今年のコミケは進撃の巨人のエロコスプレもあったが、一方ではこんなこともあったらしい。
寅さんは遠くなりにけり・・・
もうそんな時代なのかねえ。
そう思うと、柴又に行ってみたくなった。
まずは新鎌ヶ谷で北総開発線に乗って高砂方面を目指す。
東松戸では成田空港からのアクセス特急が追い越していった。
こちらは羽田空港行きの各駅停車である。
(決死モデル:チームRナオミ)
そして矢切に到着。
細川たかし「矢切(やぎり)の渡し」を歌ったが、松戸市の地名としては「やきり」となる。
その矢切駅の改札の前には、矢切の渡しの船が展示してある。
地下駅である矢切駅から外に出て、いったん矢切の渡しとは反対側に歩いてみる。
坂の上に、何やら塔がある。
これは、千葉県企業局栗山浄水場の配水塔であり、昭和12年に竣工したもので、平成18年には日本土木学会の土木遺産に認定されているという程由緒正しいものである。
(決死モデル:チームTアンヌ)
このように高い所にある塔に水を上げて、その重力で各世帯に配水するというやり方を取っていたようである。
このような配水塔は、他の場所でも見ることができ、近代建築として何かの史跡に認定されている所も結構多い。
さて、あとは矢切の渡しに向けて歩いて行きましょう・・・
ここから矢切の渡しへは、崖のような所を降りて江戸川の河川敷を目指すことになる。
崖の下の方に下りると、一面のネギ畑が広がる。
いわゆる「近郊農業」というやつである。
江戸川の堤防に登り、「野菊の墓文学碑」のある方向を望むとこのようになる。
(決死モデル:チームY城ヶ崎)
遠くに見えるこんもりとした森林が崖となり、あの中に矢切神社や文学碑などがある。
ちなみに、この意味不明な形の碑は、「日本の音風景100選」の碑であるという。
さて、では矢切の渡しに乗って柴又を目指しましょう・・・
河川敷のグランドの脇を通っていくと、政夫や民やも渡ったであろう矢切の渡しの渡船場がある。
・・・と思ったら。
そりゃ博物館だって図書館だって休日の翌日は休みになるだろう。
観光地なら大概そういうものかもしれない。
しかし、松戸市観光協会のページには「月曜休み」なんて書いてないですけど・・・!?
だったらちゃんと書いといてくれって言う・・・!
怒るでしかし。
結局、次の案件もあったのでもう柴又行きは諦めることに。