・・・というのが公式見解であるように、当方も他の誰かではないのです。
本名を「サロット・サル」…ポル・ポト。カンボジアの政治家。ポル・ポトは自身をサロット・サルではないと否定していたと言われる。「腐ったリンゴは、箱ごと捨てなくてはならない」として眼鏡をかけている人や文字が読めそうな人は徹底的に排除した独裁者っぷりでお馴染み。
— 本名押しbot (@honmyou_bot) 2018年3月3日
ということで今回はポル・ポトさんの身許へ行くこととします。
午前中まで外せない何かをやり、その中で自分たちのグループの担当部分が終わったのを見届けて、時間に追われるように東京駅を目指す。
(決モ:チームPメイ)
丸ノ内線はすぐに来るのでありがたい。
そして、下手な京葉線より東京駅の地下の良い所に止まるのでありがたい。
とりあえず11:33の東京駅の総武線ホーム発の成田エクスプレス21号に乗らなければいけない。
ということで、成田エクスプレス21号にはどおにか間に合った。
今回は奮発してグリーン車。
あとは成田空港までノンストップで行くのみである。
スカイライナーで行けば、11:41発で12:20ぐらいに到着し、そちらの方が早いのだが、自分の職場から上野駅まで行くということ自体が、東京駅より難しいので今回は成田エクスプレスで行くしかないということである。
とは言ってもやはり100kmもない特急だけに、スマホに充電する間もなく、すぐ成田市まで入ってしまう。
そして成田空港に到着。
今回はソウル経由で大韓航空なので、第1ターミナルである。
(決モ:チームPユウリ)
今回の海外モバイル環境は、Wi-Hoの端末を借りることにした。
現地でSIMカードを買ってもいいのだが(ミャンマーの時はそうした)、その場合、iPadで通信はできても、パソコンやスマホでは通信できないということになる。
かといってローミングは高いし・・・
ただ、Wi-Hoも1GBという制限があるので、あくまで保険のつもりで使い、ホテルやレストランでは、店のWi-Fiを使うことが基本である。
何より、今回のプノンペン到着は夜の0時近くで、翌日の列車の発車は朝7時で、携帯ショップが開いているかどうかも怪しいので、今回は日本で借りていくことにこだわったのである。
さて、ソウルまでの2時間は機内食食ってcassビール飲んで過ごす。
決モはトルソーさんのアハメスに御登場願うことにする。
アハメスの中の中の人と言えば何と言っても韓国通。
どのくらい韓国通かというと、「竹島」と言われると「独島」と言い直すほどであるという。
さすがは大韓航空だけに、機内のディスプレイにも「JAPAN SEA」ではなく「EAST SEA」。
さて、仁川空港に到着しましたと。
平昌冬季オリンピックが終わってしまったが、今度はパラリンピックである。
まだ平昌ムードは続いており、公式ショップも開いている。
それにしても仁川空港は広いこと広いこと・・・
かなり歩かされる。
プノンペン行きのKE689便は、264番ぐらいのゲートである。
接続時間は大体2時間程度。昼食するにはちょうどいい時間である。
そしてプノンペン行きのKE689便には6時間か7時間乗ることになる。
iPadに入れてきたPDFの本を読み切れるほどの長さである。
エコノミークラス症候群になりそうになりながら到着したプノンペンの空港は質素な感じの到着ロビーであった。
(決モ:チームP桃園)
それほどお粗末という感じはしないが、心なしか寂しく思うのは、成田空港や仁川空港に慣れきっているからだろうか。
兎も角も入国審査を終え、荷物をピックアップして到着ロビーへ。
携帯ショップを見ると、こんな時間でも営業はしていた。
さすがに国際空港だけあって、商機さえあれば営業するということなのだろう。
少なくとも、同じように深夜到着したコルカタ空港よりは活気があるような気がする。
さて、空港から市内へはどんな公共交通機関があるのか分からない上、こんな時間ではバスも走っていないだろう。
何よりクメール語なんて一切分からず、前回のインドと違い語学に関する本も今回は持って来なかったので、結局はタクシーなりトゥクトゥクなりに頼るしかないという・・・
さて、空港から市内までトゥクトゥクは9$だという。
え?現地通貨のリエルは・・・? さっき5000円出して16万いくらに換えてもらったんだけど・・・
運ちゃんは、1ドル4000リエルぐらいで換算してくれた。
これで商談成立。ホテルまで行くことにする。
そしてものの20分も乗ったであろうか。ホテルに到着すると門が閉まっている。
運ちゃんも一緒に門番に叫んでくれたが、何の反応もない。
もしかしてこのままどこにも止まれないとか・・・
とんでもないカンボジア第1夜である。いくらLDC(後発開発途上国)とはいえこれは無い。
・・・と、ホテルの人は単にトイレに行っていたようである。
首尾よくチェックインして、どうにか野宿とか、少なくともこんな深夜に別のホテルを探すとかいうことは避けることができた。
これはなかなか波乱が大きそう・・・