強欲の壺に石油

先日、琴音ちゃんの欠損バーに行った後でぽわんちゃんの店に行ったらリブちゃんがいた。

それで、スペアの義眼があればそれで「君の瞳に乾杯」したいと言ったら、何とその時に付けていた星空義眼を外してくれたのだ。

その後、義眼を一生懸命拭いているリブちゃんを見て申し訳なく思ったので、Amazonで出しているリブちゃんの欲しいものリスト(正式名称「強欲の壺」)から何かを買うことに。

「じゃこの両手のトルソーにしようか」(¥16,800)
「いや、いいですいいです。それはただ上げてみただけなんで」
「そうなの?じゃ別のにしようか」

それで、一度は注文したものの「戻る」ボタンを押して再び何かを選ぶことに。

「じゃこのタブレット台にしようか」(¥5,299)
「ありがとうございますー!これで肩痛から解放されます」

そして注文確定ボタン。

後日、リブちゃんからお礼のツイートが。

「石油王から予想を超える量の原油が注がれてた!!!」

見ると、注文を直前でやめたはずの手のトルソーまで入ってる。
なんで???

改めてAmazonの注文経歴を見てみると、たしかに手のトルソーまで入っている。

つまり、一旦注文して「戻る」を押しただけでは注文はキャンセルにならず、カートに入ったままということらしい。

考えてみれば、いつも欠損バーの予約やナイスパで使っているBASEだって似たようなものだ。
あれだって複数人にナイスパする時は、注文しては戻り、注文しては戻りをやっているではないか。

ECサイトとは、往々にしてそういうものらしい。

しかし、手のトルソーまで買ったことを後悔している訳ではない。
何に役立つかわからないが、大いに役立ててほしい。

早速、リブちゃんからお礼の絵が届いた。

今後の人生で、欠損バーにどれだけ石油王することになるかわからないが、こんなフェチを持つことに、後ろめたい思いをしながら生きてきたこれまでのことを考えると「当事者の女性に気持ち悪がらず受け入れてもらえる」というだけでもプライスレスにありがたいことなのだ。

欠損バーには感謝しかない。

(これも一応「私的devotee史」に入るのかな)

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