昭和の日の今日はどこかに収鋲しに行くぞ〜!
…と思ったらこの大雨。
今日は「日本で唯一の人口3桁の町」山梨県南巨摩郡早川町へ収鋲することにしたい。
そのためには本来は6時台の新京成で行かなければいけない。
ところが起きたのが6時台。
これは間に合わない!?と思ったら間に合うことができた。
で、松戸からは6:49の常磐線… と思ったが、降りるのはJR東海の身延である。
Suicaでは行けない。
それで、松戸駅で身延までに乗車券を買うことにする。
ところがいつもの癖で改札でSuicaをタッチしてしまった。
その上、1本早い電車に乗れると思って1番線の方に行ってしまった。
柏方面に出発したと思ったがもう遅い。
では柏から折り返せば身延に行けるか…?
調べると無理っぽい。
じゃどうしよう。乗車券は払い戻すことにして、このまま茨城県稲敷郡河内町とか千葉県香取郡神崎町とかを収鋲する…?
そう思って河内町のホームページを確認すると、竜ヶ崎駅からの河内町営バスは日祝日は運行していないという。
これではもう河内町もだめだ。
仕方がないので、新幹線を使ってでも早川町へ行くことにしますか…。
ということで我孫子で降りる。
弥生軒も営業してない。
我孫子の窓口は7時から開く。
我孫子で新幹線経由に乗車変更をして、新幹線と「ふじかわ」の指定券も買ってしまう。
どうせ乗車変更するんだったら、松戸からじゃなくて我孫子からにすればよかった。
そうすれば松戸で一旦改札を出ることも無かったのだ。
兎も角も次の常磐線が品川行きだったので東京駅までダイレクトに行く。
東京からはこだま709号。
改札内に紀伊國屋があったので野菜を買い、新幹線構内で駅弁を買う。
そしてこだま709号で出発。
車内は閑散としている。やっぱり非常事態宣言下ではね…
ところで、今日から新しい衣装運用規定の施行を開始したい。
それに際してはスマレとみくを1条衣装で一緒に撮りたい。
ではどのように運用すれば良いか?
以下のようにしようか。
・Twitter向け → スマレ・みく新幹線車内
・ブログ向け → スマレ我孫子駅、みく熱海駅
小田原からは6分程度で熱海に到着。
熱海からはJR東海となる。
そして9:24の富士行きに乗り換える。
車内はかなりガラガラ。三島を過ぎるともっとガラガラになってしまった。
そして富士に到着。
さすが製紙工場のある町だけに貨物ホームもまだ残っており現役である。
身延線は1〜2番ホームで、まるで私鉄の始発駅のような面持ちである。
それもそのはずで、戦前は富士身延電鉄という私鉄であった。本社は南甲府駅にあった。
程なくして「ふじかわ」が来る。
車両は373系で、ここで折り返すのでしばらく停まる。
そして身延線に入ることに。
この先身延までは、富士宮と内船に停まる。
内船という駅名は全国的には馴染みが薄いが、南巨摩郡南部町の中心集落で、警察署は身延町や早川町まで管轄している。
自治体の格としては身延町より高そうだ。
身延線は山間深く分け入るが、峠越えをする訳ではない。
富士川の辺りを遡上するように走っていく。
駅舎はどこも新しくて面白くない。さすがはJR東海である。
そして身延に到着。
駅前には山梨交通のバスが停まっていた。
こちらが乗らないのを見届けてから出発して行った。
さて、こちらはと言えば早川町営バスに乗ることになる。
人口900人台になってしまった秘境・早川町へ行くバスというのはどんなのが来るのかと思ったら、意外や意外、マイクロバスでもない立派なバスだった。
とは言っても地元の観光バス会社に委託しているようで「令和元年度電源立地地域対策交付金」で購入されたものらしい。
電源といえば奈良田ダムだろうか。原子力発電所でなくてもそれなりに交付金は頂けるようである。
身延駅を出発したバスは自分1人を乗せて国道52号線を遡上する。
身延町内での利用もokなのだろうか。
下部温泉駅に到着し、客を2名拾う。
下部温泉駅はなかなか優れた駅舎だ。
そして早川沿いを遡上していく。
大雨の中を早川町役場前に到着。
町役場以外、何の建物もないというロケーションである。
いずれにしろ、ここで山梨県南巨摩郡早川町 収鋲(収鋲率:山梨県63.0%、全国集計中)。
今バスで来た道を戻って町の中心部へ。
人口979人早川町の中心部と思しき所には道の駅があり、そして建設会社がある。
結構規模としては大きい。さすが水力発電所が至る所にある自治体である。
そしてバス停はどこだ?と思ったらその建設会社のところを上ったところに大きめの旅館があり、その向かいにバスの車庫があり「バス乗り場」とある。
ここがバスの本社であり、バス停としては「七面山登山口・赤沢入口」。
向かいに食堂があるので入る。
名物は特段無いようで、普通にトンカツ定食を頼む。
そしてさっきの道の駅へ。
ここでは結構気合が入っており、キャラメリゼされたブリュレなどという洒落たものも出している。
この中心部にある「七面山登山口・赤沢入口」のバス停からの発車は14:32なので、あと10分を切ったところで道の駅を出る。
バス停の向こうには橋があり「14.0t」なんて標識がある。
こんな標識は懐かしい。
バスはさらに山を分け入る。
早川町には小学校が2つ、中学校が1つあるようで、中学校はその中間のあまり何もない所にあるようだ。
殆どの生徒はスクールバスで通っているのだろう。
その中学校の最寄りバス停は「保」だと。
また、町の中心部から遠く、南小学校より小規模であると思われる早川北小学校を過ぎると、給油のために一時休止。
なかなか味のある情景である。
そしてまた山を分け入る。やたらダンプカーとすれ違う。
そして30分以上バスに揺られ終点の奈良田温泉へ。
ここが「秘境」と呼ばれる奈良田温泉であるが、周囲では河原にダンプカーが何台も出入りしている。
そして山梨交通のバス停がある!?
夏の登山シーズンだけの運行で、広河原まで行くらしい。
広河原から先は、南アルプス市の市営バスがあるらしいはが、去年は道路の崩落で運行中止だったという。
まあとにかく、元きたバスで戻ることにしましょう。
そして下部温泉駅に到着。
下部温泉駅の駅舎は,先述の通り優れている。
この下部温泉駅からカップルが2名、身延駅方向に乗って行った。
身延町内クローズドドアなどというケチなことはしないらしい。
もっとも山梨交通の路線が並行していれば別かも知れないが。
ともかくも下部温泉駅をくまなく観察しよう。
見れば見るほど優れた駅舎だ。よくぞJR東海はこの駅舎を建て替えなかったものと思う。
特徴的なのは、島式ホームへの構内踏切を脇の公道に近づけていることである。
そして上りも下りも「ふじかわ」であったが、静岡行きの方が停車時間が長かったので車両も入れて撮影。
あとはもう富士宮を目指すだけ。
程なくして富士宮に到着した。
これをもって静岡県富士宮市 収鋲(収鋲率:静岡県57.0%、全国集計中)ということにしたい。
到着したのは島式の2番線。
かつて創価学会員が多数降りていた長大な1番ホームは、現在は入ることすらできない状態。
さて、富士宮に来たならやっぱり富士宮焼きそばでしょう。
暗くなり行く富士宮の駅前を歩く。
いったいどこの焼きそば屋がいいんだろう?
iPhoneでGoogleマップを見ながら雨の中を歩く。
まだギリギリ決死できる明るさだ。
そう思って間宮を呼び出して決死の準備… と思ったらにしこくん衣装の脚に挟んでいたにしこくんの頭を側溝に落としてしまった
またやってしまった。
とりあえず店に入る。
お好み焼き屋を兼ねているようだ。
肉焼きそばのセットを頼む。
鉄板の上で焼くようで、店のおっさんに焼いてもらう。
「富士宮の焼きそばは他とどう違うんですか」と聞くと「富士宮の焼きそばは蒸し麺なの。他のは茹で麺だけど」という。
そんなもんなんだ…
あと魚粉は? あれは富士宮焼きそばの特徴じゃないのかな。
さて、焼きそばも食べたしあとは帰りますかね。
バスターミナルで決死してると、新富士駅行きのバスが来るではないか。
新富士なら決死できるかな… とも思ったが、三島からこっちは「こだま」も本数が減り、なおかつ車酔いしてまで長時間かけて新富士に行くのはリスクがある。
それで身延線で三島まで行くことにした。
そして富士から東海道線に乗って三島へ。
三島からは「こだま」に乗って帰ることにする。
その後品川から常磐線。
そんなGW初日でしたとさ。