【義手と義足の昭和史】全米が泣いた義手(S34.12.25)

現在、アメリカで中間選挙が行われており、盛んに舌戦が繰り広げられている。
対日政策にもダイレクトに影響するだけに、日本でも注目しない訳には行かないのだ。

そんな今日の「義手と義足の昭和史」は、アメリカがネタである。

昭和34年12月25日の朝日新聞の国際面トップでは、第2時世界大戦中における米ソの武器貸与に関する補償に関する交渉がなされた旨が報じられている。
終戦から14年が経過していたが、米ソという超大国にあっても戦後処理はまだ終わっていなかったようだ。

その隣に「テレタイプ」とうシリーズものらしき囲み記事がある。
ここでは、アメリカに住むある兄弟のことが書かれている。

首都ワシントンDCのすぐ南にあるバージニア州アレキサンドリアのある家族が、デパートに買い物に行ったのだという。

そうしたところ、5歳の子供がマネキンの手首を取って来たではないか!
幼児のやったこととはいえ、これは立派な窃盗。
ママは怒らないはずがない。
「どうしてこんなことしたの!?」
「だって兄ちゃんがいつも、左手が欲しいっていうから・・・」
6歳の兄は、生まれつき左手が手首から無かったのだ。

とはいえ、貧しいテレビ・ラジオの修理工である父親は5人の子供を養わないといけない。
800〜900ドルもの義手を買い与える余裕はなかった。

ともあれ、この兄を思う幼児の気持ちは全米にラジオや新聞で紹介された。
そうしたところ「このお金でお兄ちゃんに義手を買ってあげてください」と全米から浄財が届けられたのだという。

それで、義手が製作されることになったのである。
小さい腕の寸法を取るところから始めると、クリスマスに間に合うことはなさそうだが、心温まるエピソードとしてこうして日本にも紹介されることになった。

さて、では今日も「水曜仕事」に行きましょう。

今朝は訳あって拝島方面から始まる。
4時半過ぎには目が覚めて準備を始める。

そして拝島駅へ。
流石に朝は寒い。

6時半が近づいたので、3番ホームに出ることにする。
ウメコは左向きメンなので、先頭側で決死するようにする。
色々逆算したらそのようになったのだ。

果たして、E353系9両編成の「おうめ2号」が到着する。
拝島には2分停車なので比較的余裕を持って決死できる。

そして、悠々と座って出勤することに。

Twitterを見ると、欠損バーには今度「ハルナ」ちゃんという子が入るらしい。
生まれつき右腕の肘から上がないようであるが、バンドなどをやっているらしい。
19日に出勤するらしいので楽しみである。
この日はぽわんちゃんの店でみこちゃんも出てくるのでつまりは「欠損充」。

ところで、早起きで眠いので少し寝ることにする。
本当は、E353系の車内では電源も取れるしいろいろやりたかったのだが。

うとうとして起きたら、中野の辺りだった。
次の停車駅は新宿。
新宿に到着すると、ほとんどの客が降りた。
東京まではガラガラである。

そして、四谷や飯田橋のホームで待っている客を横目に、悠々と東京を目指す。

そして、東京に到着。
ファラキャなので流し目で決死

さて、今回の水曜仕事のクライマックスであるアメリカ大使館に行くにはどこへ行こうか。
と言うことで、丸ノ内線に乗って国会議事堂前へ。

国会議事堂前から、首相官邸の前の坂を下って、特許庁前を経由していく。
共同通信の入っているビルの近くでは、高齢者が何人もたむろしているが、ここはまさに「虎ノ門ニュース」の本拠地である。
あのウヨ番組である「虎ノ門ニュース」も、そのうち終わるらしい。

安倍の国葬反対デモの時も思ったが、右も左もこうして実際の行動に繰り出すのは高齢者ばかりと言うことだろうか。

それはともかく、共同通信のビルを過ぎれば、そこがアメリカ大使館である。
かといって、アメリカ大使館に直接カメラを向けるわけにはいかない。
そんなことをしたら、警察に御用になってしまう。

それで、一旦アメリカ大使館の前を通り過ぎ、国道1号線方面に行き、充分距離を取ったと思った所で撮影することに。

最初撮った時は、大使館の方が白飛び気味になったが、警備している警察官に見咎められても厄介なので、これで満足することにする。

さて、出勤しましょう。

ここまでの決死出演は3名(累計38名)。

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