義理立て

東京は高気圧の端っこにある。
今日1日は、晴れか曇りのようだ。
最高気温は35℃になると言う。

目が覚めたら、7時過ぎだった。
風呂には入れないまでも、せめて顔ぐらいは洗おう。
と思ったら、カードキーを閉じ込めてしまった。
そんなことから始まる漫画喫茶の朝。

さて、まずやらなければならない事は、池袋駅に行ってiPhoneをゲットバックすることである。

iPhoneがないので、Suicaを使うことができず、170円で切符を買って乗ることになる。

山手線は、ちょうどラッシュ時になっていたが、新宿から離れる方向であるためか、比較的空いていた。
といっても座れるわけではないが。

兎も角も池袋に到着し、忘れ物センターでiPhoneを取り戻す。

ここから先は、丸ノ内線で会社の本社に向かうことにしたい。
ところが、着席戦闘に負けてしまった。
やはり、父島（Peel island）に行って勝負勘が薄れているのかもしれない。

とは言え、御茶ノ水で座っていた人が降りたので、そこから座っていくことはできた。
まあ最終勝利ということで。

そして、本社の最寄り駅に行くが、駅の様子がすっかり変わっている。
乃公（おれ）が本社にいた頃は、階段を上るだけで良かったところ、新しくなってからはいちどエスカレーターで下に降りて、そこから上っていくようになっている。
まぁエスカレーターができただけ良くなったのかもしれないが。

そして、まずは本社の직맹の事務員さんからこれまでの行動費を受け取る。
そして「夢声戦争日記」のスキャンを始めることにする。
この本は文庫本とは言え、7巻あるのでかなりのボリュームである。

そのうち、本部の人が続々とやってきた。
今日は、会議があるらしい。
それで、今回の本部総会で定年で退任になるブラックな人も会うことができた。
このガラの悪い関西人であるブラックな人は、あの「仙台37分」の人である。
とは言え、総会が終わったら悠々自適と言うわけではなく、しばらくは嘱託で残るのであると言う。

しかし、7冊というのは結構な量で、すぐには終わりそうもないので、これより先に本社の関係あるところに挨拶に行くことにする。

本課も離島支援班も、暖かく迎えてくれた。

後では会議をしているので、音は立てられない。
それで、音声なしでも充分楽しめる「圧倒的不審者の極み」のいろいろな素材で包丁を作成するところを見ながら作業を進めることに。

結局、全部終わったのは13時近くになってからだった。

さて、これから昼食に行くことにしよう。
神谷町のもうやんカレーに行くことに。

ここで、たらふくカレーを食べることにする。
もう少し、野菜を多く食べてもよかったかもしれない。

そして、神谷町の駅に行く途中に、麻布台ヒルズを見ることにする。
あれが、東京タワーと肩を並べる日本一の高層ビルになるのだ。
ただ、「日本一の高層ビル」など、記録としてコスパはいいだろうか。
あべのハルカスが誕生したのは2014年。そこから10年で抜き去られてしまったのだ。
おそらくは、そのうちにまたどこかのビルがこの麻布台ヒルズを抜くだろう。
それでもネームバリューとしては有効なのだろうか。

それはともかく、神谷町から日比谷線で秋葉原へ。

秋葉原で、さっきまでスキャンしていた「夢声戦争日記」と外付けSSDと、金券類を売ってしまおう。
まずはSSDを売ったら「スキャンするのに16時までかかります」と。
ちなみに2台で8000円の値が付いた。

テレビでは高校野球をやってる。
慶應（ジュクコウ）が土浦日大を破って決勝に進んだらしい。そして決勝は仙台育英と。
ちなみに、これからもすべてが坊主ではない学校ばかりだ。時代も変われば変わったもの。

次は、ブックオフで「夢声戦争日記」であるが、昭和52年発行の本でバーコードなんてついていない。
バーコードのついていない本は1冊5円であるという。
だから〆めて35円。そんなものなのか。

次は金券類であるが、QUOカードとお米券は買い取ってもらったが、図書カードは買い取ってもらえなかった。
そういうものなのか？

次は献血ルームに行って献血することにする。
奇しくも今日8月21日は、「献血の日」なのだという。
なぜ8月21日なのかというと、昭和30年代までは貧困層を中心に「売血」が蔓延っていた。
売血を続けると血が黄色くなっていく。そうなると、本人の健康のほかに、輸血者を病気にしてしまうというリスクがあった。
そんな中で、昭和39年にライシャワー米大使刺傷事件が発生する。
刺されたライシャワー大使は輸血されるが、それが「売血」による血であったために、B型肝炎になったのだ。