安倍国葬反対デモなう

結構いろんなところで、何回も安倍晋三の国葬反対デモが繰り広げられている。
確かに、「かかった経費は後で説明する」なんて舐めきった事を言われてしまうと、これは黙っていられないと言う気もする。なぜなら、こういう時は往々にして、「終わったからさあ説明してもらおうか」という段になると、「今はそれどころじゃない。もっと重要な課題がある」で逃げられるからだ。現にモリカケ問題なんてそうだったじゃないか。
ということで1回ぐらいは参加してみようか。

ところで、その先でもはいつやっているのだろう。
上を持って調べてみると、8月31日に国会議事堂前でやると言うではないか。

と言うことで、18時ちょうどに定時で会社を上がる。

国会議事堂までは、歩いてわりと近くである。
それで、暮れなずむ霞ヶ関を国会議事堂まで歩いていく。
しかし、「暮れなずむ」などと言う表現は、金八先生の主題歌でしか聞いたことがない。

ともかくも、日が暮れていく。
考えてみれば、もう秋分の日はあと1ヶ月もないのだ。

そして、外務省の坂を登っていると、アジってる声が聞こえてくる。
もうデモは始まっているのだ。

少し遠回りにはなるが、正門前から行くことにしよう。

近づくにつれ、イヤホンをした公安警察が増えてくる。

そして到着すると、国会議事堂正門前の歩道は、半分がデモ隊用に、半分が歩行者用に区切られている。

そして、集まってる人たちは、高齢者が比較的多い感じがする。
また、ちらほらと労働組合の旗も立っている。
結局、こんな感じになってしまうのか…

アジってる内容としては、「選択的夫婦別姓やジェンダー教育を否定するような国葬をするとは許せない」などと言うことで、内容はともかく、控えめな声色が気になった。
もうちょっと、リベラルならリベラルで、浅沼稲次郎のような堂々とした演説はできないものだろうか。
「もしよかったら…」と言わんばかりの控えめさでいいんだろうか。

これで若い人が付いてきてくれるだろうかと言う話である。
本来は、非正規雇用の問題など、若者にも直接かかるイシューはあるはずなのだ。
しかし、それをリベラルが取り込めていない。

現在の保守政治に対抗するとして、リベラルはどのように進むべきかを、ふと考えてしまった。
結局、現在のリベラルと言うのは中高年のものでしかなく、自分自身もそんな中高年の1人でしかないのだろうか。

今日のデモは囲み取材でも質問されたくらいなのでテレビクルーも結構来てる。
もしかしたら映されたかもしれない。

そして19時となり、シュプレヒコールで終わり。
しかしこれで届くのかね…

今日の参加者は4000人だったと言う。

あとは暗くなったお濠端を日比谷方面に歩くだけ。
皇居ランナーがやたら多い。

今回の決死出演は1名(累計34名)

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