全国聖火展示会

北朝鮮KCTV「朝鮮の今日」より🇰🇵
月初めになると前月の生産計画の話題が出てくるが鉄鋼材生産の現場でも生産計画完遂のニュース。
こちらでは演劇か何かの出し物をやっているが、拍手する観客もソーシャルディスタンス。

東京オリパラは福島県でのスポンサーの馬鹿騒ぎを皮切りに聖火リレーが始まることとなった。
それで、土日は聖火リレーを見に行くと決めていた。

では、この土日に聖火リレーはどこでやるのか。
4/3〜4は岐阜県でやるらしい。
4日の場合、下呂市・各務原市・関ヶ原町・大垣市・羽島市・岐阜市。

でもこれは決して「リレー」ではない。
駅伝のように聖火を繋いで走るとかではないのだから。
何だか「聖火リレー」というよりは「全国聖火展示会」ではないか。

バスの車内で目覚めたのは豊田市駅に到着するあたりだった。
ところで「ドリーム名古屋1号」の車内は寒い。
一番前のビジネスシートで、周囲が閑散としてるのがせめてもの救いではあるが。

そして早朝の名古屋駅に到着。
6時台ではあるがすっかり明るくなっていた。

決死モデルは喜び組メン唯一の名古屋キャラ(中の中の人が知多市出身)であるジャスミンを起用。
出身)
聖火リレーというか聖火展示会は下呂市は無理としても各務原市は11時台、関ヶ原町は14時台なので、朝はリブちゃんお勧めの覚王山でも見物しようか。

ということで地下鉄東山線に乗って覚王山へ。

覚王山の駅から北側に歩くとおしゃれなカフェが軒を連ねている。
こうしたカフェもリブちゃんのお勧め。

朝早いので犬を連れて散歩してるかジョギングしてる人が多い。
高級住宅地と見えて、松戸でよく見るようなみじめオーラを全身から発してマスク警察か時短警察を生きがいにしてそうなジジババはいない。

果たして、覚王山日泰寺に到着。
境内には五重の塔がある。
元々どのような由来の寺であるかというと、明治期にシャム王国から寄贈された御釈迦様の遺骨を安置するために建てられた寺院で、どこの宗派にも属さない超宗派の寺であるという。

ちなみに覚王山の「覚王」とは御釈迦様の別名であるという。
お寺の本堂の近くにそのお釈迦様の遺骨があるのかと思ったら、結構離れているという。

別にお釈迦様の遺骨を見るのは別にいいかな… と思ったが、9時のドーナツ屋の開店までまだかなり時間がある。
行ってきてもいいかもしれない。
そう思って舎利堂の方まで行くと、関係者以外は入れないという。
それでも周辺は桜が咲き誇っている。
暹羅の国王も参拝されたという。

さて,では次はもう一つのリブちゃんお勧めスポットの揚輝荘へ行こうか。
と思ったら,9:30のオープンであるという。

仕方がないので8時台に開いてるスタバで時間潰し。

その後9時になったので、リブちゃんお勧めのドーナツ屋へ。
女子が多くて居た堪れない…
とりあえず9:30に揚輝荘に着きそうなタイミングで店を辞去。

さて揚輝荘であるが、ここは松坂屋の創業者の邸宅であり、現在でこそ北園と南園に分かれているが、かつては1つの広大な敷地で建物と建物の間は地下トンネルで結ばれているというものであったという。

まず道路から近い南園から入ることに。
こちらは日本庭園や茶室の並ぶところ。
何故か縁日をやっていた。

で、リブちゃんの言っていた地下室がどうたらいうのは、あれはどこへ行けばいいんだ…?
その地下室がある屋敷は、現在は住宅地の中を行くのだという。

果たしてその屋敷に着くと、入館料は300円。
調度品のすべてに戦前のセレブの意気が伝わってくる。
そして地下室へ行くと、インドの壁画の向こうに地下トンネルへの通路が。
これはなかなか冒険心をそそられる…

さて。関ヶ原には14時までには行っていないといけない。
そうすると名古屋発は12:30になるのか。

地下鉄で名古屋まで戻り、名古屋駅のうまいもんロードで適当に昼食。
やっぱり名古屋なので味噌カツにしよう。
大して並ぶこともなく入ることができた。
最近の状況だとおかわりする気にもなれず。ただしキャベツはおかわりした。

いい時間に「ひだ」「しらさぎ」でもないかなと思ったが、結局大垣で乗り換えないといけないので快速で行くことに。

名古屋駅の中央線のホームである7〜8番線の階段には足元に誘導等があるという。
それは、戦前に空襲対策で付けられたのだという。

大垣行きの快速に乗ると雨脚が一層強くなる。
車内は相席しないといけない程度には混んでいた。

気象庁のサイトを見てみると、なんと大垣のすぐ北に一番強い雨雲がある。
何でよりによって。。。

関ヶ原に到着した頃にはかなりの土砂降りだった。
今日ここで降りた客は、当然聖火リレーを見に行くのだろう。

自分はもスタート地点で張っていることにした。ここが一番駅から近いのだ。
雨の中を待っていると、聞いたような訛りが聞こえてくる。
これは… 伊勢弁?「〜しやん」とか言ってる。

テレビの中継車のような大型の車両から、トーチを持った市民ランナーが出てきた。この人が第一走者らしい。
当然、カメラの砲列となる。

そして聖火が点火された。
そしてスタート。

スタート地点にいる自分はもう聖火を関ヶ原で見ることはできないので、次の大垣へむかうことにする。

関ヶ原駅に入ろうとしたら、サワガニが横へ歩いていた。
米原から来た大垣行きはかなりの混み具合。
そういえば青春18きっぷの季節か…

座ることもできずに大垣に到着。
大垣の駅自体は何回か来たことがあるあ。
しかし街を歩いたことはない。

大垣は「水の都」なのだといい、市内の中心部を川が流れ、舟運交通が盛んであるようだった。
ゴールはバスで行ってもバチの当たらない距離であったが、歩いて行くことにした。

駅前の商店街から路地を入っていくと川が流れている。
この川を伝っていくと今回のスタートそしてゴールに到達するはずだ。

大垣の聖火リレーは、大垣市役所の近くから、奥の細道終筆記念館までのコの字型のコースとなる。
今は葉桜の季節で、散った桜の花びらが川を流れている。
一年の中でもっとも美しいシーズンではないだろうか。
この川では舟下りもやってるらしいが、さすがに今日は雨なので休み。

しばらく歩くと大垣市役所の通りに出る。
この辺がスタート地点。本当はレンタカーでも借りて、市役所の立体駐車場の上から撮影しようかと思ったが、おそらくはこちらもとられる可能性がありそれはやめ。
おそらく大垣では聖火ランナーは撮れないのではないだろうか。

今回はゴール付近で待っていることにしたい。
しばらく歩くと、警察官の数が増えてきて、見物客も増えてきた。

さあここで決死撮影することにしよう。
しかし雨でありレンズも曇っているので、なかなかいい撮影にならない。
周囲からも気にされてるんじゃないだろうか。
それでも、川の向こうの文化財となっている灯台のたもとから撮ったときにいい光線状態で撮ることができた。

大垣の最終ランナーは、みやぞんであるという。
それは知らなかった。

スマホで実況を見ながら確認している。
だんだん近づいてきたようだ。
ゴール地点では音楽が流れ出し、歓声が聞こえ始めた。

川を挟んだこちら側にいる周囲の客も「みやぞんだ」「走ってる」なんて言ってる。
たしかに聖火を持って誰かが走ってる。

これで大垣への来意は果たした。

さて、次は養老鉄道の西大垣から帰ろうか。
西大垣は養老鉄道の車庫があり、運行の拠点となっている。

市内をしばらく歩くと、イビデンなどの工場地帯となる。
その工場地帯の真ん中に西大垣駅があった。

駅は木造駅舎で、一段低い荷物出札が今でも残っている。
ホームは対向式で、真ん中に東急7000系が停まっている。近鉄車より使い勝手がいいのだろうか。
というかステンレス車だから?

程なくして17:11の大垣行きがきた。
それを撮ろうと思ったら電池切れになってしまった。
つまり今日の撮影はここでおしまい。

程なくして、終点の大垣に到着した。

と思ったらLINEで「わが家の問題」が発生。
ウ~ム・・・

大垣からは名古屋へ直通する快速に乗る。
17:59には着くようなので、では1時間時間を取って、19時の新幹線に乗ることにしよう。

夕食は昼と同じうまいもん横丁で、今度は名古屋コーチンのラーメン。
あとはもう帰るだけだ…!

 

 

 

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