きっと未来は一つになれるはず

いよいよウラジオも最終日。

やりたいことは昨日やり尽くしたので、今日はもうゆっくりと空港を目指すのみである。
胃の調子が悪く朝食を食べる気にもなれず、その分二度寝しつつ9時01分のアエロポルト・エクスプレスに備えることに。
朝食バイキングをお代わりしなかったのは何回かある。しかし食べなかったという事態は初めてとなる。

さてもう出ることにしよう。
ホテルからウラジオ駅はすぐの距離である。

駅前からはバスが頻繁に出入りする。
韓国製のバスばかりである。
ロシアというのは自動車産業があまり発達していないように見える。
日本の会社名が入ったままもトラックも相変わらず走っているという発展途上国ばりの風景が残っている。
決死モデル:チームTアンヌ

さて、アエロポルト・エクスプレスの駅はこの駅舎の隣にある。
やはりX線検査を受けて駅構内に入ることになる。

券売機もあるのだが、対応するお札は10、50、100ルーブルのみ。
50ルーブルを入れたはいいが100ルーブルの持ち合わせがなかったので、キャンセルしようと思ったら返ってこなかった。何なのこれは・・・

さて、空港から来た電車が到着したようで、客を吐き出す。日本人らしき客もそれなりにいる。

エスカレーターを降りてアエロポルトエクスプレス専用の1番ホームに降り立つと、ЭД9Мが待っていた。
ЭД9にもタイプは数通りあるようだが製造初年は1995年なので、ソ連邦崩壊後の車両ということになる。

車内は疎らだが、各ボックスに人が埋まる程度には乗っていた。

ウラジオの空港はかなり遠いところにある。
沿海州の自然の中を電車は走るが、道路が整備され郊外型の店舗が増えてくるとまるで北海道の景色を思わせる。
しかし各駅には側線が広がり貨車が並んでいる。
シベリア鉄道は貨主客従であることを感じさせてくれる。

そして約1時間程度乗ったくらいにして9時56分、空港に到着。

空港に入るにはまず金属探知機でチェックを受けないといけない。
それで大行列というか渋滞ができている。

やっと空港に入ったが出発は11時55分。約2時間あることになる。
成田便のチェックインはやたら行列ができている。
窓口が絶対的に少なく行列を作らせるのはもはやロシアのお家芸なんだろうか。
逆に考えれば、この行列がある限りは何をやっていても最低限乗り遅れはしない、ということになる。

ここでお土産を買うことにしたい。
店員は最後「カムサハムニダ」と言った。
どうやら韓国人に見えたらしい。
決死モデル:チームRナオミ

海外に行くと大体日本人に見られたことはない・・・ あ、いや、結構ある。
ミャンマーに行った時は日本人だと思われて付きまとわれた。
あとカンボジアのバッタンバンに行った時も最初から「日本人か?」と言われたものだ。
要は、その地で最も多い東アジア系外国人に見えるということなのかもしれない。
ウラジオなら確かに韓国人が多く、案内表記も日本語はなくても韓国語はあったりする。

さて、インスタと表ブログをいじりつつ行列に並ぶことにいたしましょう。

保安検査は厳重なんだか厳重じゃないんだかわからないような感じで、コーラのペットボトルも一切チェックされないまま遠されてしまった。
出国審査も行列はなくガラガラ。

そしてあとは出発を待つ身となった。

そして13時20分ごろ搭乗が始まる。
いよいよロシアを去る時がやってきた。
ボーディングブリッジを渡る。
さらばロシア!

3+3のエアバス319の機内では通路側の席に座ったが、真ん中の席の青年が「体調悪いんでよくトイレに立つので席変わってもらえませんか」という。
まあそれはそれで合理的ではあるが、真ん中の席を押し付けるとは中々の度胸ではないかね?

ともかくも成田空港に到着し、全日程終了。
Wi-Fiルータを返却し、後はスカイアクセス線で帰るだけ。
決死モデル:チームT美川

 

 

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