さて、今日は河内を出て鐵塘統一(統一鉄道)で南へ向かう日である。
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— HIDE (@EbifuraiOkawari) 2017年9月22日
朝は早起きして、ホテルの近くの還剣湖でも観光しようかと思う。
乗り鉄に始まり乗り鉄に終わる今回の旅程の中で、唯一まともに観光地であると言えるのはここぐらいではないだろうか。
そもそも越南も漢字文化圏なのである。
玉山祠はそれを感じさせるに十分な観光地である。
(決死モデル:チームY城ヶ崎)
玉山祠は還剣湖の中に、琵琶湖の沖の島のような形で浮かぶ一つの島にある祠である。
ここで形ばかりも観光して、車𣛠が行き交う河内の町を駅に向かって歩くことにする。
河内の駅までは、バスを使うまでもなく、じゅうぶん歩いていける距離である。
途中、マネキン屋は軒を連ねる一角を通る。
ということで、トルソーとトルソーで一枚。
列車は午前中の発車なので、駅へと急ぎたい。
河内の駅に近づくと、色々なファーストフード系の店が増える。
名実ともにこの界隈は河内の中心的な繁華街と言って良いであろう。
自分の脳内では、ベトナムと言うとベトナム戦争のイメージが抜けないのでもっと貧乏そうな街並みなのかと思ったら全然そうではない。
インドに比べたらベトナムもタイもマレーシアも清潔そのものである。
さて河内駅に到着である。
(決死モデル:チームYジャスミン)
ハノイ駅の駅舎は、昨日行った海防の駅のように、コロニアルな駅舎であったものが、ベトナム戦争当時駅の中心部を爆撃され、中心部だけこのように近代的になっているのだという。
駅の正面の1階はコンビニのようになっており、何と日本米まで買える。
在河内の日本人もここに買いに来るのだろうか。
ともあれ、ここで車内で食べる用の水と食料を買い込むことにする。
越南の列車には食堂車は無いようである。
これが、今回乗る柴棍行きの5列車。
越南の鉄道は電化区間がなく、全てディーゼル機関車が牽引することになる。
この機関車には「統一號」とでも書いているのだろうか。
ちなみに軌間はメーターゲージ。
東南アジアでは共通の仕様である。
今回乗るのは𠠊𦣰つまり硬臥いわゆる二等寝台で、3段ベットである。
注文した時に自分は「二等寝台」なんて言っただろうか。𣟮𦣰(軟臥)を頼んだつもりだったのだが・・・
まあいいや。寝台が取れたのであればそれ以上の文句は言うまい。
さて、列車は定時に河内を出発する。
沿線の国路1は、ベトナム戦争当時は「国道1号線」として日本のマスコミでも盛んに報道されていたのだというが、現在はトラックが行き交い、経済成長を感じさせる。
列車は栄に到着。
栄は人口40万人以上を数える、かなりのとかいである。
(決死モデル:チームPユウリ)
駅では列車が到着すると、車端の扉に人という人が蝟集して乗り降りする。
シベリア鉄道でもこのような感じであったが、いかにもアジアの鉄道と言った面持である。
列車は駅という駅で、このような情景を繰り返す。
この路線名は、正式には「塘鐵北南」(Đường sắt Bắc Nam)というらしいが、普段は「塘鐵統一」と呼ばれているそうな。
食堂車がない代わりに、そこそこ大きな駅では10分ぐらいの停車時間があり、そこで弁当ぐらいは買う事ができる。
ということで、同海で夕食を買うことに。
(決死モデル:チームTレナ)
売店の女将は外国人慣れしているようで、英語も少しはできるようだった。
それにしても、当方が「twenty」と言ったら「チェンチーwwww」と発音を笑うのはどうにかならんか。
まあどこの国でも田舎者なんてそんなものなのか。。。
「田舎の人は純朴」なんてのは、半分は嘘だと思う。
越南も基本的には農耕民族で、日本に負けず劣らずのムラ社会であるというが、ムラの内部にはこうした「ヨソ者への差別」というのが抜きがたく横たわっている。
まあいいや。別にこのオバサンに対してそれほど怒っているわけでもない。
飯食ったらあとは寝るだけ。