今日5月6日のラブアン島の天気は、全体的に晴れたり曇ったりする見込みです。最高気温は摂氏33度、最低気温は26度で、湿度の高い蒸し暑い一日となりそうです。現在の気温はおおよそ28度で、ところにより曇りがちです。
ラブアン島は熱帯性気候に属しており、5月の平均気温はおよそ28度、月間の降水量は約122ミリです。この時期は雨が降る日もありますが、晴れ間も比較的多く見られるため、屋外での活動も可能です。ただし天候は変わりやすいため、急な雨に備えて傘などを用意しておくと安心です。
6時過ぎに目が覚める。
とは言え、それはiPadの時間なので、日本時間であり、現地時間では5時過ぎということになる。
いよいよ今日が最終日だ。
荷物をまとめて出て行く準備をすることにする。
ラブアン島に行く船は8時半なので、6時台には出発できるようにしたい。
その前に、朝食で腹ごしらえをしておくことにしたい。
それで朝食会場に行ってカードで10ドル払えるか聞いたら、どうもトラぶっている。
仕方がないので、それはキャンセルすることにしよう。
部屋に戻ろうと思ったら、カードキーがジージー言って全く動作しない。
それでフロントに聞いてみたら「今テクニカルスタッフを呼んでくる」と言う。
そこまで深刻なのか。
しかし、お互い英語が聞き取れない。
それで、Googleの翻訳機能で翻訳することにする。
時間はどんどん過ぎ去っていく。
こちらが「8時半の船で行きたいのだが」と言うと、急いでくれた。
結局、物理的に鍵で開けてくれることになった。それができるんだったら最初からやってくれればいいのに。
ともかくも、Dartでタクシーを呼んでいくことにする。
タクシーはすぐに来てくれた。
そして、国道のような高速道路のような幹線道路を通ってまた港を目指すことになる。
途中、渋滞のようになっていたので、Google マップで確認したら、それほど長くはなく、工事渋滞のようだった。
こういうこともできる時代になっているのだ。
そして、港に到着すると、乗客がパラパラと出発を待っていた。
ネットのページによっては、既に満席で買えなかったなどという情報もあったので恐れていたが、どうにか往復45ドルで買うことができた。
そして、乗船の時刻となる。
マレーシアに行く船なので、まずは出国審査から始まる。
ブルネイのパスポートを持っている人はあまりいなくて、「foreign passport」のところにたくさん並んでいる。マレーシアから帰る人がたくさんいるんだろうか。
そして、手荷物チェックでは「持っていってはいけないものを持ってないか」をチェックされる。
それをパスしたら、船に乗り込む。
「Express KINABARU」とある。その船は、大きさで言えば長崎空港に行く高速船ぐらいだ。
乗客数はパラパラとしかいない。そりゃ1日1往復に減便されても仕方がないだろう。
轟音を立てて、ボートはブルネイ湾を行く。
沖合には、油田の櫓が浮かんでいる。
果たして、港湾風景が広がってきたかと思ったら船はラブアン島に到着。
入国審査も非常に簡単。まあMDAC(マレーシアデジタル入国カード)の情報がすでに入っており、パスポート番号と照合して終わりなのだろう。
ともかくも、港から街並みに出る。
街並みはブルネイより雑然としており、低層の建物に華僑系の店の看板が多い印象。
昭和30年の香港映画「慕情」のような風景だ。
さて、別にラブアン島に来たと言って何をしたい訳でもない。
適当に茶でもしばきたいだけだ。
一応、金がないとどうにもならないので、近場の銀行のATMでリンギットをおろすことにする。
100リンギットなので3,000円ぐらいだろうか。
その銀行が「大衆回教銀行」というらしい。いよいよもってチャイナだ。
そう思って、営っている店に入る。
英語も中国語もできない・・・というか、乃公の発音がよくないのだろう。
それでも、生ごみの匂いのする路上のテラスに陣取り、朝食を食べていなかったこともありナシゴレンと茶でも頼むことにする。
店のお婆さんは「ナシゴリン」と発音していた。
果たして出てきた「ナシゴレン」は、炒飯そのものだった。
というか、肉は豚トロ肉じゃね?マレーシアってイスラム教で豚NGでは・・・?
いや、というかブルネイ人がイスラム教で禁止されている酒を飲みたくて来るような場所なので、酒のついでの豚肉もOKなのだろう。
しかし行きたい所なんてない。
12時近くまで粘ったら適当に歩くことにする。
華僑系の店で、また豚肉の炒飯を食べつつタイガービール。
別に酒を飲みたいわけでもないのだが、こちらでは酒が飲めると言うのでなんとなく。
それが終わったら、もうやることなんてなくなってしまった。
後はもう港に帰って出発を待つだけ。
ヴィーナス児の小説でも書いていることにしよう。
そのうち、待合所の客が動き始めたので、こちらも動き始めることにする。
そしたら、切符売り場で切符を買って来なければいけないと言う。
往復の切符をブルネイで買ってきたつもりだったのに。
それで、15リンギット消費する羽目になってしまったが、めんどくさいのでもういいことにする。
そして、船でブルネイに戻ることにする。
船の中では特に何もなし。ものの1時間程度で着いたような気がする。
入国審査の非常に簡単に済んだ。
後はDartでタクシーを呼ぶだけなのだが、それが全然来ないのだ。
2回ぐらいキャンセルされて、やっとドライバーが見つかった。
来た車はナンバーが違うのだが、車を変えたのだと言う。
ともかくも、その陽気なドライバーに乗せられて、中心部を目指すことにする。
そして、ブルネイ1日目に行ったコインランドリーへ行き、もう使うあてのないコインを置いていく。
1日目はここに置かれていた洗剤で助けられた。
多分そうやって置いていくのが喜捨の精神なのかもしれない。
あとは歩いて空港へ行く。日差しが激しい。まるで小笠原だ。
夕食をどこで食べるかという段になり、空港の前にファーストフードっぽいところがあるのでそこでチキンとかカルボナーラを食べる。
ところがカルボナーラが2つ出てきて草生えた。まあ小ぶりのものだったので2つ食べたけど。
その後は、空港の出発ロビーで充電しつつ20分の飛行機を待つことに。
しかしこの地では、充電はUSBでやるタイプが一般的のようだ。
正直そちらの方がありがたい。
どうやら日本人が他にもいるみたいだ。
ブルネイは結構日本人に人気の観光地のようだ。
さて、21時も40分も過ぎ、2時間を切ったので、カウンターに行くことにする。
マニラまでの飛行機はすんなり出たが、その先、マニラから成田便がそうそう、チェックインできないのだ。
調べてみると、受付のお姉さんは、「マニラ空港で係りに聞いてくれ」と。
それ以外に関しては、何もかもすんなりと済んだ。
とりあえず、マニラ行きの飛行機を待つことにしたい。
出発するはずの23時40分になっても並ぶ気配は無し。
冷房が寒くなってきた。
長ズボンに履き替えたほうがいいかもしれない。
あまりに寒いので、リュックからパーカーを出して着ることにする。
一体全体、何分遅れているのか。
そういうアナウンスすらない。
それがLCCだとでも言うのか。
0時12分、やっと待合室の雰囲気が動き出す。
すぐに行列ができる。
案内は後ろの席の人から始まる。
18Cは第二グループのようだ。
そして乗り込んで、0時半ごろに出る。
今日の決死出演は4名(累計20名)。