北朝鮮KCTVは旧正月ムード。
北朝鮮では毎日の天気予報に陰暦が出てくるほど旧暦に馴染んで生きている。
旧正月の料理といえばトック(떡국)。
まずは大成百貨店で市民の声を聞いてみましょう、と。
しかし「苦難の行軍」の頃に比べると北朝鮮も経済が良くなったんだな…
日本でいう「今日の料理」のようなノリで、民族料理のプロにトックを作ってもらいましょう、と。
「敬愛する領導者」も「党第8回中央委員会決定」も出てこない平和な世界。
今日でこのマカ垢開設して10周年であるとの通知。
元々この垢は、欠損に関するニュースのbotとして開設したのだった。
だから英語のニュースばかりで日本人のフォロワーなんていなかった。
それを本格的に欠損垢として運用する様になったのは2011.7.16の伝説的イベント「切断女の夜」以降のことである。
あの頃はまだナマモノ志向が残っており、どうにかamputee女性との「出会い」がないかと思って精神的につらく、書き込みも迷走していた時期だった。
その頃の事情は2018年11月12日の記事に詳しい。
それまでは、何と欠損に関する内容を鉄垢に書いていたのだ。
現在でも「切断女の夜」やsgutsさん等のアカウントからそちらにフォローしてもらっているという名残がある。
これ以降、こちらの垢はというと、鉄垢の裏アカウントとして機能する様にもなった。
それで、不快な書き込みもいろいろしたりもしたのだった。
それが今や、こちらが本垢になる様になってしまった。
どうせ相手にされてないからと好き放題やる様にしている。
さて、目が覚めたのは3時台。二度寝したら4時台。
せっかく「日本一寒い町」に来たので、その寒さを撮ってみたい。
とはいえ、最低限日が登らないと写真は撮れない。
さて6時が過ぎ日が登り出した。
少し外に出るとはいえフル装備して外に出ることにする。
想像していた程の寒さではない。
温度計は-13℃を指している。そんなもんか…
ところでふるさと銀河線の車両が保存してあるホームに行くことは出来るのだろうか。
行ってみると、意外に簡単に行くことはできた。
ふるさと銀河線の車両は2両ずつ2編成、その他に保線車両も保存してある。
ホームは跨線橋まで保存していた。鉄道保存施設としてはかなりのものである。やはりここは「日本一寒い町」としてのプライドとネームバリューなのだろう。
あとは朝食食って7:40の出発に備えましょ。
北見行きのバスは10分ぐらい前から待っていた。
ここから先は十勝バスではなく北見バスが運行することになる。
出発の時間になると-11℃に昇温していた。
ここからは十勝と北見の国境越えということになる。
置戸の少し前まで自由乗降のフリーバスとなる様だ。
ところで、オホーツク管内の道路交通としては、旭川方面だと遠軽まで旭川紋別自動車道が開通している。
帯広方面はといえば、道東道の支線が足寄までと、小利別〜北見までは開通している。
つまり札幌〜北見を全て高速道で結ぶには至っていないということ。
十勝管内と北見管内の境界である池北峠を越えるとあとは下り坂。
置戸で1時間ぐらい決死などして過ごすことにしよう。
置戸駅は今はコミュニティ施設になっている。
…と思ったら、バスが出発しない。暫く停まるようであった。
念のために聞いてみる、
「訓子府でもこんな風に数分停まる?」「停まらないね」
結局そのバスで訓子府まで行くことにした。
このバスに沿って走っている川は常呂川であり、置戸町も訓子府町も常呂郡である。
常呂というと湧網線の走っていたオホーツク沿いの町を思い出すが、北見市も含めてかなり広大な区域になるのだ。
訓子府は「訓子府」というバス停と「訓子府駅」というバス停は別の所にある。
かと言って駅ではない「訓子府」が何らかのバスターミナルとして整備されているかというとそういうわけでもないようだ。
ところで訓子府の駅もまたコミュニティ施設を兼用しているが、ホームと信号が残っている。
また、周囲には農業倉庫が残っている。いかにもここは「駅」だったのだ。
ところで次のバスは9:27。まだ喫茶店が開いているわけでもなく、寒い待合室でバスを待つことに。
昨日知ったGoogleマップでのバスの位置を見ると、勝山温泉からのバスは定刻に来ているようだ。
発車1分前になると、駅前の交差点を曲がってきた。
どうやってこういうのを知るんだろう?Googleは凄いな。
そして北見行きのバスは再び常呂川沿いに下っていく。
車内には高校生の姿も多い。
ここは完全に北見の通学圏だ。
だんだん家並みが増えて来て、ロードサイド地帯になってきた。
ここは今なお人口10万人の北見の市街地だ。
そして石北本線を越え、北見駅前のバスターミナルに到着。
かつては北見東急百貨店の裏がバスターミナルだったが、現在は北見駅との間に新たにバスターミナルが完成している。
また、百貨店の反対側には新たに北見市役所が完成している。
とは言っても北見にはさして見る場所があるわけでもない。
それでもハッカ記念館に行ってみますかね…
ハッカ記念館は北見駅から歩いてそれほどもかからない。
昭和9年に設立されたホクレン北見薄荷工場の研究室の建物が昭和58年ぐらいに閉鎖され、それを現在は北見観光協会が管理して記念館にしているのだという。
ここには天皇皇后両陛下も行幸されたことがあるとかで、その記念の品も残っている。
現在は合成ハッカや輸入品に押されているとかで、展示品は昭和30年代のものが主であり、かなりエモい。
ハッカの葉を蒸留してハッカ油を生成するようだが、これまで「蒸留」という概念の何たるかが理解できなかったのだ。
何かを煮るか蒸すかして蒸気を出し、それを冷やして油分を分離する… はぁ… そうですか。
小さな博物館であるが、昭和マニアにとってはなかなか素晴らしい観光資源になるはずである。
あとはまた元きた道を戻って北見駅へ。
途中、蕎麦屋で昼食。
北海道はまた蕎麦どころも多い。
あとは13:30の女満別空港行きのバスを待つだけ。
ブログ付けはできるだけのことをやる。
北見のバスターミナルと言っても札幌線や郊外線も合わせるとかなりの頻度ではしっている。
13:20の札幌行きのドリーミントオホーツク号ではかなり乗客の動きがあった。
そして次は13:30の女満別空港線。
乗った客は10人もいない感じ。
果たして空港に到着。
ついにこの旅行もおわってしまった。
今回の座席はクラスJなので期待大。
機材はB767-300で、Wi-Fiがつかえる。これはありがたい。
あとは松戸行きのバスで帰ろうか… と思ったら松戸行きのバスは全休でやがる。
それにしても羽田空港のバスターミナルはバスタ新宿異常の日本一のターミナルではないだろうか。
仕方がないので京急の印旛日本医大直通の快速特急で帰ることに。
これなら新鎌ヶ谷まで乗り換え無しだ。
近所のインド料理屋でSpice Chicken Saladを注文しようと思って、ヒングリッシュで「イスパイス チッカン サラト」と言ったらインド人の店員に力なく笑われてしまった。
いや、別に馬鹿にして真似した訳じゃないんだ…
知識や旅行経験をひけらかしたいだけだったんだ…
でもマンゴーラッスィーをサルビス(service)してくれた。