路線バスで県境越えリベンジ

最近、またテレ東で路線バスの旅やったらしい。
もはや太川陽介といえば路線バスである。

もう鉄道全路線も乗ったこととて、路線バスの旅は決死旅行としても重点に置きたいところ。
コロナ期で海外旅行出来ないなら尚更である。

ところで、昨夜は団扇で扇いだまま寝入ってしまったようで、体の下に団扇があった。
それが汗で濡れて破れていたのである。
決死モデル:チームWBラジエッタ

こんなに汗が出るって何なの?
やっぱりクーラー買った方がいいんだろうか。
とは言っても旅行だ仕事だでほとんど寄り付かない家でもあるしで・・・

今日は10時ごろの出発なので、朝は比較的余裕である。
また、北側(風呂場・脱衣場)と南側(居間)の窓を開けておくと、風が貫通して通る状態になるので風通しが良い。

ということで、今回は以前宇都宮線のドア故障で中止になったバスでの県境越えをリベンジしたい。

そして武蔵野線の中の人となり、南浦和で京浜東北線に乗り換える。
浦和から宇都宮線に乗って宇都宮を目指す。
決死モデル:チームWB小津麗

本当であれば11:02の快速で行く予定であったが、1本早い10:43に乗ることができた。
これもまた前回と同じである。

ところが、この宇都宮行きは古河で快速に追い抜かれるのだという。
つまりダイヤ通りの浦和11:02の快速。
まあ別に浦和駅の中で時間潰すこともないし・・・

そして宇都宮に到着。
降りたホームの向かいから烏山行きが出るという好接続。

ただ、時間的には20分強あるので、レモン牛乳でも買いながら待つことにする。
決死モデル:チームPみく

烏山線は蓄電池式のEV-E301系である。
蓄電池で走るので、非電化の烏山線を走るが「電車」。
宮崎交通的に言えば「チハ301」とでもなるだろうか。

なぜこれが烏山線で運用されているのかというと、リチウムイオン電池の容量が烏山線に適合しているのだという。
つまり、ここまで短くないといけないということ。
一般化するには、なかなか先は長い感じがする。

車内も人は疎ら。
コロナ期でもなければ、もっと人がいただろうか。

それほどの時間も無く烏山に到着。
烏山駅のホームには架線があり、充電設備がある。
充電自体は、宇都宮~宝積寺を走行中にもやるのだという。

ところで、烏山線はSUICAが使えないらしい。
仕方が無いので新八柱からの2,640円を払い、後でSuicaの方は清算してもらうことにした。
罠だよこれは・・・
決死モデル:チームY城ヶ崎

さて、ここからは那須烏山市営バスの高部行きに乗ることにする。
高部というのは茨城県常陸太田市、平成の大合併前であれば美和村の中心部である。

バスはマイクロバスで、乗客は自分1人だけ。
県道29号線の山道を登って県境を越え、高部を目指す。
茨城県に入ると、国道293号線に合流する。
国道293号線は、鹿沼~氏家~馬頭~高部~常陸大宮~常陸太田~日立市を結ぶ。
かつてであれば水戸光圀公が日光を目指した道になっただろうか。

そして高部に到着する。
高部は昭和の面影が、いや、明治や大正の面影まで残った宿場町となる。
ただし、レストランやコンビニは全くない。
旧美和村の中心地でありながら。

仕方が無いので、少し戻って「道の駅みわ」に行くしかない。
折り返しのバスは10分だけで発車する。
その間に撮るしかない。
決死モデル:チームY楼山

10分だけで撮るにはあまりにも短すぎる宿場町であった。

と、戻りのバスで運転手はいぶかしむ。
「お客さんどこ行くの?」
「県境越えの路線バスに乗るのが楽しいの。このバスだって茨木と栃木を越えるバスだからね。太川陽介の番組みたいなの知ってるでしょ?」
「ああ、太川陽介ね」
「元々はこのバスは茨城交通だったの?」
「そうだよ」

そして道の駅みわに到着。
ここであれば昼食も食べれるし、コンビニもある。
正に国道のオアシスである。

常陸大宮行きのバスは15:30となる。
で、何を食べるかというと焼きそばと常磐牛のコロッケにすることにした。
観光客はそれなりに来ていた。

さて、この「道の駅みわ」からのバスは、茨城交通で車両はエアロである。
常陸大宮市内とは言いながら、40分ぐらい乗っている長大路線となる。
決死モデル:チームR持田

途中、比較的大きな集落としては「桧沢」という集落があった。
ここもまた旧美和村であり、高部と2大中心地であったようである。
ただし現在は小学校すらなくなるほどの過疎化をしているようであった。

そして次の集落は小瀬。
こちらは旧緒川村であり、小瀬高校という高校も存在するほどの大集落である。
つまり、平成の大合併前であれば美和村・緒川村・大宮町と3つの自治体を串刺しにしたことになる。

そして常陸大宮駅に到着。
20分程度の接続で水戸行きが来る。
決死モデル:トルソーさんナイ

現在、水郡線は台風の影響で常陸大子まで行くことができず、袋田で折り返しになっている。

そして現在は、車両はキハ110は運用されておらず、キハE130が入っている。
水戸支社は恵まれているのだ。
仙台支社はまだキハ110だというのに。

というか、キハ110ですら淘汰される時代になったのか。
キハ52も遠くなりにけり、だ。

そして水戸駅に到着。
烏山でできなかったSuicaの精算処理をして、あとは上野行きの中電で帰途に就くことにする。
決死モデル:チームTレナ

あの時のリベンジは果たすことができた。

 

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