池江璃花子選手に直接オリンピック中止を訴えかける問題で保守論陣が吹き上がってると思ったら案の定、平民竹田が当の池江璃花子選手をダシにしてオリンピック推進の署名運動だと。
あんたのやるべきことはまずお父ちゃんの疑惑を解明することじゃないんかい。
5時台に目が覚めて二度寝して6時台に起床。
やっぱり熱っぽい?
測ってみたら35.8℃。
そんなもんか…
さて、今日は埼玉方面の収鋲をすることにしたい。
そのためには図書館で資料収集しないといけないので、9時には大宮に着いていたい。
しかし大宮の図書館へ歩く時間と、朝食の時間を考慮して8:30に大宮に到着するようにしたい。
と言うことで7時過ぎには出るようにしたい。
…と思ったらでっかい蜂!?
急いでミントスプレーを持ってきたらもういなくなってた。
兎も角も、新八柱から武蔵野線に中の人に。
そして大宮に到着。
磯丸水産はやっているはずもなく、富士そばで朝食。
今日の旅の最初は図書館で資料収集から始めたい。
さいたま市立大宮図書館で当時の埼玉新聞をコピーすることに。
埼玉県立図書館のホームページによれば、当時の埼玉新聞のマイクロフィルムはここにあると言うので。
大宮駅からは少し歩く。
区役所と同じ建物となる。
入ると、さすがは大宮だけにアルディージャを推している。
そしてマイクロで調べることに。
紙面全部を印刷するとボケてしまう。
仕方ないので該当の部分を印刷した所を拡大してコピー。
図書館というか区役所の前には、C12が保存してある。
大宮は鉄道の町であることも象徴している。
さて、資料をゲットしたので、今回のダークツーリズムとなる事件を追ってみることにしたいと思う。
昭和31年6月8日の埼玉新聞で最初のニュースが報じられている。
きっかけは大学生の人命救助からだった。
6月6日、埼玉県飯能市の北にある宮沢湖で絵を描いていた学生が、子供が溺れているのを救助したのだ。
より正確に言えば、どこかの男が2人の子供を湖に突き落としたのだ。
「人殺しだ!」
大学生がそう叫ぶと男は慌てて林の中に逃げ込んでしまった。
3歳の男の子は助かったが、6歳の男の子は間に合わなかった。
ぜひこの大学生は表彰されるべき。しかし亡くなったこの子供はどこの子…?
そこからこの奇怪な事件の全貌が明らかになる。
幼い子供を投げ落とした男は、子供たちのパパの同性愛の相手だったと言うのだ。
捺染工をしている父親は仕事で関係のあった精神薄弱の男と同性愛の関係にあった。
それに気付いた妻は、子供2人を置いて秩父の実家に帰ってしまった。
今だって離婚理由としてはメジャーな部類になる「性癖バレ」というやつである。
ところでその男はどこへ行ったのか。
飯能警察署は捜査することとなった。
それは被害男児の家から200メートル離れた飯能第一小学校の運動器具小屋に潜んでいたのを捕まったのである。
一体どういうことだったのか。
数年前、ホモバレして女房に出ていかれてからというもの、幼い子度を2人抱えて仕事に出ることすらできない。
それで、家政婦代わりにと、人もあろうに女房が出ていく原因となった同性愛の相手を雇い入れることにしたというのだ…!
物心がついていたであろう6歳の長男に、この事態は理解できていたであろうか。
ところが、ホモバレで実家に帰った嫁と、元サヤになるという話が盛り上がったのだ。
雇い入れられた男は頭が足りないなりにどう思っただろう?
俺は暇を出されるのか…?
6月6日の日曜日、普段飯を炊いてやってる2人の子供を宮沢湖に連れて行くことにした。
そして2児もろとも宮沢湖の藻屑に… と自分の足を結んで飛び込んだが、苦しくなって自分だけ上がってきたというのだ。
頭が足りない上に、はっきり言ってクズ。
さて、資料蒐集するだけしたら飯能へ向かうことにしましょう。
大宮からであれば川越線に乗って行くことになる。
地下の21番線から10:31の川越行きに間に合った。
車両はりんかい線から来た70-000系。
そして川越で八王子行きに乗り換えたが座れなかった。
電車の中で立ったのはかなり久しぶりだ。
それでも的場かどこかで座ることができた。
向かいにはタイトなワンピースの30がらみの女性。
エロい体というのはこういうのをいうのか。
でもあんまりジロジロ見ないようにしよう。
というかこの女性はどこで降りるんだ?
と思ったら同じ東飯能だった。
東飯能では西武秩父方面から4000系がやってきた。
JRの方は交換設備があるが、西武の方は棒線駅だ。
実は20年以上前、東飯能駅には来たことがある。
まだ木造駅舎だった。
八高線もディーゼルカーだった。
確か高麗川の高麗神社に出世祈願に行ったのだった。
ということは西武線で東飯能まできたんだろうか。
さて、まず行くのは被害男児が住んでいた飯能市宮本町であるが、現在そういう町名はない。
また、正確な居住地を割り出したところで現住している人もいるわけで、迷惑になりかねない。
まあ現在は飯能市本町に「宮本会館」の名前で残っているので、その辺に行ければいいかな。
ところで、飯能市内には昭和みたいな物件が結構多い。
あの木造建築は? と思ったらそれは飯能織物会館だという。
そう言えばあのホモパパも捺染工だった。
もしかしたらこの会館にホモパパも出入りしていたかもしれない。
ところで飯能というのは織物が盛んだったのだろうか?
ともあれ飯能市内で撮る物件はこれでOKとしよう。
事件当時、頭の足りないホモ相手の男は、子供2人を連れてどうやって宮沢湖へ行ったのか。
それほど金があったとも思えないので、歩いていったのではないだろうか。
現在では飯能駅からバスが15分おきに出ているが、ここは歩いて行ってみよう。
昭和31年当時であれば、飯能の市街地を抜ければ畑が広がる田舎道であっただろうか。
そして竹の生い茂る山道を登ると、宮沢湖… というか「ムーミンバレーパーク」として、ムーミンをモチーフにしたテーマパークになっている。
本当に北欧風でオサレで、まったく60年以上前の幼児殺人事件のダークツーリズムとかいう雰囲気ではない。
結局、ここが全旅程で唯一のにしこくん仕事となった。
現場は北西側の入江であったというが、それは「スナフキンのテント」のあたりであろうか。
さて、ではこれからは東武東上線沿線の各市を普通に収鋲して歩きますか。
そのためには、1時間に1本出ている武蔵高萩行きのバスに乗らなければいけない。
次は13:37であるという。
なんだか中途半端な時間なので、ちょっと昼食にしますか…
入ってみると、SAIBOKU(埼玉牧畜?)という会社でソーセージとかのセットがある。
1,650円で肉肉肉が攻めて来るセットである。
ダークツーリズムなんか忘れて肉にかぶりつく。
さて、時間が近づいたのでバスに乗りましょう。
イーグルバスといえば、社長が毎年の埼玉政財界人チャリティ歌謡祭に出ていることでおなじみである。
武蔵高萩行きは団地を縫うようにして走る。
この辺りの団地の人たちは東京まで通うのだろうか。
武蔵高萩から川越で埼京線か東武東上線に乗り換えて通う?
なかなかハードな通勤経路である。
そして武蔵高萩駅へ。
新しくなった橋上駅舎であるが、屋根が瓦屋根になっている。
そして川越へ。
川越駅のホームにはさつまいもの形の乗車目標シールが。
川越から東武東上線に乗って、最初の収鋲先はふじみ野市となる。
ふじみ野市というと聞きなれないが、要は上福岡市とかの成れの果てらしい。
上福岡市と入間郡大井町が合併して、ふじみ野市が発足したのだという。
しかし東上線の快速が停まるのは上福岡ではなく、旧大井町のふじみ野である。
そのふじみ野駅に降り立つことにする。
駅の真上にはマンションが建っている。
そして駅前にはライフバスという聞き慣れないバスが出入りしている。
それと、ふじみ野市は2020オリパラではセルビアのホストタウンになるそうだ。
さて次行きましょう。
そして次の鶴瀬駅に到着。
これで富士見市は収鋲になるが、まずはライフバスで三芳町へ行きましょう。
三芳町には鉄道が走ってないのでバスで行くしかない。
バスは1時間になると本走っているようで、時間調整が難しい。
三芳役場行きはいい時間のバスが無いので、三芳営業所経由で循環するバスに乗ることにしたい。
運賃は均一で220円。
SuicaなどICカードは使えないようだ。
程なくして三芳営業所に到着。
川越街道上の画一的な住宅地というイメージであるが、近くを歩いていると、50年ぐらい変わってないんじゃないかというような農家に行きあたったりする。
これが埼玉の原風景だったのだろうか。
さて、循環から戻ってきたバスで鶴瀬駅に戻りましょう。
「富士見市」というといかにも平成になってから取ってつけたように命名されたような地名に見えるが、実は昭和31年つまり今回のダークツーリズムの事件があった年に、入間郡鶴瀬村・南畑村、北足立郡水谷村が合併して「富士見村」が発足したのだという。
そして昭和39年に町制、昭和47年に市制して今に至っているという。
郡またぎの合併をしていることからも分かるように、ここが入間郡の最東端ということになるようだ。
では次の収鋲先に行きましょう。
次は志木駅で降りる。
駅名標には「志木(埼玉県新座市)」とある。
そう。この志木駅は志木市には無いのだ。
東口で降りてすぐの道路は、新座市に属しているようで「北東3丁目」などという表記がある。
とは言っても、駅の北西側に丸井と志木市役所があったりする。
なかなか複雑な境界線を成している。
さて、じゃ次は朝霞か…?
とも思ったが、一挙に何箇所も収鋲するのは疲れる。
朝霞市と和光市は次の機会にしよう。
ということで、副都心線直通の元町・中華街行きに乗って、久しぶりに特撮カフェに行こうか。
ジュウレンジャーの話ばかりしているというので、では決死モデルはメイで決まり。
新宿三丁目の駅から特撮カフェまではやたら歩かされる。
もう「奥新宿」とでも呼称してはどうだろうか。
久しぶりに入ってみるとなかなかの盛況。
例によって会話にも参加せずボンヤリ子供向けの特撮を見ているが、なんというか聞いてて恥ずかしくなるような台詞の連続。
夕食の時間になったので、お好み焼き風ピザ。
特段何の話をしなくてもボンヤリ特撮番組を見てるだけでもいい。
なかなかいい所だと思う。
こんな戦隊の女戦士の腕をもぎもぎしてる恐るべき客で済みませんなぁ…
さて、百合子さんのお達しにより時間で店をさる。
そして副都心線と原宿経由で千代田線に乗って帰る。