岡ビル市場に呼ばれて西九州新幹線

九州の南には停滞前線が横たわっている。
長崎や佐賀は、朝のうちだけ雨のようだがその後は曇りで推移するようだ。
最高気温は13〜14℃の見込みであるという。

昨夜は「はかた号」に乗り遅れ、ギリギリのところで岡山行きの「マスカット号」のチケットが取れた。

目が覚めた時には津山に到着するところだった。中国自動車道を通ってきたらしい。
とはいっても、昨夜は足柄サービスエリアを過ぎても毛布をかぶってスマホに没頭していた。
寝れるなら寝ておきたい。

とはいっても、もう寝ることもできない。

結局、中途半端に起きたまま岡山市内に入ることになる。

そして岡山駅西口に到着。
通学時間のようで高校生でいっぱいだ。
ちなみに、岡山駅西口すぐにNHK岡山放送局がある。
和久田麻由子アナや、今話題のストーカー飛び降り船岡アナもこの岡山放送局がキャリアの始めだ。

さて、こちらはといえば、まずは東口に出ることにしよう。
東口は高島屋ありビックカメラあり、名実ともに「大都会岡山」の面持ちだ。

ここから駅の北東側に歩いて行く。
アーケード街には、自転車通行禁止である旨を岡山弁で注意喚起している。

そしてしばらく歩くと、ちょっとした小川に当たる。

その小川の向こうに「岡ビル市場」がある。
岡ビル市場は昭和26年建築で、都合、築72年ということになる。

2020年の時点で再開発計画が持ち上がっていたようだが、幸か不幸かその計画は全く進んでおらず、現在でもこうして岡ビル市場は建っているわけだ。

もしかしたら昨日「はかた号」に乗り遅れたのも、この岡ビル市場に呼ばれたのかもしれない。
最後の勇姿をぜひカメラに収めて欲しかったのかも知れない。

十分に収鋲したので、岡山駅に戻る。

さて、朝食をどうしようか。
なるべく魚を食べて不飽和脂肪酸を摂取したい。
でも磯丸水産のようなところは岡山にはない。

結局、岡山駅のセブンイレブンでネギトロ巻きと、ツナサラダを買うことにした。
なにぶんにもコンビニなので添加物は色々入っているかもしれないが、まあ弛みなく努力はしていこう。

そして新幹線で小倉まで移動しないといけない。
ここから一番速い新幹線は、8時25分発の「ひかり531号」で、小倉には9時54分に到着する。
これはどうにかC席つまり通路側の席が取れた。

ホームに行くと、ちょうど東京行きの「のぞみ」が出発しようとしていた。
発車メロディは「銀河鉄道999」で、ゴダイゴの方。

岡山出発時点では、3列誰も座っていなかったので充電もし放題。
しかし、福山から女性客が乗ってきた。

あとはさっき買ってきた朝食でも食べつつ、ブログつけつつ、小倉を目指しましょう。
それと、決死撮影した写真の位置情報付けもしないといけない。
決死旅行は色々忙しいのだ。

そうこうしているうちにもう新下関。
つまり本州は最後だ。

ものの1時間強新幹線に乗ったところで小倉に到着。
北九州市は最近亡くなった松本零士が育った地であり(産まれたのは久留米市)、町おこしも大々的に「銀河鉄道999」が使われている。

モノレールは銀河鉄道999のデザインになっている他、車両の前方に札幌のささら電車のようなブラシがある。

さて、10時前に到着し、12時過ぎに博多行きの「のぞみ」で出発すると言っても、やることがないので、小倉駅の駅ビルのスタバでブログでも付けている。
あとは副業ブログ

さて、11時30分も回ったので、昼食にすることにしよう。
魚町の銀天街に、海鮮系の店があったはず。
ところが、iPhoneで検索すると出てこない。

仕方がないので磯丸水産でビントロ丼。
九州に来てまで磯丸かね・・・

ただ、奴豆腐に使う醤油とビントロ丼に使う醤油は別にした。

さて、12時14分が近いので、駅へ急ごう。
その前に、昨日は風呂に入ってなかったので、ウェットティッシュというかボディーペーパーをドラッグストアで買う。

そして「のぞみ11号」の中の人となる。

12時半に博多に到着。
この先は「リレーかもめ」で長崎を目指す。

在来線のホームに行くと、「リレーかもめ」が待っていた。
車両は「白いかもめ」ではなく、鹿児島本線系統で使っていた787系だった。
そういえば、博多から新八代の「リレーつばめ」も787系だったか。

さて、今回乗る「リレーかもめ」は、グリーン車のさらに上を行く「DXグリーン車」というのがあるのだと言う。
それは、2+1席の広いシートのようだ。電源も付いている。

どうやら、二日市のあたりで停電があったようで、かなり遅れているようだ。
それで、立ち客もいる。

だから、本来「リレーかもめ29号」として運行するはずの列車だったのが、この列車は「リレーかもめ25号」なのだと言う。

ともかくも、787系は博多を出発し、どんどん田園風景になっていく。
福岡県の南側から佐賀県にかけての筑紫平野は、九州の穀倉地帯なのだ。

そして「江北」と言う駅を通過していく。
これはかつての肥前山口駅だ。
新幹線の開業と同時に改称し、そして単なる田舎の駅となってしまったのだ。

そして、再び市街地に入り、線路が高架になってきたと思ったら、武雄温泉駅に到着。
「リレーかもめ」としては、ここが終点となる。

ここから、本物の西九州新幹線の「かもめ」に乗り換えるのだが、乗り換え時間はたった3分。

決死撮影もそこそこに、急いで乗り込む。

ところで、これを以って佐賀県武雄市は収鋲としたい。(収鋲率:佐賀県50.0%、全国53.6%)

乃公おれの取った指定席は、1号車11番B席… と思ったら、既に人がいる!?
どうやら、この「かもめ」も、29号ではなく、25号として運行されているようだ。
だから、ここに座っている人は、25号の1号車11番B席を取っていると言うことになる。
それで、指定席車であるにもかかわらず、立ち客がたくさんいたわけだ。

それでも、立っている人が「あそこ空いてるから座ってもいいんじゃないですか」と言うので、お言葉に甘えて座ることにする。
おそらくは、自らの前に立たれて、うっとうしかったのでそういったのだろう。

とは言え、乗車時間はかなり短い。

嬉野温泉、新大村、諫早と各駅に停車して終点の長崎に到着。
速達タイプの列車を走らせるほどの距離すらないのだ。

降りると、多くの客が列車にカメラを向けている。
やはりみんな物珍しいのだ。

さて、西九州新幹線に乗ると言う目的はここで果たすことになった。

次はちょっとダークツーリズムに行くので、一旦ここで切ることにしたい。

ここまでの決死出演は7名(累計14名)。

 

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