杉田水脈が「新潮45」に寄稿して自民党前デモにまで発展した珍説を、小川榮太郎という安倍政権の幇間が「LGBTに権利を与えるなら痴漢する権利も!」と更に輪をかけた珍説で擁護した結果、新潮45は休刊することに・・・
休刊を発表した新潮社の月刊誌「新潮45」。社員に事前の説明はなく、休刊を知らせるメールが届いただけだった。ニュースで休刊を知った社員もいたという。(播磨谷拓巳 @takumiharimaya)
【New】「新潮45」休刊 社員に説明はなし メールだけで通知 https://t.co/Oyyq9fgLhw
— BuzzFeed Japan News (@BFJNews) 2018年9月26日
右派論壇では、やれ「サヨクによる言論弾圧」だの「表現の自由」だのと身も世もなく叫んでいるが、当の杉田水脈が議員辞職させられたりしたわけではない。また、小川榮太郎が断筆させられたというわけでもない。この程度のことで「弾圧」云々とは、保守界隈とは何とナイーヴでイノセントなことであろうか。
はっきり言って「新潮45」の休刊なんてのは、スーパーマリオで言えばクリボーを踏み潰したかカメを穴に蹴り出したという程度の話で、その先にいるクッパ大王へはまだまだ遠い。
ところで、当の杉田水脈はと言えば国連の人権弾圧なんちゃらで海外でほとぼりを冷ましていた所、その報告会を今日九段下でやるのだという。
羽田空港に忘れ物を取りに行った帰りに電車を乗り換えがてら、ちょっと行ってみようか・・・
ところで、九段下の駅の6番出口というのは、傷痍軍人の記念館である「しょうけい館」の最も近い出口のはずであるが、こうしてエスカレーターが途中までしかないのである。
(決死モデル:トルソーさんの霧島)
途中までだけでもエスカレーターがあるだけ、全くないよりはましという事であろうか?
17:30に開場であるとのことなので、時間まではしばらくある。
それまで、喫茶店にでも入って秋雨をしのぐことにしたい。
・・・さて、日も落ちていい時間になりました。
秋分の日も過ぎたので、日が出ている時間よりも日が落ちている時間の方が長くなったことになる。
18:00も近くなるとすっかり暗くなっていた。
一般通行人の振りをして会場の前を歩くと、テレビカメラは1台だけ。
あの時の自民党前のような騒ぎにはなっていない。
少なくとも、杉田水脈の歩くところすべてに反日左翼が張り付いているとか、そういう状況にはなっていない。このようなことからも、日本には弾圧はなく優しい国なのだ。
会場の入り口を通り過ぎ、ミニストップ側まで行くと、ガタイがよく目つきの鋭い男が傘をさして見張っている。これはボディーガードであろうか。
ただ、警察官や自衛官が任務中は傘をさしてはいけないと聞いたこともある。
してみればあのガタイのいい人は警備会社の人?
さて、それはともかく「国連人種差別撤廃委員会の報告会」はどうなったことやら・・・