ごめんね今夜急にだめになったの

例のコロナウイルスで、京都からは中国人がいなくなってガラガラらしい。

本当であれば、今日はあのベトナムでお世話になった実業家さんが来日して、網走に流氷を見に行くはずだった。

それが、昨日の夜になって「仕事で都合が悪くなって日本に行けなくなりました」とメッセージが来た。

そうなると旅行自体を中止する…?

いや、今回は、その実業家さんの親戚さんが弟子屈の川湯温泉のホテルで技能実習生をしており、彼に会うという目的もあるので、旅行自体はやろうと思っている。

そろそろ髪を分けれるくらいになりそうだったので散髪することにしたい。

羽田空港11:15に間に合うような床屋はどこか。JRの蒲田駅前に9時から開店のQBハウスがあった。
ということで9時に到着するように常磐線と京浜東北線を乗り継ぐ。

散髪後、駅前の道路に並んでいる京浜急行のバスのうち、羽田空港行きに乗ろうと思ったら「このバスは国際線にしか行きませんけど大丈夫ですか?」

仕方がないので、はるか向こうに見える京浜急行で行くことにする。
ところで、京急蒲田駅の入り口が分からない。どこから入ればいい?

一応どうにか入り口を見つけて入ったが、こればかりでなく行先表示が「文庫」「新町」だったり、地元民さえ分かってればそれでいいというドメスティックな姿勢は京急の伝統的なスタイルである。
決死モデル:トルソーさんナイ

3階にある下りホームへの直通エスカレーターに乗ってすぐに羽田空港行きは来た。
とりあえず東京土産も買って出発。
決死モデル:チームRナオミ

機材はワイドボディ機のB767-300。ANA4777便とはいえコードシェア機でエア・ドゥの機材。

流氷シーズンのためかこんなローカル路線でもワイドボディ機がほぼ満員。ただし中国語は殆ど聞かれない。

客室安全ビデオはエアドゥの機材だけに、あのANAの歌舞伎のやつではなく凡庸なビデオ。
半分うつらうつらしながらのんびり過ごすことに。

ほぼ定刻の13時に女満別空港に到着。
決死モデル:チームR園田

ここで出てもらうメンは中位メンぐらいかと思ってスマレにしようと思ったら園田になってしまった。こんな所で園田の無駄遣い。

バスは着陸に合わせ、北見方面と網走方面に出る。
斜里方面は14時まで無いもよう。

網走行きのバスはほぼ満員で出発。ほぼ全員日本人・・・というか、中国人なら専用の観光バスで移動するだろう。

さて砕氷船乗り場に着きましたっと。それが14時頃。
15:30のオーロラに間には合うだろうが、おそらくは明後日も技能実習生さんを乗せて乗るであろう。

ただ、明後日は人を連れてだから思うように決死できないかも知れない。そうなると、今決死しておいた方が良いような気がする。そうなると「乗る」という結論しかない。
ただ、チケットは14:30でないと発売しないという。

果たして14時30分に買ってから「流氷まつり」を見ようと思うが、この砕氷船のりばからは微妙に離れた所にある。
今日が最終日だというので、行ってみることにする。

今年は記録的な暖冬で雪が少なく、雪像は作らないという。
海にも流氷はなく、出店はそれなりに出てはいたが、盛り上がりに欠ける流氷まつりであった。
決死モデル:チームWBラジエッタ

さて、流氷まつりを見るだけ見たら、さっさと砕氷船のりばへと戻りましょう。

既に行列ができている結構中国語も聞こえてくる。これは台湾か香港か。

オーロラ号では楼山に出てもらおうとおもったが、行列の中で交換しようと思ったら園田がピョイっと出て行ってそれっきり行方不明になってしまった。これはちょっとした事件である。立ち止まってどこか交換できるところですればよかった。

それはともかく砕氷船は出発。
沖合に出ると、流氷が流れ着いてきていた。
凪いだ海の上でゆっくり動いているとはいえ、深度合成モードで撮るのは難しい。
決死モデル:チームY楼山

そしてバスで網走駅へ行き、釧路行きの発車時刻まで駅前のヴィクトリアのバイキングで待つことにする。
網走に来るといっつもここにきてるような気がする。

そして18時52分が近づいてきたので列車に乗り込むことにする。
ところで、向こうの1番線には西留辺蘂からのキハ40が来ている。どうせどっちも1両編成なのだから、1番線で同一ホーム乗り換えはできないんだろうか。
決死モデル:チームRハナ

車内はそれなりに混んでいる。少なくとも空気輸送という状況ではない。部活動で遅くなった高校生を運んでいるのだろうか。網走市内の高校から斜里など、結構な遠距離通学をしているものである。それ以外にも観光客はそれなりにいて、結局川湯温泉以遠に行く客もそれなりにいた。しかしそれも流氷シーズンだけなんだろうか。

そして川湯温泉に到着。ログハウス風の結構良い感じの駅舎である。
そして川湯温泉郷にはバスが出ているが、この列車に接続するバスはなく、タクシーで行くしかない。
結局2000円かけてタクシーで行くことに。

今回、ホテルは予約しなかったのだが、2泊頼むと「今晩でしたらokなのですが・・・」という。中国人がゴッソリいなくなったわけじゃない?
聞いてみると、「最近は台湾人とイギリス人が多いですね」という。

21時過ぎ、本エントリーの冒頭にて紹介した技能実習生さんが仕事を終わってきたので、近所のセイコマで酒などを買って久闊を叙することにする。
一応、技能実習生さんは給料は貰えているようであった。
それは何より。

 

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