小笠原諸島には正に台風7号が通り過ぎている。
ただし、雨になるのは午前中だけのようだ。
最高気温は29℃になるという。
ものすごい風の音で目が覚めたら、5時40分ごろだった。
もしかしたら昨日よりひどいのではないだろうか。
気象庁のホームページで確認したら、案の定、昨日以上の風となっていた。大体風速は20m位。
最接近した時よりも、風がひどくなっているというのは一体どういうことだろうか。
ちょっとベランダに出て決死してみようか。
かなり風が強く、決死するとブレる。
これが風速20米の世界なのだ。
これが風速20米なら、石原裕次郎の「風速40米」は何なんだろう。
ちなみに、この時点で最も記録的な台風だったであろう室戸台風は、室戸岬測候所で最大瞬間風速60メートルだったという。
それでも、出張所の兵隊たちは、出勤して業務を続けなければいけない。
そしてまた、出張所長である乃公はその業務を全て把握していないといけない。
彼らに言える事は「気をつけてな」位しかないのだ。
ところで、ヨーグルトの封が凹んでいるような気がする。
これはもしかして、台風で気圧が下がっているから?
いや、気圧が下がっているのであれば、封はむしろ膨らむはずだ。
とりあえず何をするかと言うと、仕事の状況確認。
台風で施設が壊れていないかどうかなど。
一通りの確認が終わったら、ブラウザゲームをやることにする。
さしあたって、先週のまとめをする。
これをやってしまえば、とりあえず気持ち的には楽だ。
そして、何もやる事は無い。
やることがないままに、すでに12時が近づいていたことがわかる。
そしたら、昼食の準備をしよう。
昼食はいつもの非常食のわかめご飯・キャベツ・ツナ缶・トマトスープ。
トマトスープも適宜消費することにしよう。
それと、キャベツでごま油と一緒に食べていると、なんだか顔に油が浮いてくる。
さしあたって、今日はおが丸は来ないが、食料に不足は無い。
常に食料を貯蔵しておくことこそが、島暮らしだ。
そして午後もまた、ソファーの上で仕事の情報収集。
午後1番気にかかることが、今晩も兵隊どもに徹夜案件をお願いするかどうかだ。
何しろ、台風はもう去っていくのだ。
こんなことをしていると、テレワークと全く変わりない。
そんなことをしていたら、防災無線が鳴る。
土砂災害警戒情報は解除されると言うので、避難所も閉鎖するという。
役場がそういうことであれば、こちらも深夜まで兵隊を残す事は無いのではないか。
このことをさっさと決めないといけない。
そんなことをしていたら、15時過ぎてしまった。
雨も降っていないし、ちょっと散歩に行こうか。
風はまだ吹いているので、おっかなびっくりではあったが、意外と表通りには人が歩いている。
生協の前に行くと、倒れていてニュースにもなった自動販売機は既に起こされている。
ただし、ロープで縛ってあって「使用中止」とある。
よくカロリーメイトを買っていた大塚製薬の自販機だ。
まるひではギョサンを出して店を営業している。
この状況でなかなかのものである。
そして、二見港に行ってみると、黄色いテープが張ってある。
岸壁にはまだまだ波はある。
乃公がビビりすぎていたのかもしれない。
さて、帰宅して、伍長23-1に今日の徹夜案件をどうするか相談してみる。
そうしたところ、23-1は既に外部設備を点検をしてくれていたのだと言う。
そして、徹夜案件については、今晩はやらなくていいだろうと言うことになった。
このことを、急いで各所に共有する。
これで、事実上、小笠原出張所での台風対応は終了したようなものだ。
やはり、何事も撤収するとなると、一抹の寂しさは漂うものだ。
撤収と言えば、Twitter(Xに改称)でも「撤収」と言うワードがトレンドに上がっているが、今日はコミケの日だったようだ。
さて、これからが休みの本番だ。
せいぜい体を休めることにしよう。
何もやらないうちに、18時を過ぎてしまった。
ベランダに出てみると、もはや何もない1日になってしまっている。
ただし、ベランダに置いてあった椅子が風で少し飛んでいる。
さて、夕食の準備をすることにしよう。
夕食はいつもの非常食のわかめ、ご飯・キャベツ・ツナ缶・カレースープ。
食べ終わってから、何をするわけでもなく。
YouTubeのライブニュースでは、今日で38年目を迎える御巣鷹山の慰霊登山があった旨。
それと、岩手県で前線に伴う線状降水帯発生の旨。
今日は、ブラウザゲームがあるわけでもないので、さっさと風呂に入ることにしよう。
風呂の温度の設定をどのようになるかわからなかったのだが、カバーを開ければまた設定するところがあった。
ここでぬるま湯にして入ることにする。
そう言えば唐沢俊一はどうしただろう?
どうしたも何も、孤独に世を拗ねては晩節を汚しまくっているだけなのだが、一介の日記書きとしては、その最期を見届けたいという気持ちもある。
盗作問題やら冷笑ウヨやら色々言われはするが、日本有数の日記著者だったのも確かだ。
そう思って見てみたら、この8月に入って落語家と仕事をする予定が、例の原稿料踏み倒し問題が解決していないようで、そのことを出版社に指摘された8分後に「ドクターストップが掛かって落語の件は出られなくなった」と。
出版社は「ドクターストップは了解しましたが、今後の仕事も見られてると思ってくださいね」と。
数ヶ月前は、「銀行から金が下ろせなくなった」と生活費をカンパしたらしいが、いよいよもって生活保護でも受けた方がいいのではないか。
ともかくも、22時間に風呂から上がる。
風呂から上がって回顧録を続ける。
どうにかこうにか、2014年1月を終えて、2月に入ることができた。
さて、あとは寝てしまおうか。
今日の決死出演は5名(累計22名)。