さてさて、名実ともに寄生虫のような旅の始まりというか終わりは盛岡駅ですよ。
終わりの始まりというのでしょうか。
今日はコミケ(3日目)に行くので、盛岡の出発は早いですよ。
盛岡発8:50のはやぶさ10号に乗りたいが、盛岡駅に出入りする岩手県交通や岩手県北バスと言ったバスを撮ってたら、時間ギリギリになってしまった。
(決死モデル:チームPペギー)
特に、岩手県交通も親会社の国際興業カラー(赤羽とか浦和とか大宮で見るようなあの緑色のKKKカラー)になってしまい、銀色と青のオリジナルカラーが無くなってしまった・・・ と思ったら奇跡的に現れたのである。
そんなこんなで8:41になってしまったので、急いでホームに行きたい。
その前に、盛岡のソウルフードであるところの福田パンだけは買いたい・・・ と思ったら、同じことを思っている盛岡市民やら盛岡出身者は数多いようで、御覧の通りの行列である。
そのうち、店員さんが「あんバターの方、こちらで扱ってますよ!」とあんバターだけの列を作り始めた。
福田パンと言えば何と言ってもあんバターであり、自分だって「マカマカ the あんバターパンマン」と名乗っているのはこの福田パンあってのことである。
さて、そのような店員の機転もあり、首尾よく福田パンを購入し、はやぶさ10号にのって大宮を目指す。
本来、大宮で埼京線の新木場直通の快速に乗り換えて11:53に国際展示場に着く予定であった。
しかし、福島で誰かが非常ボタンを押したとかで、20分近く遅れて大宮に到着。
乗ってきたはやぶさ10号はラベンダー色の帯なので、JR北海道車であるということが分かる。
(決死モデル:トルソーさんのバラのタトゥーの女)
仕方がないので、次に来る湘南新宿ラインの平塚行きに乗り、大崎でりんかい線に乗り換えることにしましょうかね。
どうせ湘南新宿ラインに乗るのであれば、少し贅沢してグリーン車に乗ることにしたい。
自分がグリーン車を選択する基準は、乗車駅(大宮なり松戸なり)から、上野を越えるかどうかという所である。
今回は湘南新宿ラインで、新宿を越えるので、グリーン車を使っていいということにしよう。なにせ一昨日のブログでも書いたが、出張続きやら何やらで懐具合が暖かいのである。
この様に、大宮や大崎でポツポツと写真を撮るのは、昨日のエントリで説明した「ハザマ撮り」というやつである。
ところで、大崎発で新木場行きになるりんかい線の車両がなぜかJR車のE231系であるが、これはJR車とりんかい車の走行キロのアンバランスを調整する「アルバイト運用」というやつだろう。
同様の例は、千代田線でもなぜか綾瀬発代々木上原行きという東メト区間だけを走る小田急車や、京王の調布~橋本間を走る都営車という例などがある。
今回コミケで突入して決死してもらうメンバーをどうするか。
魔法少女つながりでマジレンジャー出身の芳香ちゃん(チームP)にするか、小津麗(チームWB)にするか?
ただ、芳香ちゃんは昨日摺沢で決死に出てるし、小津麗は左向きメンなのでにしこくん仕事をするには無理がある。
結局、中の中の人が「さよならパヨク」「くたばれパヨク」をものしたジュウレンジャー出身のチームPメイに出てもらうことにしましょう。
一応自分のツイッターのリスト(非公開)では、各メンの中の中の人のアカウントを入れてそのTLを見ているが、メイの中の中の人は、昔からやたら政治的なツイートが多く、色々な人と喧嘩をしていた。
東日本大震災の頃は反原発でやたら左がかったツイートが多かった。
ただ、彼女自身福島県出身であり、原発に対しては言いたいこともあるのだろうと考えていた。
・・・が、いつの間にか「民族の意思連盟」とつるむようになり、突然右旋回したよう見えた。
甚だしくは、青林堂から本を出すとか・・・
青林堂と言えば、「ガロ」を出していた昔とは違い、ネトウヨさん御用達の出版社になり果てている。
この青林堂から「日之丸街宣女子」を出した富田安紀子氏にしても、「私は別に愛国だけを表現したいのではない。恋愛やスポーツだって表現したいので、愛国はその表現したい事の一つでしかない」と嘯いていたが、今現在どうかと言えば、いわゆる「愛国コンテンツ」しか仕事できていない状態ではないだろうか。
その様子はまるで、インパール作戦で多数の戦死者を出した上で失敗し、副官にすら「腹を切ってください」と言われる体たらくとなった牟田口中将が戦後になってもなお「インパール作戦は失敗ではなかった」と言い張り続け、葬儀の場でも息子にインパール作戦は失敗ではなかったという紙を配らせたという話に似ている。
・・・あ、話が脱線してしまった。で、メイの中の中の人の話に戻ると、彼女自身がどんな政治的主張をしているかはともかく、自分がこうやって両腕切断してグロ魔改造したフィギュアであちこち撮り歩いてるなんて本人に知れたら、それこそ卒倒されてしまうだろう。
それで、拙ブログは検索止めを打ったり、キャラクター名や中の中の人の名前を直接書かないなどして、一応のゾーニングはしているつもりなのである。
ただ、グロ魔改造したフィギュアと言えど世に出してみたい。
それで始めたのが、「にしこくんの中に入る」という形でインスタグラムに出すようにしたドローン仕事なのである。
まあいいや。とにかく先を急ぎたい。
まずは、四肢切断系の先駆けともいえる、前世紀から四肢切断系サイト「Menazort!」を運営してこられためなぞーるさんの新刊を購入したい。
それでなくてもコミケにはものすごい数の人が密集している。
アジアンカオスどころの話ではない。
人をかき分けかき分け、順路通りに遠回りしてやっと東7ホールに辿り着いたのだが、肝心のめなぞーるさんは他のブースに挨拶回りをされているという。
確かに、同人系の人も、付き合いや挨拶は欠かせないのであろう。
店番をされている方によれば、「しばらく戻ってこないでしょうね」ということだったので、「マカマカって奴が来ましたってことでお伝え願えれば」ということで、新刊購入のうえで辞去した。
で、次。
それでなくても、フィギュアなんてのは単純所持だけで気持ち悪がられる行為であり(今はそれほどでもない?)、それを野外撮影するなんてのは、それに輪をかけて気持ち悪がられる行為であるという自覚ぐらいはあるので、自分自身も必死で前述のようなゾーニングをしているのであるが(自分の場合これに「欠損フェチ」が一翻付くので更に輪をかけた異常趣味となる)、フィギュアの野外撮影などというお仲間はそうそういないものである。
なので、同じような事をされている方を見ると、つい嬉しくなってしまう。(かような異常趣味の当方に仲間扱いされることは迷惑かもしれないが)
それで、「まどマギ」の巴マミとキュゥべえのフィギュアとぬいぐるみを持って日本中・・・ いや世界中を回られるさわK氏にはシンパシーを覚えるのである。
また、当方と同じでやたら理屈っぽいこともシンパシーを増そうというもの。
ただ、当方が碌な検証もせず思ったことを放言しているのに対し、さわK氏は数字と実地検証を経た上で、真面目に政治に向き合っているので、当方と一緒にするのは失礼というものであろう。
今回は、キュゥまみとアメリカ大統領選の日にアメリカに行った記録をカラーで出すのだという。
ちなみに、お花畑パヨクである自分は、先般のアメリカ大統領選に関しては「トランプって人が当選したらヤバいんじゃない?」ぐらいの認識しか持っていなかった。
しかし、トランプが支持されるにはそれなりに背景や事情がある。
さわK氏の新刊は、それを実際にアメリカで体感することで読み解いている。
#C92 の新刊はオールカラー60ページのレポ本です。
アメリカ大統領選を見届けに行った魔法少女は何を見、何を為したのか?
激動のニューヨークを、マミさんとキュゥべえが駆け抜ける。
トランプ大統領誕生の裏で起きた、まだ誰も知らない魔法少女の物語。 pic.twitter.com/Q6IarRcBpb— さわK@コミケ3日目東イ03b (@chiqfudoki) 2017年8月9日
で、さわK氏御本人には、キュゥマミさんを撮らせていただくなど、親切に応対していただいた。
逆に(うちのメイを)「撮ってもいいですか」と聞かれたとき、「ちょっと炎上しそうなものなので・・・」と断ってしまった。
マカマカさんはお花畑パヨクなだけではなく
チキンでもありますよ!
・・・ということを露呈しただけであった。
さて、オタクはオタクでも、人混みは苦手なので退散することとしましょう。
りんかい線で帰る? ゆりかもめで帰る? それとも都バスで豊洲まで行く?
いずれでもなく、船で日の出桟橋まで行くことに。
(決死モデル:チームWBノノナナ)
30分に1本出ている東京湾クルーズは、コミケへの交通手段としてはマイナーな手段になるが、ビル群を見ながら快適に飛ばす船も捨てがたい。
何と言っても、コミケへの輸送手段でありながらこの余裕の座席である。
・・・ただし、日の出桟橋に到着すると、浜松町の駅まで10分は歩くことになる。
この点は船のデメリットであろう。
いずれ、こんなコミケでしたよという次第。