アニメイトの募金箱に寄付 #prayforkyoani

18日に京アニで発生したテロ事件に関し、その京アニにも卒業生を輩出している大阪芸大の教授が意味不明な寄稿をしたのだという。
(現在は消去)

他の人が魚拓を取っていたので、それを読む限りでは、現状認識から論評から、かなり支離滅裂な誹謗中傷で、実話週刊誌か夕刊紙かというほどの下劣さしか感じなかった。

一応、京アニの成立の経緯や、昭和からのアニメの歴史には一応知識があるようだった。
ただ、「一貫して学園モノが主力である」ということをもって「学園物は、この中高の共通体験以上の自分の個人の人生が空っぽな者、いや、イジメや引きこもりで中高の一般的な共通体験さえも持つことができなかった者が、精神的に中高時代に留まり続けるよすがとなってしまっていた」だのと言われてしまうと、うっかり漫画一つ読めやしない。
この世に出ている漫画の多くが、高校を舞台にしているではないか。京アニ作品に限らず。

で、「終わりの無い学園物のアニメにうつつを抜かしている間に、同級生は進学し、就職し、結婚し、子供を作り、人生を前に進めていく
・・・いやいや、そんなことは分かってます。というか人生の選択肢は結婚して子供を作ることだけ? 人様の人生のあり方まで口出しするのはセンスが昭和だよ。

でまた、「いくらファンが付き、いくら経営が安定するとしても、偽の夢を売って弱者や敗者を精神的に搾取し続け、自分たち自身もまたその夢の中毒に染まるなどというのは、麻薬の売人以下だ
・・・それを言い出したらディズニーランドとかどうなる? あれは「日常」をなるべく遠ざけるようにパーク全体を設計してるんだぞ。園内から外の高速道路が見えないように、とか。
ディズニーに限らずこの世の娯楽産業やコンテンツ産業なんて「偽の夢」だろうよ。

あげく、「人生がうまくいかなかった連中は、その一発逆転を狙う。だが、彼らはあまりに長く、ありもしないふわふわした夢を見させられ過ぎた。だから、一発逆転も、また別の夢。かならず失敗する。そして、最後には逆恨み、逆切れ、周囲を道連れにした自殺テロ

つまりあれか? 「お客さんに現実を見せないから、こんなテロを引き起こされて当然」みたいな論理なのか?
「ミニスカートはいてるから痴漢される」とかそんなのと一緒じゃないか?

これが「東大を卒業された大学教授」の文章として、いかにもアカデミックな評論として世に出されるというのだから寒心に堪えない。
というかこの人自身、まともに高校生活やら社会生活やらを送れているのだろうか?

公式ページでは「教授博士」を自称しているが、こんな人いままで見たことがない。
ここまで来ると「世の中にはこんな人もいるんだなー」という気にすらなってしまう。

この凄惨な事件の副産物として、このようなおかしな人が可視化されてしまった、ということになりそうである。

さてー、おかしな人ついでにこちらもダークツーリズムしてみますか・・・

ということで新八柱から武蔵野線に乗って南越谷ナンコシへ行き、そこから東武とぶてつに乗り換えることにする。
東武【とぶてつ】では区間急行は「Section Express」と呼ぶらしい。
ともかくも南栗橋ナンクリ行きの区間急行に乗る。
決死モデル:チームPペギー

というか起床事故で結構余裕がないんだけど・・・
かなりスケジュールを詰めていかないと、次の予定に間に合いそうにない。

ところで、今回は京アニを偲ぶ旅であるだけに、衣装も京アニにちなんだものにしたい。
(できるだけ)

ということで、今日のブラウスは「ToLoveる」のキョーコ(バンダイ フィギュアマイスター)・・・ってこれは京アニじゃなくてXEBECか。
ただ、スカートと靴は同じバンダイのフィギュアマイスターで「涼宮ハルヒの憂鬱」の朝比奈みくるの大人バージョン。

いずれも、初出から10年以上が経過しており、最近ではヤフオクでの入手も難しくなっている。
今後の枯渇に備え、できるだけ買い占めておきたいところである。

つまりは、いつもと変わり映えしない恰好ということになる。

そして春日部に到着する。
春日部の発車メロディーはクレヨンしんちゃんの歌で、クレしんで町おこしを図っていることが見て取れる。

ここからは東武野田線に乗ることにしたい。
1分の乗り換え時間だったので半ばあきらめていたが、もしかしたら走れば乗れたかもしれない。
つくづく惜しいことをしたが、ここは10分待って次の電車に乗ることに。

そして大和田に到着。時間は10時12分。
駅舎は、東武とぶてつらしい浅い屋根の地上駅だった。
決死モデル:チームYジャスミン

次の予定に間に合うには、10時43分の大宮行きに乗らないといけないので、許された時間は片道約15分ということになる。
ネットで流れる情報を見る限りでは、例の家賃4万円のアパートは駅から歩いて15分ぐらいの所にあるらしい。
バスの便があるわけでもなく、早足でもないとかなり微妙な時間である。

ということで、田園地帯と住宅地が相半ばする地帯を、Googleマップを頼りに急ぐ。

・・・と、あれは・・・!

それらしきアパートには報道陣が詰めかけている。
事件から数日たって、そんなに取材することでもあるのだろうか?

・・・と思ったら、どうやら今日が警察による家宅捜索とのことだった。
この話は全然知らなかった。
もしかして俺は「呼ばれた」のか・・・?

そう思ってスマホのカメラを起動しようとしたら、
「レンズが汚れています。拭いてから起動してください」などとダイアログが出てくる。
普段はこんダイアログなんて出てきたことはない。
試しに、鼻の頭の脂をレンズにつけて起動してもそんなのは出てこない。
それが、さっきに限って出てきたのだ。
むしろこれは「来るな」と言われてるのか・・・?

それはともかく、写真を撮ったら大和田駅に戻らないといけない。
汗だくで早足で歩き、どうにか10:43の大宮行きに間に合うことはできた。

そして11時50分に大宮に到着。
人の流れの中で決死を試みるも罰当たり
いや、そもそもが本来の意味で罰当たりな旅行である。
決死モデルチームPウメコ

大宮から湘南新宿ラインに乗るのは11時12分なので、大宮で許された時間は20分強。
その間に、大宮のアニメイトで募金してこようという腹である。

しかし野田線の大宮駅というのは大宮駅東口の隅っこにあり、アニメイト大宮店というのは逆に西口の南側にあるのである。
大宮駅の人込みをチャプチャプとかき分けてアニメイトへ・・・

レジの前の募金箱は、行列が引きも切らない感じである。
客層としては腐女子が多そうな感じ。

と思ってウメコの衣装替えをして、人が途絶えたところでさあ募金・・・
と思ってカメラを構えたら「バッテリー切れです」だと!?!?

もうだめだこりゃ。
呼ばれてないんだ。
大宮にいちゃいけないんだ。
やっぱりダークツーリズムなんてしちゃいけないんだ。

アニメイト大宮店のおねいさんにしてみると、
「募金したふりして1万円の写真を撮るだけだった怪しい男」にしか見えなかっただろう・・・

仕方がないので仕切り直し。
湘南新宿ラインの車内でカメラに充電する。

そして新宿に到着。
湘南新宿ラインの新宿駅のホームは南側にずれている。
そこから新宿駅の東側にあるアニメイトへ一直線である。

店には「大型動漫商品総合店」と書いてあり、銀聯や支付や微信支付での支払いも可能となっている。
日本のアニメが、いかに中国市場を席巻しているかということを示している。

その新宿店のレジにある募金箱は大宮店の募金箱より大きく、そしてレジに並んでもいなかったので、比較的余裕をもって募金することができた。

お金を入れると、店員が「ご協力ありがとうございまーす!」という。


ちなみにファッションチェックは、バンダイ フィギュアマイスター「涼宮ハルヒの憂鬱」ちゅるやさん イエローバニーとなる。

 

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