地獄の鬼は幸せだろうか

埼玉県大里郡玉井村―――

昭和16年に熊谷市に編入されたこの村は、なかなかどうして人材の宝庫である。

以前「事件現場を歩く」で、塩原温泉の日本閣の跡を歩いたことがあったが、その日本閣事件の主犯の女は、この埼玉県大里郡玉井村の出身である。
犯罪調書―17の事件簿 (犯罪ドキュメントシリーズ) | 笠 銀作 |本 | 通販 | Amazon

この村の尋常小学校では、かなりの見栄っ張りで、物事を大げさに言う癖があり、友達からはあまり好かれていなかったのだという。

あくまで裁判記録からではあるが、この女は、殺人を犯したことに対し、「目的を遂行する上で邪魔だと思ったから殺した」と、罪の意識をそれほど感じていなかったようである。
そんなサイコパスばかり・・・ というにはサンプル数が少なすぎるが、この玉井村からまたぞろ異常犯罪者が輩出されることとなった。
これまた以前「事件現場を歩く」で路線バスで深谷に行った時の猫虐待犯もまた、この玉井村出身だというのである。

一度行ってみますかね・・・

と、その前に昨日カンボジア大使館にビザの申請に行ったので、受け取りに行きたい。

果たして、無事にビザはおりていた。
決モチームR真夜

昨日は敷地内で写真を撮ったのを大使館員がジロジロ見ていたので、ビザの取得上何か振りでもあるのかと思ったが、杞憂で済んでよかった。

さて、では熊谷を目指しますか・・・

青山1丁目から新橋までは銀座線で行く。
そして新橋から上野東京ラインに乗る。

ちなみに、あのテキサス親父の日本事務局も熊谷にあるらしい。
公式HPによれば、熊谷市佐谷田3478-1とのことなので、どうもあのガラスの建物らしい。
決モチームPメイ

賃貸物件なのだろうか。それともだれか金持ってる人がバックについてる?

・・・まあそんなことはどうでもいいや。
ともかくも列車は熊谷へ。

何でも、熊谷はラグビーの町だそうな。
そのあたりの事は熊谷青年会議所のHPでも解説されており、昔から熊谷工業高校がラグビーが強く、全国優勝もしたことからそうなっているのだそうな。

そういえばラグビーというのは、秋田工業にしても黒沢尻工業にしても岡谷工業にしても伏見工業にしても八幡工業にしても佐賀工業にしても熊本工業にしても、工業高校がやたら強い印象がある。
工業高校は男手が多いので、15人揃いやすいということ?

さて、玉井村に行くには、熊谷駅から国際十王バスの敷島車庫経由深谷行きに乗ればいいらしい。

玉井村で決死モデルは誰にやってもらおうか?
TRSメンの中の中の人で、この事件にブログで触れているのはチームWBラジエッタ一人だけである。

ということでラジエッタに登場願うこととする。
ラジエッタといえばカーレンジャー出身。
最近はカースポーツ界隈でこんな話もあった。

ということで、ラジにはレースクイーン姿で出てもらうことにしよう。

・・・と、バス停の近くには「玉井村道路元標」というのがある。

道路元標というのは、昭和27年の現在の道路法の施工前、つまり「一級国道」「二級国道」などと言っていた時代、各市町村の中心部に道路元標を設置することが義務付けられた。
現在はその法的根拠を失って60年以上が経過するが、それでも全国の至る所に残っているものがあるらしい。
その中の1つが、この「玉井村道路元標」である。
昔はこちらの方が中山道(国道17号線)だったのだろうか。
現在はかなり嵩上げされているようで、半分ぐらい埋まっているが、それでも「玉井村」だけは読み取ることができる。
この玉井村道路元標は、のちに塩原温泉で殺人鬼となった「おカウちゃん」の少女時代も見ていたであろうか。

さて、例の家屋はこの通りから北へ入ることになる。

閑静な住宅地の中にあるが、実際に行った人によれば、例の事件は近隣の人も知っており、「昔は犬を飼ってたんだけど・・・」と言っていたのだという。

はたして、公園の近くで犬を散歩させていたおばさんがこちらに「こんにちは」と挨拶する。
最近の不審者対応は、まず「こんにちは」というところからだというが、その絡みであろうか。
少なくともこの界隈は、最近カメラを持った人がうろついているのは確かであろう。
そして自分もその1人になってしまった。

「大矢」の表札のある方に回ると、車は2台置いており、おそらく本人も今ここにいるのであろう。
また、台所もこちらに面しているようであるが、夕食の準備であろうか。食器の音が聞こえてきた。
犯罪者の家族であるとはいえ、生活をしていかなければいけない。
食器の音は、その悲しみを訴えているように聞こえてきた。

そもそも、どんな犯罪者が相手とはいえ、こんなスネークのような行為は果たしていいことだろうか?
少なくともこちらは犯罪者ではないとしても「地獄の鬼」と同じレベルではあろう。
地獄で罪人を苦しめる鬼は、果たして幸せだろうか?

さて、目的も果たしたのでバスで籠原駅まで行って、戻ることにしたい。
決モチームWBナギサヤ

・・・と、発車しそうだったのでグリーン券を買って飛び乗る。

・・・ と思ったら、そのグリーン券を買ったSuicaを券売機に忘れてしまった。
熊谷で降りてまた引き返し、籠原駅の事務室に行ったら届いており安心。

改めて、高崎線の中の人となる。
さて、どうせ埼玉まで来ているのであれば、最近限界旅行者どもで話題になっている蘭州牛肉麺「ザムザムの泉」に行ってみることにしようか。

ということで西川口で降りてみる。
すっかり夜になってしまったので、夜撮りに強いエリーチームT)に出てもらうことにする。

西川口と言えば風俗街というイメージが強いが、最近は中国人が多くチャイナタウンと化していることは、前にも拙ブログで書いた通りである。

「ザムザムの泉」は、駅前南側のチャイナタウンよりさらに南西の、セブンアンドアイホールディングス系のザ・プライスの近くにある。

ザムザムの泉は、蘭州出身の回族夫婦が経営している蘭州牛肉麺の店で、本当に地元のスタイルで提供しているようである。

よほど人気のようなので、並ばないと入れないのかと思ったら、意外にも客は自分1人だけだった。
今日は礼拝のために夕方からの営業からなのだという。

味としては、現地中華料理のような強烈な香味は感じられず、日本人にも食べやすい味のように思えた。

 

関連するエントリ(とシステム側で自動的に判断したもの)


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です