ほぼ全国的に高気圧に覆われていたようだ。
(2022年9月14日しるす)
昨日は午後半休をとっていた。
それは、직맹で各団体を回って署名集めをしなければならなかったからだ。
副支部長の隣にある自分は、その責任者だった。
この署名は毎年勝負をかけてやっている。
それでいろいろなところを回り、夕食は西8丁目ぐらいのラーメン屋で煮干しラーメンを食べた。
自分は魚が嫌いだが、なぜか濃厚な煮干しラーメンは大好きで何回も食べているのだ。
食べ終わって、雪の積もる札幌の街をとぼとぼ歩いていると、携帯に電話がかかってくる。
何事かと思って出ると、課長だった。
一体何事だろうか。
しかし、なんとなく予想はついていた。
自分も北海道支社は3年目。そろそろ本社に戻される頃だったのだ。
引っ越しを伴う転勤になるわけで、そうなれば1月か2月ぐらいには打診が来ても良いはずだった。
「今日は休んでたから電話で失礼するけどね、マカさんは本社の素材畑に行ってもらうことになった」
ほぼ予想通りだった。
自分にしてみると「行ってもらう」と言うよりは「戻ってもらう」と言うほどのものだ。
どこの班の班長かと言うと、微妙な所の班長だった。
かなり本筋から離れてはいる。ある意味自分にふさわしいような所であった。
翌日は、何もやることがないまま、ススキノのあたりをほっつき歩いていた。
昼食はラフィラの8階にある「炎」のランチだった。
「炎」は居酒屋であるが、ランチタイムはライスが食べ放題であり、つくねスープも飲み放題である。
土日はここでよく食べていた。
さて、東京に転勤するとなったら、직맹関係は、やらなければいけないことがたくさんある。
それで、北海道支社の離れにある직맹の事務室に行って、どんどん残務を整理することにした。
それで、BGMにやすきよ漫才を聴きながら作業をすることにした。
それと、決めなければいけない事は、担当を誰に引き継ぐかと言うことであった。
何より、副支部長の後釜を誰にするかと言うのはかなり頭の痛い問題だった。
支部長は昔ながらの人なので、「支部長に代行できるだけの人がいい」なんて言ってる。
しかし、事務局長や自分のような若手は、それだけのことができる人がもう残っていない事は十分にわかっている。
それで、結構な論争になってしまった。