新宿で献血ポスターを見た外人さんの疑問に端を発し、今なお延々と議論になっている宇崎ちゃんの巨乳。
日本ではフェミニズムに取り組んできた弁護士の太田啓子さんを中心に本件を訴えているが、その太田弁護士が逆に中傷やセクハラまでされているという事態になっている。
そもそも、「言論の自由」があるからこそ、お手手のないお人形さんの写真を世界各地で撮影してSNSにアップしたところで、今の所どうにか炎上もせず消光できているという現状がある、にしても・・・
「環境型セクハラ」を訴えた外人さんやフェミ弁護士さんを責める気にはなれない。
なぜなら「セクハラ」の歴史は、今般のような「この程度で騒ぐな!」というホモソーシャルな男社会との闘いであったということを理解すべきだと思うからである。
ただ一方で、「今後はただ巨乳というだけで公共性の高い広告に起用できないとなったら大変だな」とも思う。
だから「今回の宇崎ちゃんは環境型セクハラだ」という意見にも諸手を上げて賛成はしない。
そのような訳で、久しぶりに献血に行きましょうかね・・・
決死モデルはチームY宇崎ラン。ゲキレンジャーから拉致してきたメンとなる。
ということで、宇崎ちゃんと宇崎ちゃんで1枚。
(↓参考:両腕ありし日のゲキレンジャー宇崎ラン)
基本、献血は年に1,200mlで、3回以内しかできないというので、毎年3月・7月・11月を献血月としてきた。
そして去年は12月29日に駆け込みで1回消費してきたところである。
・・・が、いざ受付してみると、
「成分献血しかできませんねー」という。
「何で?」
「年に3回と決まってまして」
「私これが3回目なんですけど?」
「12月29日、3月29日、7月4日にやってるようです」
「12月29日は去年でしょ?」
「12月28日から起算することになってまして・・・」
「何じゃそりゃ?」
仕方が無いので、成分献血に同意する。
ただし、成分献血が初めての場合は、心電図まで検査しないといけないのだという。
ということで、成分献血まで終わる。
・・・と、うちの宇崎ちゃんがいない!?
こりゃやばい。
「あの・・・ ちょっと心電図検査の部屋に忘れ物したみたいで・・・」
探しても出てこない。
「何をお忘れになりましたか?」
「いや、あの・・・」
まさかお手手のないフィギュアとか言えないだろ。
「探しますよ?」
「・・・・・・・・・・・・」
平井理央似の美人看護師さん、ハタと思い当たる所があったようで、
「お人形さんですか?」
「あ、ハァ・・・」
どうにか手元に戻っては来たが、もはやこれは決死撮影史上最悪レベルの事件となってしまった。
これを「献血事件」と名づけ、再発防止策に勤めることにする。
原因としては、普段気慣れない服(いつもの腹ポケットのあるパーカーではなく、胸ポケットしかないボタンダウンシャツ)を着ており、献血に際しそれを脱いだはずみでポケットから出てしまったことに気付かなかった、と言う所ではないか。
さて、成分献血なので1時間以上待つことになってしまった。
そして自分の番が来た。
「チクッとしますよー」
平井理央似の看護師さんが注射針を刺す。
・・・が、うまく流れない。
それで針の刺し直し。
「うーん・・・ うまく取れないし戻せませんね。これ以上取れそうにないので献血は中止します」
「なんでこんなことになるんですか。今後400miでもこんなことになるんですか」
「まあ400ml向きの血管ではありますね・・・ 体調や精神状態などによって血管がペタンコの時もあります。成分献血の時は勢いよく血を抜かないといけないので。今回の献血も1回としてカウントされます」
「ということはまた3か月待ち?」
「いえ、成分献血なら2週間間を置けばOKです」
そんなこんなで、今回は不発に終わってしまった。
終了後、別の係員が来て、
「ラブラッドの会員のご案内を差し上げてもよろしいでしょうか?」
「はぁ」
このラブラッドと言うのは、献血の状況をネット上で見れるというものであった。
「この献血センターで登録していただけましたら記念品を差し上げますので」
「それはいいんですけど、ヨドバシみたいにアプリだけで受付とかできないんですか?」
「それはできないんですよー。どうしてもカードが必須になります」
IT化するのであれば、こちらの方をしてほしい所である。
果たして、もらった景品は著名な陶芸家?の方がデザインしたおちょこ? と、献血のキャラクターのペン立て。
そんなこんなな献血でしたとさ。