。
今日の決死出演は4名(累計36名)。