ファッショなファッション誌

子供の頃は「ファッショ」というのが「ファッション」とどう違うのか分からなかったが、令和という時代になって早々、そのファッショとファッションがコラボレーションする事態となった。

赤文字系ファッション誌「 ViVi」に、自民党が大々的に広告を出してTシャツまでプレゼントするというのである。
これまた、例の安倍晋三を極度のイケメン化して描いた例の絵と同じプロジェクト「#自民党2019」の一環となる。(2019.5.2のエントリも参照)

モデルさんたちは「権利平等」「文化共生」などと言っているが、実際に自民党の政策といえばどうだろう。

全て、モデルさんたちの発言と逆行する政策をとっているではないか。
それともこれはギャグだろうか・・・?

案の定、ネット上では炎上している。
「新潮45」騒動の頃は、まだ「言論の自由」という観点から擁護論があったが、今回のViViでは全く擁護論も無い。
もしかしたらViViは廃刊が前提になっているのではないか? それで最後の打ち上げ花火というのでこんなやけっぱちな企画をやっているのではないか。

しかも、今回モデルとして出ているのは、ViVi専属モデル(ローラや水原希子もViVi出身とか)ではなく、モデルになる前の「ViViガール」で、ViViから仕事がもらえるなら何でもやらないといけないという立場なのだというではないか・・・!

これは呆れたね。典型的な搾取の構図。
日大アメフト部の時のような、立場上断れない相手を選んでやらせているのである。
こんな所も自民党的だとしか言いようがない。

さて、ではこのブログらしく、実際に自民党に行ってみようか。
例のTシャツを着せて・・・

さすがにこんな仕事を任せることができるのは、チームPメイをおいて他にいない。
何と言っても中の中の人が杉田水脈と仲良しでもある。

プールから丸の内線で国会議事堂前へ。
本当はコインランドリーで洗濯がてら昼食にしたかったが、新宿御苑前から戻るのとどっちがいいのか・・・
迷った挙句、こちらを先にすることにした。

さて、自民党本部は駅の出口から国会議事堂を半周して国会図書館とは反対方向に歩くことになる。

周囲にほとんど人はいなかったが、例の天野何とかが描いた超絶美化安倍晋三の絵を誇らしげに掲げている。
よっぽど気に入ったらしい。

ちなみに、道路の向こう側の、自民党本部建物に近い側で撮影する気にはどうしてもなれなかった。警官が警備しているのである。
決死撮影とは言っても、自分の身を危険にさらしてまで撮りたいものでもない。

ちなみにこちらの旧永田町小学校側から撮っても特段何の咎め立てもされなかった。

そして駅に戻る際、官邸前を歩くと、国旗を持ったネトウヨらしき男が何やら叫んでいる。

AVに妊婦が出てるんですよ!公務員はこれをどう思うんですか!全体の奉仕者でしょう! AVに妊婦ですよ!

とうてい日の丸を掲げながらするような主張ではないような気がするのだけれど。
最近の官邸は、このViViの件(より正確には自民党であるが、結局は「官邸の意向」としてのプロパガンダだろう)にしてもやたら横暴が多すぎるような気がする。しかしこういう手合いも相手にしないといけないとなると、なかなか気楽な仕事でもないようである。

さて、遅い昼食でも・・・
と思ったが既に16時である。
そればかりか明日は会社で健康診断である。
そんな日にこんな不規則な事でいいのだろうか。

しかし長生きする気も無い自分はもはやそんなことは気にしない。
16時になろうとも昼食は昼食として食べるし、18時過ぎたら夕食もガッツリ食べる。
それがQOL略さないで言えばQuality Of Lifeだろうよ。

ところで、店内のビデオでは自衛隊員の救命法をやっている。
そういえばどこかでゴーゴーカレーがネトウヨ企業と聞いたような・・・

何でも、社員研修として靖国神社への参拝を義務付けているのだという。
これは・・・ 社員の思想信条の自由を侵すものだったりはしないのか?

別に店内で自衛隊の救命法を流すのも自由かもしれない。
ただ、そういうネトウヨ的な思想背景があるということだけは読み取れた。

最後の最後でオチが付いてしまった。

 

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