多国籍の祭典

噂の多国籍祭典「いちょう団地祭り」に行ってみたかった。

そして今回、行ってみることとしたい。

・・・のはいいんだけど、今日はオワコン仕事の会議があって新橋に貼り付きになっている。
解放されるのは16時。
と思ったら、最後の終りのあいさつが「では私からも一言二言」と長いこと。

「さっさと終われジジイ!」と言いたいところではあるが、このジジイもこのオワコン仕事に情熱をかけてやってきたのは多くの人の知るところ。

苦々しくその長話を聞き終え、新橋駅へと急ぐ。
決死モデル:チームPペギー

新橋の1番ホームからであれば、どの電車でもとりあえずは戸塚へは行く。
とりあえずグリーン車は使わないことにしたい。
そう思ったら伊東行きが来た。だから何と言うほどの事はないけど。

そして戸塚へ到着。
向こうのホームには横須賀線。
決死モデル:チームTレナ

横須賀線のE217系もそのうち置き換わるらしいね・・・
その置き換わる新車といえば、山手線のE235系と一緒の顔なんだけど、あの総武快速線(東京~錦糸町)は非貫通でもいいんだろうか。たしかA-A基準と言う地下鉄車両の基準で、貫通扉を設けないといけないはずだと思ったけど。
まあいいやそんなことは。

戸塚からは横浜市営地下鉄で立場へ。
立場からは神奈中バスでいちょう団地へを目指すことになる。

そしてやってまいりましたいちょう団地。
6か国語表記の「バイク進入禁止」は健在である。
今回は、タンハーに近い台村バス停ではなく、その先の「いちょう団地」バス停で降りることとしたい。

今日の決モは、地元横濱中の中の人的表現)出身のチームY城ヶ崎にお出まし願う。
ただ、ご本人は最近飼い猫が死んで喪に服しているようである。
一時期、旦那さんの仕事の関係で福岡に在住していたようであるが、いつの間にか東京に戻ってきており、DINKSライフを楽しんでいたようである。

ところでこのいちょう団地で祭りと言うが、いちょう団地と言うのは南北にかなり長い
それで「中央道路」とか言われても全く分かったものではない。

Twitterで調べてもそれらしい位置情報もない。市役所など公共系のホームページにもその案内もない。何とも不親切のような気がするが、そもそもこの祭りはいちょう団地居住者のための祭り。
あくまで、我々限界旅行オタクは「お邪魔させていただいている」という態度を崩してはいけない。

さて、そうこうしていく間にも暮色は近づいていく。
暗くなり決死撮影自体が不可能かと思ったその時、横に提灯の灯りが見え出した。
どうやらあの界隈でやるようである。

地図にして、境川の東側つまり横浜市側の、「タンハー」がある道路の1本西の曲がりくねった道路。これを「中央道路」と言うらしい。

暗くなり、決死も難しくなったが屋台を歩いてみよう。

中央道路の南端が外国人系の屋台スペースで、ベトナム、カンボジア、中国と続く。
ベトナム系はフォーやバインミーを出し、中国系はひき肉の乗った丼物を出し、カンボジア系は牛串やカンボジア風焼きそばを出している。
特設ステージに近い真ん中側が日本人屋台。
それにしても外国人屋台が意外に少なくないか・・・?
ものの情報によれば、その場で調理するもの以外は出してはいけないという保健所のお達しがあってからというもの、ベトナム系の屋台が激減したのだという。

そういえば、ベトナムに旅行に行った時、実業家さんと、
「ベトナムでは何を食べたいですか」
「せっかくですからマンゴーとかドリアンみたいなトロピカルフルーツを食べたいですね」
「大丈夫ですか? 日本人は腹を壊しますよ」
と言う話をしたのを思い出した。

そしてステージでは催し物が始まり、偉い人が続々とステージに上がっていった。

走り回る子供達はさすがにアジア系が多い。

自分の他にも、限界旅行系オタクがやはり何人か来ていた模様である。

このような地道な国際交流はぜひこれからも続けてほしい所である。

そうかと思えば日本にはこんな毅然とした市長さんもいらっしゃるみたいでまあ・・・
市政はそっちのけで「現地に入って参戦」するんかね。

 

 

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