君は収鋲(ゆ)くのか そんなにしてまで

北朝鮮KCTV「録画報道:技術革新運動を力強く推し進める」より🇰🇵
平壌樹脂鉛筆工場というが「樹脂鉛筆」とは?
どうやらシャープペンシルのことを言うようだ。
北朝鮮の学校では「シャーペン持って来たら集団総括」という意味不明な決まりは無いのだろうか。

かたやこちらは船橋陶磁器工場。
船橋とは言っても千葉県船橋市とは関係なく、人民大学習堂から大同江江を挟んで向かい側の地域が「船橋区域」となる。

起床したら7時頃。
まあ土曜日なので。

さて、今日はどこかに行きたい。
なにしろ豪華なメンバーを9人余している。
この状態でどこかに行かない法が無いのだ。

しかしどこに行く?
台風は接近しているという時に、いったいどこへ行くというのか。

休日散歩切符でも使って収鋲していない栃木方面にでも行くか。
栃木県下都賀郡野木町とか。

しかし、野木町に行くのであればあの煉瓦窯には行きたい。
しかし交通区間がなく、公式ページでも「古河駅からタクシーで来い」と書いている。
それも煉瓦窯自体がコロナで休みのようだ。

それは悲しい…

だったら「週末パス」でも使って遠出するか?
これだったら、8800円で、青森まで乗り放題である。
しかし、金曜日まで買ってないといけないようだった。
だからだめ。

それでは、小田急方面で神奈川県の収鋲していなかった市町村を一気に回ることにしたい。

と言うことで雨の中を新京成線に乗って松戸駅へ。
ほんとに今日は出かけていいんだろうか?

それでも、松戸駅でのこの撮影の時は一時的に雨が止んでいた。
なかなか幸先の良いスタートである。

まずは吉牛で朝食を食べて、千代田線の中の人になりたい。
なぜ常磐線ではなく千代田線かと言うと、北千住で「メトロはこね」指定席を買いたいからだ。
JRの北千住で降りて、わざわざ東京メトロの切符売り場まで行くよりも、最初から東京メトロの北千住で降りたほうがいいに決まっている。

そして千代田線の代々木上原行きの中の人となる。

ん…? 代々木上原行き?
成城学園前行きとか向ヶ丘遊園行きとかじゃなくて?

ネットで調べてみたら、小田急が台風でかなりダイヤ乱れてるようだった。
ロマンスカーは全部止まっていると言うのだ。
という事は、10時34分のメトっぱこも運休と言うことになる。
それだけではなく、急行も止まっており、各駅停車しか走っていないのだと言う。
小田急どれだけビビリなの。

さてどうしたものか。

とりあえず、小田急で行けると言う望みがなくなった以上は、明治神宮前より先に行ってもしょうがない。
一旦明治神宮前で降りて、山手線で渋谷を目指すことにする。
湘南新宿ラインなら走っているかもしれない。

調べてみたら、11時05分の小田原行きというのがあった。

明治神宮前から山手線に乗って渋谷へ。
渋谷の埼京線ホームはすっかり山手線の横になり、乗り換えがしやすい場所になった。

ひと頃の「南渋谷駅」とは隔世の感がある。

そして相鉄直通の海老名行きをやり過ごして、湘南新宿ラインの小田原行きに乗ることにする。

さすがに1時間以上乗るのでグリーン車でもバチは当たらないだろう。

車内で昨日の「Meitu」で写真をイラスト化するなどしていたら小田原に到着した。

向こうのホームではいずっぱこカラーの大雄山行きが停まっている。
おそらくメトっぱこに乗っていたら撮れなかったであろう。

小田原は蒲鉾など海産物で有名である。
昼食は駅の中で鉄火丼を食べることにした。
これだって海産物である。

小田原から12時40分の新松田行きに乗ることができた。
これを乗り逃すと、13時までない。

開成にはほどなくして到着した。
教場駅舎である開成駅の東側に、3100系NSEロマンスカーがあった。

ここで、思うさま撮影する。
あだ名は「ロンちゃん」だそうで、決して「私設大本営」ではない。
いずれ、これにて神奈川県足柄上郡開成町は収鋲とする。(収鋲率:神奈川県72.7%、全国49.6%)

雨足がある程度強くなってきた。
ここからは、酒匂川を越えて御殿場線の上大井駅まで歩くことにしたい。

「足柄紫水大橋」という橋を渡ると、大井町になる。
開成町は住宅地であったが、大井町に入ると、一気に田園風景が広がる。

しばらく、用水路沿いの道を斜めに歩いていくが、その道筋には曼珠沙華が咲いている。
そろそろ巾着田も見頃だろうか。

道行く車はことごとく湘南ナンバーが多い。

国道を越えると、すぐに上大井駅となる。
その前に、ドラッグストアでタオルを買う。
雨なのにタオルを持って来なかった。

そして上大井駅へ。
上大井の駅舎は昔ながらの木造駅舎で、かつてこの路線が東海道本線だった頃、C51が牽引する「燕」をも見送っただろうか。
これにて神奈川県足柄上郡大井町は収鋲とする。(収鋲率:神奈川県75.8%、全国49.6%)

現在では無人駅となっているが、老婆が40代ぐらいの女性にべらんめえ調で愚痴を言っている。

ここはJR東海の駅になるので、国府津までならTOICAで行ける。

また対向式ホームは一線スルーとなっており、殆どの列車は駅舎側の1番ホームから乗り降りできる。

そして御殿場行きに乗る。
ワンマン列車の2両編成で、313型で運転されている。
車内はほぼカラカラであるが、南米系の外人がボックスを占領してワイワイ喋ってる。

神奈川県とは思えないような山奥をどんどん進んでいく。
かつてはここは東海道本線だったのだ。

山北の次が谷峨で、その次が県境を越えた駿河小山となる。
到着時刻は15時26分。

駿河小山駅は、静岡県駿東郡小山町になる。
駅舎は1970年代に建造したと思しき橋上駅舎で、町の中心から外れているためかかなり静かである。

駅前には富士急バスが停まっている。

ところで御殿場行きは随分長いこと停まっている。
もしかして列車交換があるということ?

であれば、駅を撮ったくらいにしてあとはその列車で戻ろう。
ということは駿河小山駅は6分だけの時間が許されているということ。
静岡県駿東郡小山町の収鋲はこれで許してもらうことにしよう。(収鋲率:静岡県60.0%、全国49.7%)

静岡県には6分だけいて、再び国府津行きの人となる。

次の目的地は山北。
山北の駅にはD52が保存されている。
この旅程最大の鉄ネタであるから、ヤギーをぶつけることにする。

果たして、山北で降りると、駅前には公式騒然とした街並みが広がっている。
駅前のインターナショナルスタイルの建築は、明らかにC51が「燕」を牽いて通過していた頃まで知ってるのではないだろうか。

これはD52以上のフォトジェニックな鉄ネタではないだろうか。
D52は次のスマレに任せるとして、ヤギーはこの山北駅前で出てもらうことにした。
いずれにしろ神奈川県足柄上郡山北町はここにて収鋲としたい。(収鋲率:神奈川県78.8%、全国49.6%)

駅前に町内循環バスと思しきバスが来たが、明らかにレトロを狙っている感じの車体のデザインである。
駅前の昭和初期建築も、きっと観光資源としての狙いがあるのだろう。

さて、D52は駅裏に保存されているようなので歩道橋でそちらに回りたい。
D52を駅前ではなくあえて駅裏に保存しているというのは、往時の函嶺越えの拠点であった山北機関区を偲ぶという意図があるのだろうか。

果たして駅裏に行くとコミュニティセンターがあり、ここではコロナワクチンの接種会場になっている。

その先にD52が保存されていた。
ところが煙室扉のハンドルが無くなっている。
随分と治安が良くないらしい。

それと、柱の位置がなんともヲタに優しくない。
そう言ったことを勘案しても「保存状態は良くない」として良いだろう。

・・・と、15時の時報が鳴る。
なんと鉄道唱歌だった。
山北町は「鉄道の町」の意識を持っているらしい。

色々撮ってたらもう国府津行きは7分後だという。
急いでホームへ。

国府津行きは全くのガラガラで、傘を開いて乾かすことにした。

そして国府津に到着。
JR東海とJR東日本の車両が並ぶだけではなく、駅前には神奈中バスと箱根登山バスが並ぶ。
これぞ国境地帯という駅である。

そして小田原に到着。

16時47分の踊り子までだいぶ時間があるので、QBハウスで散髪することとしたい。
果たして、全く並ばずに散髪することができた。

その後、えきねっとで「踊り子」を購入。
ホームに行ってみると、向こうの小田急のホームではVSEが客を乗せて入線している…?
つまりロマンスカーも運転してるということ?

ならあっちの方にしようか。
いずれ新宿に行くわけだし。

ということで「踊り子」の特急券は払い戻し。
窓口の女性駅員さんのは国鉄の頃を彷彿とさせる昔懐かしい接客。

小田急のロマンスカーはパノラマカーだった。
実にパノラマカーは初めてである。
後ろ展望席が空いていたので座ることに。

後ろ展望席は転換できず固定のようだった。

どんどん外は暗くなっていく。
新宿に到着した頃には既に夜になっていた。

まずは沖縄料理のやんばるふーチャンプルー定食。

そしてぽわんちゃんの店へ。
念のために小さなペットボトルの緑茶を持っていく。

ぽわんちゃんの店には2名いたので都合3名。
今日はやたら色香があった。

そして20時になり、いつも通り代々木上原行き経由で帰途に就く。

車内でなんだか喉に違和感。
唾は飲み込まないで駅ごとに吐くようにする。
松戸駅のホームで緑茶うがい。

帰宅したらオーダー品が届いていた。

23時現在、体温を測ったら36.9℃。
血中酸素濃度は98%。

とりあえず電子機器はフル充電に。
運ばれる際の通り道も作っておく。

 

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