さて、今日は朝からABCDに行きますよ。
・・・ABCD?
・・・いやこれは第2次世界大戦のABCD包囲網。
今日行くABCD! というのは、略さないで言うと「Abnormal Comic Day」である。
今回で3回目になるのだそうな。
前回のmini欠損バーで、店主のあきらさんの口から「ABCD!」が出てくるとは思っていなかった。
だって、あきらさんと言うと腕にタトゥーをしているようなワイルドな方である。
猟奇だのオタクだの言う趣味の世界からは遠い方だと思っていたが、欠損バーの常連である孔明さんが本を出すというので行くというのであった。
ちなみに、あきらさんは孔明さんを「孔明!」と呼んでいる。
欠損バーの常連さんとなると、かなり強い絆ができているようである。
ともかくも書を捨てよ。旅に出よう!
余りにも時間が早すぎたので、御茶ノ水のニコライ堂でにしこくん仕事。
今回にしこくんの中に入るのは、チームR真夜。
別に中の人や中の中の人が猟奇漫画と何らかのつながりがあるとかではなく、ただ単に当番だから今回入っているというだけ。
ともかくも浅草橋に到着。
この浅草橋という駅、えもいわれぬ国電情緒に満ち溢れている。
秋葉原にせよ水道橋にせよ、総武線各駅停車の駅はだいたいそうなのだが、この情緒は山手線などの他の路線では出すことができないのではないだろうか。
ただ、この浅草橋駅にしても改修が進んでいるようである。
そうなると、これまで勝手に感じ取っていた「国電情緒」もあるかどうか・・・
・・・が、急ぎ過ぎたせいか、会場はまだがらんどうである。
あまりに早く来過ぎたようだ。
所が、向こうの路地から何やらお囃子が聞こえてくる。
何と今日は町内の神社の祭りだったようで、御神輿が渡御するようである。
ここに猟奇と江戸前の珍奇な融合を見る事ができた。
・・・とは言っても、会場が開かないのでは仕方がないので、しばらくは浅草橋駅前に戻りバーキンで時間をつぶすことに。
しかしなんだってバーキンってサイズがデカいんだろうね。それがありがたかったりするんだけど、値段も高い。というか日本がデフレ経済に慣れ過ぎたのか?
厳格な年齢チェックを終え、最初に向かうのは「非常口の中の人」さん。
ダルマフィギュアを作っておられる方であるが、今回は上の「ふたなりキット」。
ちょっと、別な趣味方面の真性池沼で、このふたなりが好きな子がいるのよね・・・(最近おいたが過ぎて謹慎中)
あの子に買って帰れば喜ぶだろうか。いや、あの子になつかれて更なる迷惑をまき散らされても困るか。
いや、こういう悪口はどうでもいい。今のところ向こうはちゃんと謹慎してくれているのだから。
さてさて、次は孔明さんである。
孔明さんは何と、裁判傍聴が好きだとのことで、「裁判傍聴レポート」という薄い本を出している。
当方も事件現場を歩くのは好きなので、趣味が合いそうである。
こちらのサークル名は「幸福の法学」。
ということは、誰かの霊言でも言ってくれないのだろうか。
大久保清とか宮崎勤の霊言なんてどうだ?
・・・そんなことは良いとして、この薄い本は、これまでに孔明さんが傍聴された裁判の事件を小説形式にして出している・・・と言うことでいいのかな?
いずれ、この本もブックレビューに書くことにしたいと思う。
他にも、グロ・リョナ系の漫画を出しておられる方がたくさんおられたが、自分に関していえば、欠損は好きでもグロは苦手である。
ということで、次の要件もあるので早々に退去することに。