ぜんぶストレスのせいだ。

40代の堅物の課長が電車内で性器露出で逮捕とな。

会社では終電まで残業、社内の人間関係では悩み、家に帰れば夫婦関係は冷え切っている、趣味もなければ友人もない――

そのストレスから解放され「生きている」実感を得るために電車内での性器露出に走ったのだという。
そして薬物でも痴漢でもなく、性器露出に至った経緯として曰く、

痴漢なら金もかからずスリルも満点じゃないか……。でも行動に移す度胸はなく、相手に直接触れない性器露出で手を打つことにしたのだ。

とりあえず悪いことをしてストレスを解消したい
でも痴漢をする度胸はない。
であれば、相手に直接触れない性器露出で手を打とう
この「手を打つことにした」というくだりに、普段の管理職サラリーマンとして行っている検討のプロセスを見る思いだった。

ただ、「ストレス」があるからと言って免罪するべきというのも間違っていると思う。犯罪行為は犯罪行為として、司直に正当に断罪されるべきだと思っている。

翻って、自分のことを省みると「両腕の無いフィギュアで写真を撮る」ようになってから、精神的によほど安定しているのではないかという気がしている。

してみれば、自分がやってる決死撮影は、痴漢や性器露出と本質的に大差ない・・・?

いや、それでもこの子たちには感謝してるんだよ。
北朝鮮の「喜び組」同様、よほどストレス解消にはなっているのだから。

 

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